映画 『アナベル 死霊人形の誕生』

COMMENT

呪縛は人知れず蔓延していく。
実在のウォーレン夫妻から人形の持ち主、そして作り手へ…時を越えた実録ホラーのアベンジャーズ!
関係者の悲劇と闘いへの慰霊、そしてホラーへの愛と詩的なドラマが詰まっている。

清水崇(映画監督「呪怨」「こどもつかい」「9次元からきた男」など)

カカシ、古井戸、錆びついた小型昇降機、そして不気味なアナベル人形。薄幸の少女たちの寂寥と共にこれらの不吉なモチーフが脳裏に焼き付きます。全編にちりばめられた濃厚で絵画的な画面から、盛りだくさんの恐怖がこれでもか!と襲ってきて、最後の最後まで目が離せません。

伊藤潤二(漫画家『富江』『うずまき』など)

死霊人形の誕生を観てから我が家にある人形の眼を観るのが怖くなってしまいました。
可愛いもの程恐いのです!

ピーコ (ファッション評論家)

最初からジェットコースターのようで、ハイスピードでどんどん恐怖が迫ってくる。
お化け屋敷に招かれたよう、めちゃくちゃ怖いよねー!

はるな愛 (タレント)

ポルターガイスト、エクソシスト、
全てを超越した悪意を、人はアナベルと呼ぶ。

山口敏太郎 (作家・オカルト研究家)

アナベルからは絶対に逃げられないという恐怖が110分間ノンストップで押し寄る。
どこに隠れても逃げ場所がないギリギリの恐怖は真に迫った興奮を体感できる。

鈴木貴大 (シネマトゥデイ) 

惹きつけ、怯えさせ、弱らせ、叩きのめす。暴力的なまでの恐怖の連鎖。
これが始まりの物語であることを思い出したとき、恐怖が絶望に変わりました。

レイナス (ホラー通信)

優れたAVとホラーは似ている。
限られた空間の全てを使い、焦らしに焦らされた上でやってくる絶頂。
僕にとってアナベルは、メキシコでホラー童貞を卒業した、忘れられない相手となった。

霜田明寛 (永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン・チェリー編集長)

 『死霊館』シリーズはいつも想像を超える恐怖を体験させてくれるのだが、今回も観たことを後悔するほど恐い。アナベルには怪奇映画の遺伝子とJホラーの血が流れているからだろう。彼女は最恐のホラー人形へと進化した。

松江哲明 (ドキュメンタリー監督)

人気の死霊館シリーズだけあって、息をする暇もない展開。同時に、映画の小道具や美術がなんとも素晴らしい。恐ろしいながらも見入ってしまいます。美しく恐ろしい。シリーズ最新作にして、最高傑作だと思います。ぜひ映画館で!

チョーヒカル (アーティスト)

本当は君たちホラー女子なんだろ?っていうくらい、みんな見事に怖い方へばっか引っかかってきてくれて、 職業柄、徹夜してお化け屋敷が完成した時のモニタールームでの喜びに似た爽快感で観れる。 やはりジェームズ・ワンと僕は趣味が合う。

マイケルティー・ヤマグチ(お化け屋敷のスペシャリスト/株式会社オバケリアCEO)

21世紀ホラーのアイコンとなった呪いの人形アナベル その恐ろしい正体が現れるまでは時としてJホラーを連想させる。
監督の前作よりパワーアップした描写としっかりした構成。超常現象の幕の内弁当状態だ。

田野辺尚人(別冊映画秘宝編集長)

ただちょこんと“座っている”だけでトラウマ級の魔力をまきちらすアナベルの原点を、正統派ゴシック・ホラーの興趣を全面的に継承して映像化。
純真な孤児の少女たちの絶叫の凄まじさが、その恐怖レベルの高さを物語る。

高橋諭治(映画ライター)

人形は、人の魂を宿す器。
邪悪な人形の誕生の秘密が明かされ、
アナベルが仕掛けた恐乱地獄の始まりだ……。

鷲巣義明(映画文筆家)

暴れず騒がず呪いで殺す。これが21世紀の人形ホラーか…
ついでに業務連絡。これ来期の講義「人形とホラー」の教材にします!受講者のみんな、結構怖いけど許してね。

菊地浩平(人形研究者/大学教員)

この恐怖体験を見逃すな!
今年、最恐映画。

(WE LIVE ENTERTAINMENT)

『死霊館』シリーズ最高傑作!
 

(DREAD CENTRAL)

恐ろしいほど不気味な映像満載、
巧妙すぎる構造に騙されるだろう。

(NERD REPORT)

サンドバーグ監督は『死霊館』シリーズを拡大させると同時に、綿密な恐怖映像を作り上げた。

(Hollywood Reporter)

1体の不気味な人形、逃げ場のない館、閉じ込められた少女たちと真っ暗な部屋。王道ホラー復活。

(The Wrap)


※敬称略/順不同