バットマン：アーカム・ナイト 好評発売中 Playstation®4

バットマン (ブルース・ウェイン)（藤 真秀）

両親を目の前で銃によって殺された少年時代のブルース・ウェインは、ゴッサム・シティに巣食う悪人どもの排除を決意した。
彼は武術や探偵技術、犯罪心理学などを学び、強靭な精神と肉体を得る訓練を行った。
犯罪者に恐怖を与えるコウモリの衣装を身につけたバットマンは、ウェイン邸に隠された秘密基地バットケイブから出動し、特殊なガジェットと乗り物を用いて犯罪者と戦う。
アーカム・シティでの出来事以来、ゴッサム市民の多くはバットマンが一番の大敵であったジョーカーを殺したことによって、自らの一線を越えてしまったのだと確信している。

アルフレッド・ペニーワース（稲葉 実）

アルフレッド・ペニーワースは様々な職業を経た後、執事としてウェイン家に雇われた。ブルース・ウェインの両親が殺害された後、アルフレッドは幼いブルースを育て、ブルースがバットマンになるのも渋々ながらサポートしていった。
またアルフレッドは料理から医療まで、多岐にわたるスキルを持っており、バットマンにとって最も信頼できる味方である。礼儀正しい振る舞いでダークナイトの存在をカモフラージュし、ブルース・ウェインの正体を疑う者の目をくらます役割も果たしている。

ルーシャス・フォックス（長 克巳）

現在ウェイン・エンタープライズのCEO兼会長であるルーシャス・フォックスは、実業界では引っ張りだこのビジネスマンであり、ブルース・ウェインの最も信頼できる味方の1人でもある。
フォックスは賢く経験豊富なビジネスマン、起業家、発明家である。ウェイン・エンタープライズとウェイン財団を管理する他に、フォックスはブルース・ウェインの裏の顔であるバットマンのための武器、ガジェット、車両、アーマーなどの開発にも誇りを持っている。
最近彼がダークナイトに提供した物品としては、新しくなったバットモービルやガジェットがアップグレードされたバットスーツなどが挙げられる。

ジェームス・W・ゴードン（水内 清光）

ジェームス・W・ゴードン市警本部長は、ゴッサム・シティ警察署の腐敗を一掃するためにキャリアを捧げてきた。そして、その目標もいよいよ達成に近づいてきた。
犯罪を取り締まりながら、市民にとってより安全なゴッサム・シティを築くために、ゴッサムのもう1人の犯罪取締人でありバットマンの名で知られる、ミステリアスな自警主義者と同盟関係を結んだ。
アーカム・シティの閉鎖とジョーカーの死後、ゴッサムでは比較的平和な日々が続いており、犯罪も少なくなっていた。この成果を見て、次の市長の有力候補はゴードンではないかと感じている者は少なくない。

バーバラ・ゴードン（オラクル）（有賀 由樹子）

ゴッサム市警本部長ジェームス・W・ゴードンの娘であるバーバラ・ゴードンは、長年バットガールとしてバットマンと共に犯罪を取り締まってきたが、下半身不随になり車椅子生活を余儀なくされた。
それからバーバラは、オラクルという名前でコンピュータの専門知識を武器にバットマンをサポートし、現場で犯罪と闘う彼にあらゆる情報を提供している。

ここ何年かで、バーバラはティム・ドレイク、またの名をロビンと恋愛関係に発展した。

キャットウーマン（藤村 歩）

生き延びる術をゴッサム・シティの路上で学んだ孤児セリーナ・カイルは、生き抜くために窃盗の道を選んだ。盗むのであればきちんとやろうと決意した彼女は格闘技と体操のトレーニングを積み、盗みのスキルを磨いていった。
彼女の犯罪行為は不本意ながら利他主義的な気質があるため、必ずしも悪人ではなく、時折正義の味方になることもある。バットマンとは複雑で敵対的な関係を維持しているが、異性としてのロマンチックな関係に変わることもある。
アーカム・シティの閉鎖以降のキャットウーマンの動きは不明だが、派手な手口の強盗が未だに後を立たないため、まだゴッサムに身を隠しているようだ。

ナイトウィング（最上 嗣生）

「フライング・グレイソンズ」として知られるアクロバット一家の末っ子だったディック・グレイソンは、ある日サーカスで両親がマフィアのボスに金を奪われ、殺害されるのを目撃した。
ブルース・ウェインは幼い孤児だった彼を引き取り、共に犯罪と闘うパートナー、ロビンとして訓練した。
その後、バットマンの影で生きるのが嫌になったグレイソンは、自分を認めてもらうために1人でBlüdhavenに移り、ナイトウィングという新しい名前で犯罪に立ち向かうようになった。

ロビン（小松 史法）

ティム・ドレイク少年はグレイソン夫妻が殺された夜、サーカスの観客席におり、バットマンが飛び出すのを目撃していた。バットマンの英雄的行為に影響を受けたティムは、バットマンとロビンの行動を追う。
独学で学んだ探偵のスキルを用いて2人の正体を見破ったティムは、終わりなき悪との戦いには新しいロビンが必要だとブルース・ウェインおよび現在ナイトウィングとなったディック・グレイソンに訴えた。
ダークナイトから厳しい特訓を受け、ティムはロビンを名乗る資格を勝ち取り、その名にふさわしい活躍を続けている。

ここ何年かで、ティムはバーバラ・ゴードン、またの名をオラクルと恋愛関係に発展した。

アーカム・ナイト（滝 知史）

南米にある軍事訓練施設の発見を除いては、アーカム・ナイトに関する情報はほとんどない。ゴッサムに現れてからは瞬く間に大胆不敵な極悪犯罪人として知られるようになった。
スケアクロウと手を組んだ彼はバットマンを必ず殺すことを誓い、その目的を果たすためなら手段を選ばない。

ハーレークィン（古城門 志帆）

ジョーカーの治療に任命されたアーカム・アサイラムの医師、ハーリーン・クィンゼル。自分はジョーカーを心から愛していると思い込み、彼のとりこになってしまった。
彼女はジョーカーの脱獄に手を貸し、「ハーレークィン」の名で犯罪に手を染めるようになった。凶暴で予測不能なクィンはジョーカーに認められることしか頭にない。
危険人物ではあるが、彼女もある意味、ジョーカーの冷酷で気まぐれな性格によって作られた被害者である。

アーカム・シティで愛する人が殺されたことに対する復讐は失敗に終わっている。現在ハーレーはジョーカー一味を仕切っており、ジョーカーを殺した張本人であるバットマンに対する新たな攻撃を企んでいると噂されている。

ペンギン（間宮 康弘）

エキセントリックな犯罪首謀者。巷では彼の怪しいビジネス取引は有名である。裕福なコブルポット一族に生まれたオズワルドは少年時代に海外留学を経験する。一族が没落すると、彼はロンドンのストリートで犯罪を学んだ。
後にペンギンと名乗るようになり、ゴッサムで武器を裏取引し、街の地下組織を支えるための多くの違法金融取引を行っている。
アーカム・シティでの屈辱的な敗北を味わったペンギンは再び姿を現し、North Refrigerationというダミー会社を通してゴッサムの占領軍に武器を密輸している。

リドラー（岩崎 ひろし）

常に注目を浴びたいという強迫観念にかられているエドワード・二グマ。ゴッサム・シティで最も知的な犯罪者になりたいがために、犯罪現場の周辺にはあえて手掛かりやリドルを残している。
リドラーの計画を阻止できるバットマンのことは強敵と認めているが、それでも二グマはダークナイトを挫折させるようなミステリーを作ることに打ち込んでおり、そのためには人殺しも厭わない。
アーカム島だけでなくアーカム・シティでもバットマンから屈辱を受けたニグマは、マント姿の正義の味方を自らの知性の前にひざまずかせるため、いつも以上に意欲的だ。

トゥーフェイス（滝 知史）

バットマンの強力な味方の1人であった地方検事ハービー・デントは、ある日犯罪者によって酸を顔にかけられ大きな傷を負った。
怪我により精神にまで傷を負ったハービーは、二面性に取り憑かれた犯罪指揮者トゥーフェイスに生まれ変わった。かつて、手品用の銀コインをお守りとして持っていたが、酸を浴びた時に片面に傷が入ってしまった。そのコインは自分の片側の顔にある傷を映し出しているものと理解している。犠牲者の運命はコインを投げて決めている。
ジョーカーの死後、トゥーフェイスは他の悪党達と共にゴッサムを滅ぼし、いよいよバットマンを倒すために動いていると噂されている。

ファイヤーフライ（蜂須賀 智隆）

ガーフィールド・リンズは映画産業で特殊効果アーティストと火工品の専門家として働いていたが、解雇されてから貧困状態へと追い込まれていった。
リンズは軽犯罪者および連続放火魔になり、自らの放火癖を満たすためにゴッサム・シティのあらゆる場所に火を付けた。化学工場に放火したある日、リンズは炎に巻き込まれて体の90%に火傷を負い、今でも酷い跡が残っている。
回復したリンズは、難燃性と耐熱性を備え、火炎放射器とロケットベルトを装備したミリタリーグレードの特殊なバトルスーツを作り上げた。