藤原竜也

この映画に出演させていただくことが決まり、初めて「僕だけがいない街」の原作漫画を読みました。読み始めから最後まで、ページをめくる手が止まりませんでした。早く続きが読みたくて仕方ありません。「時間を行き来する」特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じるか、常に試行錯誤しながら取り組みました。また、大活躍の有村架純さんという若く才能のある方と初めて組ませていただけたことが、今の自分にとって大きな刺激になりました。

1982年生まれ、埼玉県出身。蜷川幸雄に見出され、「身毒丸」のオーディションに合格し、ロンドンで初舞台を踏む。以降、舞台、映画、TVドラマ、CMなど幅広く活躍する。主な出演作に、『バトル・ロワイアル』(00)、『DEATH NOTE デスノート』(06)、『カイジ 人生逆転ゲーム』(09)、『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(10)、『カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜』(11)、『I’M FLASH!』(12)、『藁の楯 わらのたて』(13)、『サンブンノイチ』(14)、『MONSTERZ モンスターズ』(14)、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(14)等。

有村架純

原作を初めて読んだ時、登場人物の家族や友達への思いにすごく胸を打たれました。タイムリープという非現実な現象がもたらす話ではありますが、不思議と遠い話ではないなと思えたのは、登場人物みんなの心情がすごく鮮明に見えたからだと思います。そんな作品を映像化するにあたって、私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じることを意識しました。

1993年生まれ、兵庫県出身。高校時代に所属事務所のオーディションに合格し、芸能界に入る。「2014年にブレイクを期待するタレント」で女性部門1位となるなど注目を集めた。2015年公開映画『ストロボ・エッジ』、『映画 ビリギャル』が大ヒットを記録。第39回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞、新人俳優賞の2部門を受賞。2016年1月18日スタートのドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(16)で主演を務める。

石田ゆり子

1969年生まれ。東京都出身。1988年、NHKドラマ「海の群星」にてデビュー。映画『北の零年』(05)で、第29回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。主な出演作は、映画『サヨナライツカ』『おとうと』(10)、『悼む人』(15)、ドラマ「はだしのゲン」(07)、「夜行観覧車」(13)、「MOZU」(14)等。映画『もののけ姫』(97)『コクリコ坂から』(11)などスタジオジブリ作品では声優としても活躍。2016年4月15日スタートのNHKドラマ10「コントレール~罪と恋~」(毎週金曜22時)で主演を務める。

及川光博

1969年生まれ。東京都出身。1996年、シングル「モラリティー」でアーティストとしてデビュー。独自の音楽性とその個性が注目を集め、1998年、ドラマ「WITH LOVE」で俳優活動をスタート。以後、アルバムリリースや毎年の全国ツアーを行うとともに、TVドラマ、映画、CM等で活躍。現在に至る。主な出演作に、ドラマ「白い巨塔」(04)、「相棒」シリーズ(09~12)、「半沢直樹」(13)、映画『日本沈没』(06)、『大奥』(06)、『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(15)等。

杉本哲太

1965年生まれ、神奈川県出身。1984年、伊藤俊也監督『白蛇抄』で、第7回日本アカデミー賞 新人俳優賞ほか数々の賞を受賞。その後、映画、TVドラマ、舞台など、幅広く活躍を続ける。近年の出演作品は、映画『2つ目の窓』『HERO』『アウトレイ ジ』、ドラマでは、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」、「テミスの求刑」、舞台では「バグダッド動物園のベンガルタイガー」など。「ガイアの夜明け」「アスリートの魂」で は、ナレーションを担当している。

林遣都

1990年生まれ、滋賀県出身。2005年、中学3年生の修学旅行中に、渋谷駅のホームでスカウトされ芸能界入り。2007年に映画『バッテリー』の主演で俳優デビューし同作品での演技が評価され第31回日本アカデミー賞 新人俳優賞、キネマ旬報ベスト・テン、第22回高崎映画祭最優秀新人男優賞、第17回日本映画批評家大賞 新人賞などその年の多くの新人賞を受賞する。『ちーちゃんは悠久の向こう』『DIVE!!』『ラブファイト』(08)など多数の映画で主演を務めたほか、TVドラマにも多く出演し、活動の幅を広げている。公開待機作に、映画『グッドモーニングショー』、『にがくてあまい』、Netflixドラマ「火花」(主演)がある。

福士誠治

1983年生まれ、神奈川県出身。2002年ドラマデビュー。主な出演作品に映画『FOUJITA』(15)、『THE NEXT GENERATION パトレイバー首都決戦』(15)、『利休にたずねよ』(13)、ドラマNHK木曜時代劇「まんまこと」(15・主演)、舞台スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」(15)など。

森カンナ

1988年生まれ、富山県出身。2008年、映画『うた魂(たま)♪』でデビュー。主な出演作に、映画『しあわせのパン』(12)、『太陽の坐る場所』(14)、『HERO』(15)、『THE NEXT GENERATION パトレイバー首都決戦』(15) 、『レインツリーの国』(15)、ドラマ「びったれ!!!」(15)など。

鈴木梨央

2005年生まれ、埼玉県出身。5歳の時から芸能活動を開始。2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」で主人公・八重の幼少期、2015年NHK連続テレビ小説「あさが来た」では主人公・あさの幼少期と娘・千代の2役を演じており、話題を集めている。他、TVドラマ、CM、映画など多岐にわたって出演。ドラマ「Woman」(13)、「わたしを離さないで」(16)、『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』(15)、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(15)の主役の女の子役(吹き替え)では日本史上最年少でカンヌ映画祭のレッドカーペットを歩き、話題を集めた。

中川翼

2005年生まれ、神奈川県出身。ドラマ「ORANGE」(15)、「わたしを離さないで」(16)、映画『ヒロイン失格』(15)ほか、CMにも多数出演。今後も様々な分野での活躍が期待される。

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