この映画には描くべきテーマがありました。伝えたい絆がありました。 笑ったり、泣いたり、驚いたりの連続ではありますが、ご覧いただいた後に皆様に何か少しでも心に残るものがあればこの上ない喜びです。運命や自然の残酷さが容赦なく襲いかかりますが、それに屈することのない兄弟の力強い物語を最高のキャスト、最高のスタッフで撮り上げました。ぜひぜひお楽しみください。

観た瞬間、「エドがいる!」って驚いて、冒頭からアクション全開で一気に世界観に引き込まれました。この物語を1本の映画にまとめるために大変苦労をされたと思いますが、原作への寄り添い方とずらし方が絶妙で原作ファンの皆さんにも「こう来たか!こう来たか!」って、全編飽きることなく、楽しんで頂けると思います。そして山田涼介くんが、エドが背負った罪を見事に表現されている。エドとアルの兄弟は、壮大な旅の中でどんな選択をするのか。エンドロールできっと、涙が溢れてくると思います。純粋に楽しかった。自分でマンガを描いておいて何ですが(笑)

Q:なぜ、今、「ハガレン」実写映画化なのか? そして伝えたいこと。

「天地人」が揃ったからです。「天」は、実写化は邦画では不可能と言われていましたが、飛躍的に進化した日本映画のCGレベルをもってすれば十分可能であること。「地」はワーナー・ブラザースだからこそできる日本から世界への強い発信。「人」は映画監督そして紛れもなく天才CGクリエーターでもある曽利文彦の存在です。エドとアルの壮大な冒険物語から、生きるために必要な「愛と勇気」と「苦悩」、そしてその果てにある人と人との絆の素晴らしさを感じ取っていただきたいです。

Q1:作品をご覧になっていかがでしたか?

ここに新たな「鋼の錬金術師」が誕生した…と胸が震えるほどに、実写版としての魅力に溢れていました。

Q2:原作・アニメファンに実写版「ハガレン」をどのようにご覧頂きたいですか?

あのエド、アル、ウィンリィが、「ハガレン」のキャラクターたちが間違いなくスクリーンの中にいました。そして曽利監督の凄まじいまでのCGアクションが「ハガレンの」世界観を鮮やかに色づかせていました。とにかく観てほしい!今の、この気持ちを感じてほしいです。

Q1:作品をご覧になっていかがでしたか?

とてもとても感動しました。新たな鋼の錬金術師ですが、よく知っている懐かしい鋼の錬金術師でもあり、作品世界を現実のようにリアルに身近に感じ、夢中になって観させていただきました。

Q2:原作・アニメファンに実写版「ハガレン」をどのようにご覧頂きたいですか?

観終わった後の充実した気持ち、私の中にも本作への愛がしっかりある、という不思議な確信。色々な気持ちが溢れてきて、いつも応援して下さっている皆様と分かち合いたいな、と思いました。