Q.どういうところから製作の発注を受けますか?
A.最近は、民俗資料館、個人的にやっている小さな美術館や記念館、またテレビの特撮のためなどが多い。一方まるっきりプライベートな発注もあり、例えば、女房・娘・旦那の蝋人形を作ってくれと言われることもある。そういう場合は、えてして“自分の前からいなくなってしまった人”、つまり離婚して出て行った妻、嫁にいってしまった娘などが多い。気味悪いですが、実際の話です。また、蝋人形の製作は一体につき150〜800万円かかるので、発注してくる方もお金持ちでわがままな方が多い。つまり、“わがままで反抗的だった女房も、人形にしておけば優しく微笑んでいるので手許においておきたくなる”、空間を蝋人形で埋めているのでしょう。フフ。
Q.今までに受けた変なオーダー
A. 作家の都築響一さん(著書「TOKYO STYLE」「珍日本紀行」等)に依頼され、人のプライベート・パーツ(!)だけを製作した。フランスの美術館や原宿で展示されたが、警察に逮捕されるのではないかとドキドキしていた。大丈夫だったので・・・良かった・・・。
Q.生きた人間で蝋人形を製作することはできますか?
A.そんなことをする必要はない(キッパリ)。協力してくれたら実験してみてもいいが・・・。
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