砂漠の真ん中で目を覚ましたルシファーは、天使の羽を取り戻しており困惑する。そして自分の身に何が起こったか、またなぜ起こったかを知ろうと、クロエに助けを求める。一方新参者であるマーカス･ピアース警部補は、厳格な態度で振る舞っていた。そしてルシファーがまたもや危険な状態に陥ったことで、捜査もうまくいかない。さらに深い秘密が明らかになるサード･シーズンの第１話。

リンダは、ルシファーが“罪人”シナーマンを追うことに集中しすぎ、自分の幸せをないがしろにしていることを懸念する。ルシファーとクロエの間では緊張が高まる。だが今は、意見の相違を乗り越え、事件を解決しなければならない。一方、マーカスの過去が明らかになり、シナーマンは、予想していたよりもはるかに危険な人物であることが判明する。

ルシファーやドクター・リンダと話したメイズは、自分が人生でもっと多くのものを得ようとしていることに気づき、ある厄介な事のためカナダへ向かうことにする。だがクロエは、そんなメイズが狡猾な詐欺師にだまされているのではないかと懸念する。そして、ルシファーとクロエが詳しく調べていくうちに、驚くべきことが判明する。詐欺師は、彼らの想像よりもっと近くにいたのだった。

青少年カウンセラーが殺害されているのが見つかる。ルシファーとクロエは犯人を捜すために、富裕層向けの更生プログラムの世界に潜入する。一方アメナディエルは、ルシファーに協力するために自分のライフスタイルを変えることにする。そしてクロエはピアース警部補に、自分のことをどう思っているのかと聞く。

食品化学者が殺害される事件が起こる。ルシファーとクロエが捜査を進めていくと、２人は予想もしなかった相手と対面する。弁護士のシャーロットだ。一同は、シャーロットが戻ってきたことに驚かされる。そしてルシファーは彼女がなぜ戻ったのかを理解しようとするうちに、事件を解決に導く衝撃的な発見をする。

ルシファーは“偽の元妻”ことキャンディが行方不明になったことを知り、急遽エラと共にラスベガスへ向かう。２人はキャンディを見つけようと協力するが、捜査を進めるうちに興味深い秘密が明らかになっていく。一方クロエは、自分の誕生日の日にルシファーが現れず、がっかりする。リンダは、そんなクロエを元気づけようとする。

ある記者が、疎遠になっている自分の妻がルシファーと寝ていることを知り、ルシファーへの復讐を企てる。だが記者の妻が実はリンダだったということが明らかになり、事態はとても厄介なことになる。そこに過去の連続殺人犯が再び姿を現すと、ルシファーは悪評ばかりか命までも危険にさらされる。

殺人事件がセレブ専用の出会い系アプリに関係していると知ったルシファーとクロエ。２人は事件を解決するためソーシャルメディアをかたっぱしから捜査する。一方、エラはシャーロットを避けようとする。アメナディエルは、リンダが元夫の死を受け入れ、乗り越えられるよう、手を差し伸べる。

ルシファーが親切にした相手が、次々と死体で発見され、心配するルシファーとクロエは捜査を進めていく。そして、２人はついに“罪人”シナーマンと対面する。一方、銃弾を受けて休職していたピアース警部補は、職場に復帰する。シャーロットは新たな仕事に就き、アメナディエルは新たな恋の相手を見つける。

“罪人”シナーマンを捕まえた今、ルシファーは自分の“悪魔の顔”を取り戻すためなら何でもする覚悟でいた。しかし、また別の人間の命が犠牲になろうとしている。ルシファーは人間を見捨てるのか？ それともルシファーの良心が人間を救うのか？　一方、トリクシーはシャーロットと初めて会う。トリクシーは自分の父親とシャーロットの関係について、シャーロット本人に問う。

ルシファーが初めてロサンゼルスに来た当時を描く、フラッシュバックのエピソード。アメナディエルは弟を連れ戻しに地上へやって来るが、強盗に襲われる。驚いたアメナディエルは、強盗犯を見つけ出すためにルシファーに援護を求めるが、ルシファーは条件付きで協力すると答える。一方、まだ別れていないクロエとダンは、ＭＭＡファイターの殺人事件について捜査を進めていた。

ピアース警部補の正体が明らかになり、ルシファーは彼の目的を探ろうとする。ピアースの捜査にクロエの協力を得ようと、ルシファーはクロエが追っているプロのサーファーが殺害された事件の捜査を手助けしようとする。しかし、事件解決のために必要以上に力を入れてしまう。一方、アメナディエルは自分の体に関する問題に直面する。

暖かく快適なロサンゼルス郊外で、化学の教師が遺体で発見される。その教師はエクスタシー(幻覚誘発剤)製造から一転、教師となって教壇に立っていた人物だった。犯人を捜し出すため、ルシファーとピアースは秘密裏に捜査を行う。一方メイズは嫌悪感を抱いていた相手に対し、好意を持つようになっていた。そしてシャーロットは秘密を打ち明けることになる。

ダイヤモンド泥棒が殺害された事件を捜査するクロエとルシファー。２人が捜査を進めていくと、エラの兄弟が容疑者として浮上する。エラは兄弟の無実を証明するために奔走し、意外な味方を得る。一方、シャーロットはリンダの協力を求めて彼女のもとへ行くが、リンダは動揺する。そしてピアース警部補はアメナディエルが抱える問題について、本人と腹を割って話そうとする。

あるベストセラー作家が殺害される。ルシファーとクロエは、その女性小説家が過去に出会った人たちを基にして小説を書いていたことを知る。犯人を捕まえるために、ルシファーとクロエは小説家の高校の同窓会に潜入する。一方アメナディエルとリンダは、自分たちの関係を公にするべきかどうかで悩む。

クロエがある殺人事件を調べていくと、ハリウッドの闇の部分が露呈する。そして罪のない被害者を守ろうとするクロエは、自らの命までも危険にさらしてしまう。またルシファーはカインを助けるため、大騒ぎを引き起こしそうな策略を思い付く。だがアメナディエルとメイズがその策略に関わるようになると、事態は予定どおりには進まなくなる。