北極海で任務にあたる合衆国海軍駆逐艦ネイサン・ジェームズ。そこには、未知のウイルスの始原株を探すべく、2人の民間のウイルス学者が乗船していた。4か月間の特殊任務を無事に終え本国へ帰還しようとした矢先、海に出ている4か月の間に人類の80%以上が謎の伝染病で死亡していることが判明。政府も何もかも崩壊寸前で、人類が壊滅の危機に瀕しているという恐ろしいニュースが飛び込んでくる。人類に残された頼みの綱は、ウイルスから隔絶された世界にいた216人の戦艦の乗組員たちのみ。アメリカ政府関係者の命令によって一同は帰路に就く。だが彼らは、祖国が出発前とは全く変わってしまったこと、最も安全な場所で致死性ウイルスの治療薬を開発するためには、駆逐艦に乗って海で行うしかないということに気づく。果たして人類の運命は!?