ワーナー・ブラザース在籍中、J.K.ローリングの小説「ハリー・ポッター」シリーズの映画化権獲得の任務を担当し、最初期の段階からこの大ヒットシリーズに関わり、全8作品を監修。最初は製作総指揮として、のちに独立系プロデューサーとして携わった。
最近、J.K.ローリングの魔法世界に戻り、世界的大ヒット作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(16)で、デイビッド・ヘイマン、スティーブ・クローブス、脚本も担当したローリングとともに製作に携わった。デイビッド・イェーツが監督したこの作品には、エディ・レッドメイン、コリン・ファレル、キャサリン・ウォーターストン、サマンサ・モートン、ダン・フォグラー、エズラ・ミラーが出演している。
それ以前には、アクションアドベンチャー『コードネームU.N.C.L.E.』(15/ヘンリー・カビル、アーミー・ハマー出演)の共同脚本と製作を担当。同作は、ガイ・リッチー監督とチームを組んだ3本目の映画であり、ふたりのジョイント製作会社リッチー/ウィグラム・フィルムズが担当した初めての作品でもある。
同じくリッチー監督の『シャーロック・ホームズ』(09)では製作/共同原案を務め、伝説の探偵とワトソンを演じるロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウとチームを組み、続編『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(11)でも製作を担当した。
また、『奇跡のシンフォニー』(07)、『ガフールの伝説』(10)の製作総指揮を務め、『セブンス・サン 魔使いの弟子』(14・未)では製作を担当している。
ワーナー・ブラザースの重役として、『シザーズ・カップ』(99・未)、『スリー・キングス』(99)、『シャーロット・グレイ』(01)などにも携わった。
ワーナー・ブラザースに入社する前は、インディペンデント映画の世界で重役およびプロデューサーとして10年間働いた。レニー・ハーリンとジーナ・デイビスの会社を運営し、また、アライブ・フィルムズではシェップ・ゴードンとキャロリン・ファイファーのもとで仕事をした。プロデューサーのエリオット・カストナーの雑用係としてハリウッドでのキャリアをスタートさせた。やがてカシアン・エルウィズと提携したカストナーのもとで数本の低予算映画の製作を担当しながら、次第に地位を上げていった。
英国育ち。イートン・カレッジとオックスフォード大学で学んだ。オックスフォード大学では、オックスフォード・フィルム基金の共同設立に携わった。
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