14歳で衣装の世界に入り、放課後に地元の劇場で仕事をし始めた。ホーンジー・スクール・オブ・アートで芸術(絵画/パフォーマンス/映画製作)の学位を取得して卒業後、ロンドン・パラディウム・シアターで仕事をして学費を賄いながら、国立映画TV学校で映画と衣装デザインを学び、経験を積んだ。
その後、英国映画協会(BFI)の短編/長編映画で衣装デザインを担当し、英国で最も革新的でクリエイティブな監督たちと仕事をした。また、同時期に、自身のブランドであるマニフェストを運営しながら、コマーシャルや音楽ビデオの衣装デザインも担当し、イタリアのファッションブランドとの仕事もこなした。
それ以来、多くの映画やTV作品の衣装を手掛けてきた。その作品には、英アカデミー(BAFTA)TV賞と王立TV協会(RTS)賞の最優秀衣装デザイン賞を受賞したTV映画「Worried About a Boy」(10)、RTS賞最優秀衣装デザイン賞を受賞したTVミニシリーズ「The Crimson Petal and the White」(11)、エミー賞最優秀衣装デザイン賞とRTS賞最優秀衣装デザイン賞を受賞したTVミニシリーズ「大いなる遺産」(11)などがある。また、TVミニシリーズ「ドクトル・ジバゴ」(02)とTVシリーズ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」(13)ではBAFTA TV賞最優秀衣装デザイン賞にノミネートされている。ほかに、「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」(12)、「Dracula」(13~14)、2017年に放送開始予定の「The Terror」といったTVシリーズも担当。映画の担当作品には、『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』(98)、『ブラック・レコード~禁じられた記録~』(09・未)、『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』(14)などがある。
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