「ニンジャ・アサシン」

ジェイムズ・マクティーグ (監督)

 20年以上にわたり、映画界で活躍。オーストラリアのシドニーで、世界中のさまざまな映画、TVを観て育ち、とくに、『忍びの者』(62)、「忍者部隊 月光」(64~66)などの日本のニンジャ映画、TVシリーズに大きな影響を受けた。そして、シドニー大学で芸術と映画を学んだ。
 「マトリックス」三部作(99,03,03)で助監督を務めるなど、ウォシャウスキー兄弟との関係が深いことから、グラフィックノベルを斬新に映画化した『Vフォー・ヴェンデッタ』(05)での監督デビューにつながった。そのほかにも、『ダークシティ』(98)、『スピード・レーサー』(08)などで助監督を担当。次回監督作は、エドガー・アラン・ポーの最後の日々を描いた『The Raven』。

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マシュー・サンド (原案/脚本)

 米ニューヨークのブルックリンで生まれ育ち、美術史を学んで、長い間、マンハッタンでアート・ディーラーとして働いた。
 ハリウッドに移り、プロの脚本家として活動を始めて以来、10本以上のプロジェクトに取り組んできた。その中には、『The Summoner』『American by Blood』、ティムール・ベトマンベトフ監督の『The Red Star』、デンゼル・ワシントン監督の第二次世界大戦を舞台にしたドラマ『Brothers in Arms』など、今後公開または製作の映画が含まれる。

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J・マイケル・ストラジンスキー (脚本)

 最近では、アンジェリーナ・ジョリー主演で高い評価を得たクリント・イーストウッド監督作『チェンジリング』(08)で英アカデミー(BAFTA)賞脚本賞にノミネートされた。現在は、マックス・ブルックスの小説に基づいたマーク・フォスター監督のSFドラマ『World War Z』、ジェリー・ブラッカイマー製作の政治スリラー『Shattered Union』、ジョエル・シルバー製作の『Forbidden Planet』、エドワード・E・スミスの小説に基づくロン・ハワード監督作『Lensman』など、数本の脚本に取り組んでいる。
 米ニュージャージー州出身だが、17歳までに20回以上引っ越しをしたために、米国各地で育った。高校卒業時にはすでに記事や短編小説を売り始めており、卒業後14年間を、新聞の「ロサンゼルス・タイムズ」「ロサンゼルス・ヘラルド=エグザミナー」「ロサンゼルス・リーダー」、雑誌の「サンディエゴ・マガジン」「ペントハウス」、さらにタイム社などに寄稿するジャーナリストとして過ごした。その間にも、サンディエゴ州立大学で臨床心理学と社会学、さらに副専攻として文学と哲学を学び、2つの学士号を取得した。
 1986年にジャーナリズムからTV界へ転身。アニメからスタートして、その後、「新トワイライト・ゾーン」(86~89)、「Jake and the Fatman」(90)、「ジェシカおばさんの事件簿」(91~93,00)などのTVシリーズの脚本を手がけるようになった。シリーズとTV映画の脚本を手がけた「バビロン5」では、ヒューゴ賞を2回、サターン賞、レイ・ブラッドレイ賞を獲得。また、米脚本家組合賞にノミネートされた「Nightmare Classics」(89)のほか、TNT放映の「Crusade」(99)、ショータイム・ネットワーク放映の「Jeremiah」(02~04)などの脚本も担当した。現在は、フォックス・ネットワーク用にロン・ハワードとTVシリーズ「Phoenix Rising」の企画を練っている。
 最近10年間は、マーベル・コミックス用にコミックも執筆しており、栄誉あるアイスナー賞、インクポッド賞生涯功労賞を獲得した「The Amazing Spider-Man」をはじめ、「The Fantastic Four」「Thor」「Silver Surfer: Requiem」などを手がけた。また、DCコミックス用に「The Brave and the Bold」も執筆している。

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ジョエル・シルバー (製作)

 映画史上、手がけた作品がもっとも多く、もっとも成功を収めているプロデューサーのひとり。『プレデター』(87)や『ダイ・ハード』(88)などの、のちの作品に影響を与えたアクション映画、4作とも大ヒットした「リーサル・ウェポン」シリーズ(87,89,92,98)、革新的な「マトリックス」三部作(99,03,03)などを含む50本以上の映画を製作。すべての媒体からの全世界での収益は合計100億ドル以上になる。
 プロデューサーとしてのキャリアのスタートは、『ウォリアーズ』(79)の製作補佐からで、その後、『48時間』(82)、『ストリート・オブ・ファイヤー』(84)、『マイナー・ブラザース 史上最大の賭け』(85)を製作した。
 1985年に設立したシルバー・ピクチャーズで1作目『コマンドー』をヒットさせ、続いて『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』(86)、『プレデター』を製作した。同社は「リーサル・ウェポン」(87,89,92,98)シリーズ、『ダイ・ハード』(88)、『ダイ・ハード2』(90)の大ヒットで第一線の製作会社としての地位を確立。さらに、『ラスト・ボーイスカウト』(91)、『デモリションマン』(93)、『リッチー・リッチ』(94)、『エグゼクティブ・デシジョン』(96)、『陰謀のセオリー』(97)などを製作した。
 2005年にはナタリー・ポートマン主演で、名作グラフィックノベルを基にしたアクション・スリラー『Vフォー・ヴェンデッタ』、ロバート・ダウニー・Jr.、ヴァル・キルマー、ミシェル・モナハン主演、(『リーサル・ウェポン』の脚本家)シェーン・ブラック監督、脚本のアクション・コメディ・スリラー『キスキス,バンバン』、さらに、08年には『スピード・レーサー』を製作。そのほかの主な製作作品には、ジェット・リー、アリーヤ主演の『ロミオ・マスト・ダイ』(00)、スティーブン・セガール、DMX主演の『DENGEKI 電撃』(01)、ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー主演の『ソードフィッシュ』(01)などがある。
 09年クリスマスには、ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス主演のガイ・リッチー監督による映画ファン待望の『シャーロック・ホームズ』が全米公開され、製作最新作のデンゼル・ワシントン主演、アルバート&アレン・ヒューズ監督のアクション・アドベンチャー『The Book of Eli』は10年1月に全米公開。
 また、もうひとつの製作会社ダーク・キャッスル・エンターテイメントの旗印のもとで製作されるすべての映画に対して、ゴーサインを出す完全な権利と、クリエイティブ面での全権を得る契約を結び、それらはワーナー・ブラザース映画により配給されることになっている。
 同社は初製作作品である99年の『TATARI タタリ』で当時の興収記録を破って以来、『13ゴースト』(01)、『ゴーストシップ』(02)、『ゴシカ』(03)、『蝋人形の館』(05)と次々とヒットさせた。また、ごく最近では、ジェラルド・バトラー、トム・ウィルキンソン、タンディ・ニュートン、マーク・ストロングというアンサンブル・キャストを擁したガイ・リッチー監督のアクション『ロックンローラ』(08)、ベラ・ファーミガ、ピーター・サースガード主演のホラー・スリラー『エスター』(09)などを製作。
 数多くの今後の製作、公開予定作には、ジェフリー・ディーン・モーガン、ゾーイ・サルダナ、イドリス・エルバ、コロンバス・ショート、クリス・エバンス、ジェイソン・パトリック出演で、DCコミックスのグラフィックノベルに基づくアクション『The Losers』、リーアム・ニーソン、ジャニュアリー・ジョーンズ、ダイアン・クルーガー主演のスリラー『Unknown White Male』、ジョン・キューザック主演のサイコロジカル・スリラー『The Factory』などがある。
 99年の『マトリックス』は全世界で4億5,600万ドルを稼ぎ出し、公開当時のワーナー・ブラザース映画史上最高の興収を上げた。その斬新なストーリー展開と映像は全世界で絶賛され、視覚効果賞を含める4部門で米アカデミー賞Ⓡを獲得。DVDの発売本数が100万本を超す初めての作品となり、DVDプレーヤーの普及に大きな役割を果たした。
 第2章の『マトリックス リローデッド』(03)は全世界で7億3,900万ドル以上の興収をあげ、最終章の『マトリックス レボリューションズ』(03)のオープニング週末の興収は全世界の合計が驚異的な2億300万ドルとなった。現在までに「マトリックス」三部作は全世界すべての媒体から30億ドルの収益をあげている。
 『~リローデッド』『~レボリューションズ』と並行して、シリーズの構成に不可欠なビデオゲーム「エンター・ザ・マトリックス」(03)を製作。ウォシャウスキー兄弟が脚本、監督を担当し、ジャダ・ピンケット・スミスとアンソニー・ウォンが映画と同じ役を演じた1時間の映像が使われている。また、映画に迫力を与えた独創的なアクションと斬新なストーリーに影響を受けた画期的な9本の短編で構成される『アニマトリックス』(03)では製作総指揮を担当した。
 TV界でも活躍。製作総指揮を務めた米CBS放映の「Moonlight」(07~08)はバンパイア伝説に新たなひねりを加えたロマンティック・スリラーとして人気を呼び、ピープルズ・チョイス賞“お気に入りの新作TVドラマ”賞に選ばれた。また、クリスティン・ベル主演の犯罪ドラマ・シリーズ「ヴェロニカ・マーズ」(04~07/UPN放映)でも製作総指揮を務めた。米HBOの「ハリウッド・ナイトメア」シリーズでは89年から8シーズンにわたって、また、それから派生した2本の映画『デーモン・ナイト』(95・未)と『ボーデロ・オブ・ブラッド 血まみれの売春宿』(95・未)では、リチャード・ドナー、デイビッド・ガイラー、ウォルター・ヒル、ゼメキスと共に製作総指揮を務めた。
 米ニュージャージー州メイプルウッドのコロンビア高校に在学中の67年、“アルティメット・フリスビー”というゲームを友人グループで考案。スピードのあるチーム・スポーツとして発展し、現在では50カ国でトーナメント形式の試合がおこなわれている。

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ウォシャウスキー兄弟 (製作)

 米シカゴで生まれ育ち、30年以上、兄弟で仕事をしている。1996年に、ジーナ・ガーション、ジェニファー・ティリー、ジョー・パントリアーノ主演のスリラー『バウンド』の脚本を書き、監督デビューを飾った。その後、キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン主演の「マトリックス」三部作(99,03,03)で脚本、監督、製作総指揮を担当。2006年全米公開のナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング主演、ジェイムズ・マクティーグ監督作『Vフォー・ヴェンデッタ』では脚本と製作を務め、本作主演のRainも出演したアニメ・シリーズに基づく『スピード・レーサー』(08/主演:エミール・ハーシュ)では脚本、監督、製作を務めた。

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グラント・ヒル (製作)

 『マトリックス リローデッド』と『マトリックス レボリューションズ』(共に03)で製作総指揮とユニット・プロダクション・マネジャーを担当し、『Vフォー・ヴェンデッタ』(06)と『スピード・レーサー』(08)では製作を務めた。それ以前には、ジェイムズ・キャメロン監督の『タイタニック』(97)で共同製作、テレンス・マリック監督の『シン・レッド・ライン』(98)で製作を務めている。現在製作を手がけている作品には、ブラッド・ピット、ショーン・ペン主演のマリック監督作『The Tree of Life』、マデリン・ストウの脚本・監督デビュー作『Unbound Captives』(主演: ヒュー・ジャックマン、レイチェル・ワイズ、ロバート・パティンソン)などがある。

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トーマス・タル(製作総指揮)

 プライベート・エクイティに支えられた総資金調達額15億ドルを超す映画製作会社レジェンダリー・ピクチャーズの会長兼CEO。ワーナー・ブラザース映画との共同製作および共同資金調達の契約を2012年まで結んでいる。
 05年の設立以来、ワーナー・ブラザース映画と組んで世に送り出してきた作品には、『バットマン ビギンズ』(05)、『スーパーマン リターンズ』(06)、大ヒット作『300<スリーハンドレッド>』(07)、興収記録を次々に破り、全世界で10億ドル以上をあげて社会現象にまでなった『ダークナイト』(08)、『ウォッチメン』(09)、09年夏に大ヒットを飛ばしたトッド・フィリップス監督のコメディ『ハングオーバー』(未)、同年秋のヒット作『かいじゅうたちのいるところ』などがある。また、2010年には、『タイタンの戦い』『Jonah Hex』『The Town』、フィリップスの次回作『Due Date』、2011年には『Jack the Giant Killer』、ザック・スナイダー監督作『Sucker Punch』などが全米公開される予定である。
 レジェンダリー社独自の製作予定作品も数多く控えており、その中には、『Paradise Lost』、サム・ライミが監督予定の『Warcraft』、さらに、『Kung Fu』『Gears of War』『Gravel』などがある。 
 米映画協会(AFI)の評議員、母校のハミルトン大学の理事を務めるほか、教育資金を提供する団体フルフィルメント・ファンド、そしてサンディエゴ動物園の理事も務めている。また、スーパーボウルのチャンピオンであるピッツバーグ・スティーラーズの少数民族パートナーでもある。

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ジョン・ジャシュニ(製作総指揮)

 レジェンダリー・ピクチャーズのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)。現在は、『タイタンの戦い』『The Town』『Gears of War』『Sucker Punch』『Warcraft』『Jack the Giant Killer』『Gravel』などの製作および製作準備を監修している。ごく最近では、トッド・フィリップス監督の大ヒット・コメディ『ハングオーバー』(09)、スパイク・ジョーンズ監督のヒット作『かいじゅうたちのいるところ』で製作総指揮を務めた。
 レジェンダリーに入る前は、20世紀フォックス、ディズニー、MGMと契約を結んでいる製作、資金調達会社ハイド・パーク・エンターテイメントの社長を務め、『ワイルド・タウン/英雄伝説』(04)、『Shopgirl/恋の商品価値』(05・未)、『夢駆ける馬ドリーマー』(05)、『シャッフル』(07)などの製作を仕切った。
 名プロデューサーのダニエル・メルニックのインディプロッド・カンパニーで映画製作の道に入り、『愛しのロクサーヌ』(87)、『パンチライン』(88・未)、『愛と野望のナイル』『エア★アメリカ』(共に90)などの作品にかかわった。その後、コロンビア・ピクチャーズで、『スリープウォーカーズ』『モー・マネー』『ドラキュラ』(いずれも92)、『恋はデジャ・ブ』(93)、『愛さずにはいられない』(97)などの製作準備や制作に携わった。
 次に、ワーナー・ブラザース映画と提携する製作会社ジャイアント・ピクチャーズで、アービング・エイゾフと組み、『ファンキー・サマー・ビーチ』(94・未)、『ジャック・フロスト』(98・未)、『ザ・ハリケーン』(99)などを世に送り出した。共同製作を務めた『ザ・ハリケーン』は米アカデミー賞○R主演男優賞にデンゼル・ワシントンがノミネートされた。  20世紀フォックスのシニア・プロダクション・エグゼクティブとして製作準備と制作を監修したアンディ・テナント監督作『エバー・アフター』(98)は興収1億ドルを超す大ヒットとなり、以来、テナントとのコラボレーションで何作か製作。『アンナと王様』(99)は全世界で1億2,500万ドルの興収をあげ、米アカデミー賞○R2部門にノミネートされた。また、2002年に製作総指揮を担当したロマンティック・コメディ『メラニーは行く!』は9月公開作として史上最高のオープニング興収をあげ、最終的に全米で1億4千万ドルを稼ぎ出した。

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スティーブ・リチャーズ (製作総指揮)

 ダーク・キャッスル・エンターテイメントの共同社長を務め、ジョエル・シルバーとは15年来のビジネス・パートナー。同社の事業計画において、また、次の5年間に15本の映画製作に資金を提供するCITグループ社との提携において、重要な役割を果たした。
 1999年にダーク・キャッスルが、58年のウィリアム・キャッスル監督作のリメイク『TATARI タタリ』を世に送り出す際に、その資金調達と配給をまとめて以来、同社の旗印のもとで製作されるすべての映画で製作総指揮を担当。手がけた作品には、『13ゴースト』(01)、『ゴーストシップ』(02)、『ゴシカ』(03)、『蝋人形の館』(05)、『リーピング』(07)、『ロックンローラ』(08)、『エスター』『ホワイトアウト』(共に09)、『ヒルズ・ラン・レッド -殺人の記録-』(09・未)などがあり、今後の作品には、『The Factory』、ホラー・スリラー『The Summoner』、DCコミックスのキャラクターに基づくSFアクション『Lobo』などがある。
 トニーとリドリーのスコット兄弟の製作会社スコット・フリーで制作担当者として映画界でのキャリアを開始。1995年に、シルバー・ピクチャーズに加わり、現在も同社の最高執行責任者(COO)を務めている。同社作品では、RPGゲームの映画化『ダンジョン&ドラゴン』(00)と続編(05)、『マトリックス リローデッド』『アニマトリックス』(共に03)、『キスキス,バンバン』(05)などの製作を手がけた。また、同社に入社後、ディケイド・ピクチャーズの設立に尽力し、『ザ・クリーナー』(97)では製作補佐、『ブルズ・アイ』(99・未)では製作総指揮を務めた。

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カール・ウォルター・リンデンローブ (撮影)

 ドイツのブレーメン出身でハンブルクで育った。ドイツに2校ある映画学校のひとつ、ミュンヘンのTV映画アカデミー(Hochschule für Fernsehen und Film)で映画を学んだのち、奨学金を得て、イギリスの名門である国立映画TV映画学校(NFTS)でさらに腕を磨いた。
 名監督たちとのコラボレーションが多数あり、マイケル・ケイトン=ジョーンズとは、『ロブ・ロイ ロマンに生きた男』(95)、『ジャッカル』(97)、『容疑者』(02)で、ジョン・アブネットとは、『アンカーウーマン』(96)と『北京のふたり』(97)で、ゲイリー・マーシャルとは、『プリティ・プリンセス』(01)と『幸せのルールはママが教えてくれた』(05・未)で、ウェイン・ワンとは、『メイド・イン・マンハッタン』(02)と『きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏』(05・未)で、それぞれ組んでいる。
 同じドイツ出身のローランド・エメリッヒ監督とは、まだミュンヘンの映画学校に在籍中の1980年に共同で脚本を執筆した。そのTV映画「Altosax」で撮影を担当し、それ以降、『ゴースト・チェイス』(88)、ドイツ・カメラ賞撮影賞を獲得した『MOON<ムーン>44』(90)、『アイ・オブ・ザ・ストーム』(91/エメリッヒは製作総指揮)、『ユニバーサル・ソルジャー』(92)、『スターゲイト』(94)、『インデペンデンス・デイ』(96)など、エメリッヒのSF映画で組んだ。  そのほかに撮影を手がけた作品には、ヤン・デ・ボン監督の『ホーンティング』(99)、ボブ・ドルマン監督の『バンガ―・シスターズ』(02)、ポール・バーホーベン監督の第二次大戦映画『ブラックブック』(06)、アンドリュー・アダムソン監督の『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(08)などがある。最新作は、ジョナサン・ヘンズリー監督の犯罪ドラマ『The Irishman』で、2010年全米公開予定。

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グレイアム・“グレイス”・ウォーカー (美術)

 ダーク・キャッスル・エンターテイメントとは、これまでに、『ゴーストシップ』(02)、『ゴシカ』(03)、『蝋人形の館』(05)、『リーピング』(07)、『ホワイトアウト』(09)で組んでおり、本作が6回目のコラボレーション。
 『マッドマックス2』(81)では、オーストラリア映画協会(AFI)賞美術賞を獲得。また、イアン・バリー監督の『チェーン・リアクション』(80)、ドゥシャン・マカヴェイエフ監督の『コカコーラ・キッド』(85)、フィリップ・ノイス監督の『デッド・カーム/戦慄の航海』(89・未)でも同賞にノミネートされた。
 そのほかに美術を手がけた主な映画は、ジョージ・ミラー監督の『マッドマックス サンダードーム』(85)、ピーター・フェイマン監督の『クロコダイル・ダンディー』(86)、ラッセル・クロウ主演の『人生は上々だ!』(94・未)、ジョン・フランケンハイマー監督の『D.N.A. ドクター・モローの島.』(96/主演:マーロン・ブランド、ヴァル・キルマー)、ヴィン・ディーゼル主演の『ピッチブラック』(00)、『クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』(02)、『監獄島』(07)など。

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ジャン・ガンジアーノ (編集)

 実写映画の編集は本作がデビュー。特殊効果会社VIFXで視覚効果編集の仕事を始め、『バットマン フォーエヴァー』(95)、『ボルケーノ』『フェイス/オフ』『タイタニック』(いずれも97)、『Xファイル ザ・ムービー』『ブレイド』(共に98)などを手がけた。
 1996年に、TVアニメ・シリーズ「サウスパーク」の放映開始当初からかかわり、最初の3シーズンで編集主任を担当。さらに、その劇場版『サウスパーク<無修正映画版>』(99)では編集顧問を務めた。その後も、ドリームワークスが初めてTVアニメに進出した際には、シリーズ「Father of the Pride」(04~05)で編集主任、アニメ映画『Lil' Pimp』(05)では共同編集を担当した。
 実写作品では、米HBO放映のミニシリーズ「エンジェルス・イン・アメリカ」(03)、映画『ターミネーター3』『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』(共に03)で視覚効果編集を務めた。さらに最近の作品には『レーシング・ストライプス』(05)、『最終絶叫計画4』(06・未)、米アカデミー賞Ⓡ3部門にノミネートされたメル・ギブソン監督作『アポカリプト』(06)、ウォシャウスキー兄弟の『スピード・レーサー』(08)などがある。

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ジョゼフ・ジェット・サリー (編集)

 長編映画の編集は本作がデビュー。『キャプテン・ロン』(92・未)、『ワンダフル・ファミリー ベイビー・トーク3』(93)、『不機嫌な赤いバラ』(94)、『ジャングル2ジャングル』『フラバー』(共に97)、「スター・ウォーズ」新三部作(99、02、05)、ウォシャウスキー兄弟の『スピード・レーサー』(08)などで編集助手を務め、2004年にジョージ・ルーカスが『THX1138: The Director's Cut』を発表する際には協力した。
 TVでは、「Gideon's Crossing」(00)のパイロット版で共同編集を務め、ファミリー・ドラマ・シリーズ「Wildfire」(05~08)では数エピソードで編集を務めた。

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カルロ・ポジオッリ (衣装)

 イタリアのナポリにある芸術学校(The Istituto D'ArteとThe Accademia di Belle Arti)で舞台美術と衣装デザインを学び、卒業後、ローマでガブリエラ・ペスクッチ、ピエロ・トージ、マウリツィオ・ミレノッティなどのイタリアの一流衣装デザイナーのもとで助手を務め、ジャン=ジャック・アノー監督の『薔薇の名前』(86)、テリー・ギリアム監督の『バロン』(88)、フェデリコ・フェリーニ監督の『ボイス・オブ・ムーン』(90)、マーティン・スコセッシ監督の『エイジ・オブ・イノセンス』(93)、フランコ・ゼフィレッリ監督の『尼僧の恋 マリアの涙』(94)などの映画の衣装制作にかかわった。また、アンソニー・ミンゲラ監督の『イングリッシュ・ペイシェント』(96)では衣装デザイナーのアン・ロスの助手を務め、『リプリー』(99)では、衣装デザイナー補佐を務めた。
 一本立ちしてからも、さまざまなジャンルの映画の衣装を手がけ、フランソワ・ジラール監督が高い評価を得たロマンティック・ドラマ『シルク』(07)では、ジニー賞とジュトラ賞の衣装デザイン賞を獲得。そのほかに衣装を手がけた主な映画には、スティーブン・ソマーズ監督の『ヴァン・ヘルシング』(04)、テリー・ギリアム監督の『ブラザーズ・グリム』、アンジェイ・バートコウィアク監督の『DOOM/ドゥーム』(共に05)、ジョン・アーヴィン監督の『ミネハハ 秘密の森の少女たち』(05・未)、スパイク・リー監督の『セントアンナの奇跡』、アレッサンドロ・バリッコ監督の『Lesson 21』(共に08)などがある。また、衣装デザイナーを務めた最新作はニコラス・ケイジ、ロン・パールマン主演で14世紀を舞台にしたドミニク・セナ監督のスリラー『Season of the Witch』で、2010年公開予定。
 TVでは、ウーリー・エデル監督の「アヴァロンの霧」(01)でエミー賞ミニシリーズ、映画、特別番組部門の衣装デザイン賞にノミネートされたほか、「アルゴノーツ 伝説の冒険者たち」(00)などのTV映画の衣装を手がけている。  オペラでは、リリアーナ・カヴァーニ、マウロ・ボロニーニ、フランコ・ゼフィレッリなどの優れたアーティストと組んできた。これまでに衣装を手がけた作品には、イタリア/ミラノのスカラ座で上演された「ファルスタッフ」(演出;ルッゲーロ・カプチーオ/指揮:リッカルド・ムーティ)と「ニーナ、または恋に狂った娘」、オーストリア/ザルツブルク・オペラ座で上演された「ドン・カランドリーノの帰郷」などがある。また、演出家マルコ・ガンディーニとは長年、芸術面でのコラボレーションを続けており、英ガーシントン・オペラでのロッシーニ作曲「新聞」、マスカーニ作曲「友人フリッツ」、伊アレーナ・ディ・ヴェローナでのプッチーニ作曲「ジャンニ・スキッキ」、イタリア/テアトロ・マッシモ・ディ・パレルモでのマルコ・トゥッティーノ作曲「La Lupa」などの衣装を担当した。
 また、ルカ・ロンコーニ演出の舞台作品では、オニール作「奇妙な幕間狂言」、ジロドゥ作「シャイヨの狂女」などの衣装を手がけた。

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アイラン・エシュケリ (音楽)

 英ロンドンで音楽一家に生まれ、幼少時よりバイオリンを習い、のちにギターを弾くようになり、バンドで演奏した。リーズ大学で音楽と英文学を学んだあと、映画音楽界の巨匠のひとりであるマイケル・ケイメンのもとで働き、映画音楽の作曲技術を直接学ぶことができた。
 音楽を担当した初のヒット作は、ダニエル・クレイグ主演のマシュー・ヴォーン監督作『レイヤー・ケーキ』(04)で、ワールド・サウンドトラック賞のディスカバリー・オブ・ジ・イヤー賞にノミネートされた。ヴォーンとは、ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、クレア・デインズ主演の『スターダスト』(07)でも組み、その音楽でキュー賞を獲得。また、ディノ・デ・ラウレンティス製作、ピーター・ウェバー監督の『ハンニバル・ライジング』(07)の音楽も担当した。
 最近では、歴史ロマンス『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(09)の音楽を担当。ヴィクトリア女王の若き日々を描いた同作は、オスカーⓇ受賞脚本家のジュリアン・フェロウズの脚本をジャン=マルク・ヴァレが監督し、エミリー・ブラントが主演した。また、フェロウズが、ルーシー・M・ボストンの小説「グリーン・ノウの煙突」を基に脚本と監督を担当した、マギー・スミス、ティモシー・スポール主演のゴースト・ストーリー『From Time to Time』(09)の音楽も手がけた。
 2010年公開予定作では、オスカーⓇ受賞のクリスチャン・コルソン製作『Centurion』、ドラマ『The Kid』、ヴォーン監督作『Kick-Ass』などに曲を書いている。
映画音楽以外でも、数多くのソングライターとコラボレーションをしている。アニー・レノックスの「スイート・ドリームス」「ヒア・カムズ・ザ・レイン・アゲイン」などの名曲をオーケストラとバンド用に編曲したほか、ピンク・フロイドのギタリストであるデイビッド・ギルモアのソロ・アルバム「オン・アン・アイランド」のストリングスをプログラムし、彼のツアーをサポート。また、テイク・ザットのヒット曲「ルール・ザ・ワールド」を共作したほか、最近では、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』でシニード・オコナーが歌う「Only You」を共作している。

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