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物語に厚みを加える、恭也を取り巻く3人の男たち

恭也と対立する神谷望には、ヒョロっとした男と闘っても恭也のよさが出ないと、ガッチリした体格が求められた。憎まれ役には高い演技力も必要なことから、鈴木伸之の名が挙がった。鈴木は「危うい感じでやってほしい」という要望に悩み、監督と話し合いを重ねたという。
 振り向いてくれないカッコいい男と、いつも側にいてくれる優しい男の間で揺れる。そんな女子にとっての永遠のテーマの片方の役目を担う日下部憂役は、吉沢亮に託された。これまでは元気な役柄が多かった彼もまた、新境地に挑んだ。
 恭也の親友役の健には横浜流星がキャスティングされた。原作者・八田鮎子からの唯一の願いは、「(日比谷)健くんはとにかく元気キャラにしてほしい」ということだった。溌剌として礼儀正しく、「まさに健がリアルにいたらこういう人だね」と製作陣の満場一致で決定した。

「この人以外は考えられない」とプロデューサーが粘った、親友役とドS姉役

エリカとのシーンがほとんどの三田亜由美役は、二階堂とタメを張れる演技力と、母のような包容力が必要だ。女子の共感ポイントの高い大事な台詞も多い。製作陣は門脇麦しかいないと、ひたすら彼女のスケジュールがあくのを待ち続けた。さらに佐田怜香役は、背の高い恭也を超えるドSぶりがサマになる女優と考えると、菜々緒以外に考えられなかった。撮影は2日だけにも関わらず、本編ではさすがの存在感を見せつけた。
手塚愛姫と立花マリンの役は、女子高生にリアルに「あの子たちにはかなわない」と思わせなければならない。オーディションが開かれ、文句なしにクラスで一番イケてるグループの女子に見える、池田エライザと玉城ティナが選ばれた。

10.5 Blu-ray&DVD release

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