レオン・ライ(黎明)…ヤン・ユンツォン(楊雲驄)
1986年に第5回歌唱新人選抜大会で3位入賞し、歌手デビュー。1990年にTVB十大勁歌金曲の最優秀新人賞金賞を受賞、新作アルバムが次々とヒットする。電訊公司の初代イメージキャラクターもつとめ、「天王」の称号を得る。「天涯歌女」「今生無悔」「原振侠」など人気テレビドラマに多数主演した後、映画界に進出。これまでに30本以上の出演作がある。オムニバス映画『THREE 臨死』(02)中、香港パート「going home」で台湾金馬奨(台湾アカデミー賞)の最優秀主演男優賞を受賞。ほかにも『ラヴソング』(96)『玻璃(ガラス)の城』(98)『THREE 臨死』でそれぞれ香港金像奨(香港アカデミー賞)の最優秀主演男優賞にノミネートされ、演技力を評価されている。
歌と演技にとどまらず、自身のミュージック・ビデオを自ら演出すること多数、また2003年の映画『大城小事』(04・未)では脚本・主演、と多方面で活躍し、中華圏におけるビッグスターの地位を確立。近年の映画出演作にはほかに『インファナル・アフェア3 終極無間』(03)『ヒロイック・デュオ-英雄捜査線-』(03)などがある。
ドニー・イェン(甄子丹)…チュウ・チャオナン(楚昭南)
幼いころより武術の師匠である母のもとで武術の訓練を積んだ。18歳のときに北京で武術を学んだことをきっかけに、国際的に知られる武術指導者ユエン・ウーピン(袁和平)と出会う。その2年後、『ドラゴン酔太極拳』(84・ビデオのみ)に主演して映画界入り。続けて多数の映画に出演し、なかでも『ワンス・アポン・ア・タイム 天地大乱』(92)、『ドラゴン・イン』(92)は大ヒットした。監督やアクション監督など多面的に才能を発揮し、2000年には『ハイランダー 最終戦士』でハリウッドデビュー、国際的スターへの道を歩み始める。近年の映画出演作はほかに『ブレイド2』(02)、『HERO』(02)、『花都大戦 ツインズ・エフェクトⅡ』(04)などがある。
チャーリー・ヤン(楊采妮)…ウー・ユエンイン(武元英)
台湾生まれ、香港育ち。93年にアーロン・クォック(郭富城)と宝石のコマーシャルで共演したことから芸能界入り。ウォン・カーウァイ(王家衛)監督に見出されて『楽園の瑕』(94)出演、ファーストアルバムが香港十大勁歌金曲で「最も前途を期待される新人賞」を獲得、と、またたく間にスターダムを駆けのぼった。続く4年間で広東語アルバムと国語(標準中国語)アルバムを次々と発表、また、多数の著名監督の映画に出演し、歌謡界・映画界の両方面で大きな成功をおさめた。代表作にツイ・ハーク(徐克)と初めて組んだ『バタフライ・ラヴァーズ 永遠の恋人たち』(94・ビデオのみ)、ウォン・カーウァイと2度目に組んだ『天使の涙』(95)、ジェイコブ・チョン(張之亮)監督の『自梳』(97・未)、などがある。
タレントとして頂点をきわめた97年、暫定的に芸能界を離れて事業家に転身。とはいえビジネス界で多忙ななかにも演技への思いは断ちがたく、香港・日本合作によるツイ・ハーク監督初のアニメ映画『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー スーシン(97)』とディズニー・アニメ『ターザン』(99)で中国語吹き替えを担当。ジャッキー・チェン(成龍)と共演の『香港国際警察 New Police Story』(04)で完全に映画界復活を果たした。
スン・ホンレイ(孫紅雷)…フォンフォリェンチョン(風火連城)
中央戯劇学院を卒業し、「永不瞑目」でテレビドラマデビュー。劇中、彼が演じた殺し屋のキャラクターは視聴者に強烈な印象を残し、一躍脚光を浴びる。続けてチャン・イーモウ(張藝謀)監督の『初恋のきた道』(00)に出演、まったく異なる役柄を演じ、その幅広い演技力を高く評価された。
以来、「像霧像雨又像風」「浮華背後」「軍歌嘹亮的年代」をはじめ多数の人気テレビドラマに出演、黒社会のボスから解放軍の司令官まで眼光鋭く演じ、何度となく演技賞を獲得。映画出演作としてはほかに、コン・リー(鞏俐)、レオン・カーファイ(梁家輝)と共演の『たまゆらの女(ひと)』(02)がある。
ルー・イー(陸毅)…ハン・ジィパン(韓志邦)
中国きっての売れっ子アイドル。上海に生まれ、5歳のとき上海映画製作所の映画『泉水叮』(81)に出演。彼が通っていた幼稚園に子役を選びに行った監督が、その愛らしい姿に目をとめ劇中の役を与えたことがきっかけだった。こうして演技の道に第一歩を記し、その後の演技人生が運命的なものとなる。上海戯劇学院を卒業後、テレビドラマ「永不瞑目」でドラッグにはまる少年・肖童を演じ、その純情な演技によってお茶の間の人気を博し、一躍スターに。2000年の電視金鷹奨最優秀主演男優賞および最高人気男優賞のダブル受賞を果たした。
歌唱力にもめぐまれた彼は、2003年にファーストアルバムを発表、多数の音楽賞を受賞。映画、ドラマ、歌の全方位で活躍する前途洋洋の大スターである。
キム・ソヨン(金素妍)…リュイジュ(緑珠)
韓国のテレビドラマ「イヴのすべて」で目的のためには手段を選ばない上昇志向の強い女性キャスターを演じ、脚光を浴びた。計算高い悪役キャラクターだったが、美しい悪女のイメージを打ち立てることに成功し、視聴者を魅了するとともに、中国・香港・台湾などアジア各地でも有名に。続いて韓国ドラマ「スンプン産婦人科」での豊かな表情とすぐれた演技でさらに人気を高めた。
ラウ・カーリョン(劉家良)…フー・チンジュ(傅青主)/アクション監督
映画の世界に入って53年。400本を超える映画に偉大なる師匠として参与してきた中国語映画の第一人者にして、武侠映画史における最重要人物。父のラウ・チャン(劉湛)はウォン・フェイホン(黄飛鴻)の孫弟子にあたり、初期の広東語映画『黄飛鴻』シリーズ(49〜)の武術指導としても知られる。武術一家に育ったラウ・カーリョンも8歳から武術の訓練を受け、さまざまな流派のクンフーに精通し、武功の生き字引といえる。武術指導、俳優として映画界でのキャリアを開始し、第一級の武術指導になった彼は、チャン・チェ(張徹)監督、ジミー・ウォング(王羽)主演の古典的名作「獨臂刀」(67)で武術指導をつとめ、60年代にクンフー映画の新しい風格を築き上げた。また、初めて武術指導から監督に進出した人材であり、武術のドラマチックな表現に長け、すばらしい武術シーンを通じてストーリーの曲折をスクリーンに描き出した。リウ・チァフイ(劉家輝)主演の「少林寺三十六房」(78)をはじめ、監督としても多数のヒット作を送り出し、近年の作品に『酔拳2』(92)、『超酔拳』(03)などがある。
チャン・チンチュー(張静初)…リィウ・ユィファン(劉郁芳)
13歳のとき福建省芸術師範学校に入学して絵画を専攻。16歳で卒業、97年に中央戯劇学院監督科に進む。卒業公演の舞台でヒロインを演じ、時にコマーシャルに出演したものの、女優になることは考えていなかった。しかしグー・チャンウェイ(顧長衛)の監督デビュー作『孔雀』(05)に出演したことから、その表現力を評価され演技の道に進むことを決意。
出色の演技を見せた『孔雀』をきっかけに、本作でリィウ・ユィファンの役に起用され、さらにジョン・ウー(呉宇森)監督が『赤壁之戦』で彼女の起用を考えている。映画の出演作はほかに『花腰新娘』(05)など。テレビドラマの出演作は「你的生命如此多情」「不回家的男人」「英雄」「蟋蟀大師」「秦始皇」「三少爺的剣」「愛情宝典」、舞台劇「夕鶴」など。
タイ・リーウー(戴立吾)…シン・ロンヅ(辛龍子)
今年26歳。本業は京劇俳優である。国立復興劇校の78期生で、立ち回りを専門とする。10歳から京劇団の舞台に立ち、代表的な出演作に「起歩問探」「盗銀壺」「三岔口」「思凡下山」「鬧龍宮」「美猴王」「孫悟空 借扇」がある。専門の京劇以外にも舞踏、歌仔戯、客家劇、話劇などの素養をもち、現在は国立国光劇団、当代伝奇劇場、および太古踏舞団に所属。当代伝奇劇場の「慾望城国」「金屋蔵嬌」「十二生肖」「兄妹串戯」、太古踏舞団の「生之曼陀羅」「感官之舞」に出演した。ツイ・ハーク監督が当代伝奇劇場の団長ウー・シングォ(呉興国)と懇意だったことから、「兄妹串戯」に出演したタイ・リーウーを見て白羽の矢を立て、本作への出演を依頼した。
ダンカン・チョウ(周群達)…ムーラン(穆郎)
香港育ち。英文名Duncan。いとこのレイ・ライサン(李麗珊)は香港初のオリンピック金メダリスト(ウィンドサーフィン)、父のライ・ゲン(黎根)もウィンドサーフィンの著名なコーチで、Duncan本人もまた香港のサーファー隊の代表としてアジア重量級サーフィン男子クラスのトップシードだった。まさに太陽の少年である。
ニュージーランドに留学して心理学を学び、香港に戻った後に劇場映画『戀性世代I Do』(00)およびインディペンデント映画『憂憂愁愁的走了』(01・未)に出演。『戀性世代I Do』の監督チョン・チーセン(張志成)は、『セブン ソード』の共同製作者兼脚本家である。
その後、台湾で活躍し、東風チャンネルの亞洲娯楽中心の司会をつとめる。また、ジジ・リョン(梁詠琪)の「涙光」やターニア・チュア(蔡健雅)の「無底洞」のミュージックビデオに出演。ゲイ・ムービー『Formula17』(04)で大胆な演技を見せて注目を集めた。ほかの出演作に、映画では『飛躍情海』(03・未)『浮生若夢』(04・未)、テレビドラマでは「蜜桃女孩」「青春六人行」「新不了情」「紫色角落」「叛逆戦隊」「心動列車」などがある。
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