剣──それは武侠の世界において、最も重要にして、最も尊い武器。
剣を鍛えて、すなわち己を磨き、
己を鍛えて、すなわち剣に魂を宿す。
七振りの剣に選ばれし七人の侠客。
彼らもまた、磨かれてこそ光を放つ。
覚悟を決めろ。剣を取れ。
闘いは信じるもののために、生も死も七剣とともに──。

『HERO』も、『LOVERS』も、この作品の登場を待つための壮大なプロローグに過ぎなかった──。それほどの熱狂が今、本国である中国全土に渦巻いている。公開と同時に一大センセーションを巻き起こし、一躍、今年度の興行記録を塗り替える破格のNo.1ヒット作に踊り出た『セブンソード』。『HERO』『LOVERS』に引き続き、遂にこれこそが本物という極めつきの“武侠”超大作が、七人分の衝撃とともにその姿を現したのだ。七種の剣、七人の侠客、七つの感動に、加速し増幅する最強のヒーロー伝説! 中国騒然の絶賛に、世界からも熱い視線が注がれるなか、すでにベネチア国際映画祭でのオープニング上映も決定している。
武侠映画の第一人者にして、常に新たなスタイルに挑み続ける革命児としても知られるツイ・ハーク監督が、この作品のメイン・キャラクターに据えたのは七本の剣。ワイヤーアクションを最小限にとどめ、生身の武術にこだわった源流回帰の本格アクション。その息を呑む迫力に勝るとも劣らない、七つの剣の鮮烈な存在感。それぞれの使い手たちのドラマが剣と一体になって描かれていく絶妙なストーリー。妥協のない本物を映し出す鬼気迫るリアルな映像。何よりも、“七剣”として生死をともに分かち合おうと誓った七人の剣士たちの壮絶なまでの覚悟が胸を打つ。ヒーローは、確かにここにいる。誰ひとり欠けても成り立たない、この七人ならではの英雄伝説。まさに研ぎ澄まされた達人の剣の切っ先さながらの必殺の一撃を繰り出し、中国13億の熱狂を巻き起こしたこれまでにない武侠エンターテイメントが、2005年秋、新たなる衝撃とともに遂に日本に上陸する!

物語の舞台は、1600年代半ば、清王朝建国後の中国。反乱分子を根絶やしにしようとする新政府が発した禁武令のもと、冷酷無比な制圧軍が、武術に長けた者のみならず老人も子どもも問わない残虐な殺戮を繰り広げていた。その蛮行を食い止めるべくひとりの男が立ち上がる。目指した場所は、伝説の刀匠が住むという神秘の山“天山”。男の願いを受けて、刀匠は、それぞれ異なる力を発揮する英知・攻撃・防守・犠牲・結束・剛直・均衡の七剣を授け、その剣のもとに七人の剣士が集結した──決起の道を開いた男、その道連れとなった村の娘と若者、そして大師の四人の愛弟子。ここに『セブンソード(七剣)』と呼ばれる者たちの英雄伝が幕を開ける。しかし、人々の希望となった彼らの行く先に立ち込めていたのは陰謀の暗い影。内通者の存在が、やがて彼らを絶体絶命の窮地へと追い込んでいく……。七つの剣に映し出される、七人の剣士たちの過去。それぞれの弱点を克服して剣と一体化していくドラマとアクションのダイナミズム。ひとりひとり描きこまれたキャラクターの魅力、そしてそれらが一丸となる醍醐味。ひとつの誓いと決意を胸に、千万無量の敵の中へと切り込んでいく七人の勇姿が、観る者を熱く震わせる。

主演は、香港四天王の一人として絶大な人気を誇る『ラヴソング』『インファナル・アフェアIII 終極無間』のレオン・ライ、マーシャルアーツの第一人者として世界にその名を轟かせる『ワンス・アポン・ア・タイム 天地大乱』『HERO』のドニー・イェン、七剣の紅一点には、『天使の涙』『香港国際警察/NEW POLICE STORY』の実力派女優チャーリー・ヤン。そして七剣を率いるのは、武功の生き字引とも称される香港アクション界きっての名優ラウ・カーリョン。さらに中国で全方位的人気を博すトップ・アイドルのルー・イー、京劇俳優としても活躍するタイ・リーウー、現在注目度No.1の台湾スター、ダンカン・チョウら、“七剣”の顔ぶれは、まさに中国、香港、台湾から華流の精鋭をあまねく集めた壮観の一語に尽きる。それぞれのドラマに裏打ちされた本物志向のアクションも、このキャストだからこそ実現できたといえるだろう。ほかに、『初恋のきた道』のスン・ホンレイが残忍無情な敵役に血を通わせ、韓国ドラマ「イヴのすべて」のキム・ソヨンが異郷の囚われ人を演じるなど、超豪華な共演陣も見逃せない。

七つの剣のもとに集いし七人の剣士。彼らが持つのは完璧な強さではない。過去に犯した過ち、振り切ることのできない迷い、人としての脆さや弱さをそれぞれに抱えた、まぎれもない生身の人間が、剣ひとつを武器に、六人の仲間とともに命も知れない死闘に挑むのだ。敵は幾万いようとも、彼らには七人の味方がいる──。 これまでの美化され尽くしたヒーロー像からは決して伝わってくることのないリアルさで、本物のヒーローが、まさにここから誕生する。 消えることなく、深く確かに刻まれていく、名もなき者たちの伝説がここにある。

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