ストーリー
「なぜ、この町に来たの?」
「きみを探して─。」
ローガン・ティボルト(ザック・エフロン)は、戦場で幸運を拾った。それは、美しい女性が微笑みかける一枚の写真。まるで彼を導くかのようにガレキの中でキラリと光った。手に取って裏返すと、「無事を祈っているわ」と手書きのメッセージが。その時、さっきまで自分がいた場所にイラク軍の爆撃が落ちる。写真を手に入れて以来、ローガンは危険な目にあっても、奇跡的に生き延びてきた。人に会うたびに写真を見せて持ち主を探したが、誰も心当たりはなかった。
数カ月後、ローガンは帰国するが、戦争から受けた心の傷は深くなるばかり。なぜ自分だけが生き残ったのか──? その答えを見つけるために、ローガンは写真の女性に会いに行こうと思い立つ。
手掛かりは、彼女の背景に写る灯台だけ。インターネットでルイジアナだと突き止めたローガンは、愛犬ゼウスと共に旅立つ。写真を手に訪ね歩くと、ある男が郊外でペットホテルを経営しているベス・グリーン(テイラー・シリング)だと教えてくれる。
ローガンをスタッフに応募してきたと勘違いするベス。最初は歓迎ムードだったが、ローガンが海兵隊員だと知った途端、急に態度が冷たくなる。だが、ベスの祖母エリー(ブライス・ダナー)の計らいで、ローガンは本当のことを言いだせないまま、働くことになる。
まもなくローガンは、ベスの複雑な事情を知る。7歳の息子ベンを連れて離婚したが、元夫のキースはやり直したいと願っていた。ベスが最も恐れているのは、彼が判事の父親の権力を使ってベンを取り上げること。ベスが誰かと恋におちたら、きっとそうするだろう。
ベスの心には、もう一つ影があった。幼い頃に両親を亡くしてから支え合って来た兄のドレイクが、イラクで戦死したのだ。味方の誤射の疑いがあり、ベスは海兵隊員と聞くと嫌悪の目を向けてしまう。そんなベスも、ローガンの誠実さと優しさ、芯の強さに気付き、少しずつ惹かれ始めていく。
ある日、兄との思い出の場所で泣き崩れてしまうベス。駆け寄ったローガンに心をさらけ出し、二人は急速に距離を縮める。初めてのデートで、ベスは大切な思い出である亡き父のボートをローガンに見せ、別れ際にはキスを交わす。ベスは自分の望む人生を、毅然と生きていこうと決意する。
もう、二人の愛を止めるものは何もない。「なぜこの町に来たの?」「きみを探して」。ベスは幸せに微笑んだ。まさかその答えに、二人の愛を引き裂く、本当の理由があるとも知らずに──。






















