キャラクター

英雄

エラダン(ドゥネダインのレンジャー)

かつて先祖たちが統治していた地を影から守護する、北方のレンジャーたちの一員であるエラダンは、過酷な日々の中で様々な能力を身につけています。常に多数を相手に戦う中で危険を回避する戦術を体得し、敵の不意を突き、窮地を脱することができます。エラダンは弓の達人でもあり、遠方から敵を仕留めることも可能です。そして隠密行動や弓術が通用しない場合、武器と盾、二刀流、もしくは両手剣での接近戦も十二分にこなしてみせます。

アンドリエル(裂け谷のロアマスター)

アンドリエルはエルロンド自身に師事して太古の知識を学んだエルフのロアマスターですが、決して温厚な学者などではありません。その手にかかれば質素な杖も強力な武器となり、エルフならではの腕前で格闘に使えるほか、魔力を集める触媒として、遠近両方の敵を攻撃できます。とはいえ、アンドリエルの真の力は味方を守り、生き延びさせる能力であり、魔術によって中にいる仲間の傷を癒し、回復させる光の結界を張ることができます。

ファリン(エレボールの勇士)

ドワーフの国、エレボールの勇士であるファリンは、五軍の合戦での初陣以来、故郷を守るため最前線で戦い続けてきました。戦うために生まれてきた一族の誇り高き末えいである彼は、あらゆる近接武器を使いこなし、弩の達人でもあります。攻撃力もさることながら、ファリンの最大の強みは苦痛への耐性であり、戦いでは敵の波状攻撃を粉砕する強固な大岩として活躍します。その勇猛な雄叫びは味方の力を引き出し、敵を恐怖に陥れます。

見方

エルラダンとエルロヒア

エルラダンとエルロヒアは双子の兄弟であり、あまりにも似ているため見分けられる者はほとんどいないと言われています。エルロンドの息子たちであり、第3紀序盤に生まれているため、その年齢は3000歳に迫っています。
エルラダンの名は「エルフなる人間」を意味し、彼ら兄弟がエルフと人間両方の血を引いていることに由来しています。半エルフを意味する「ペレジル」である彼らが定命の者として中つ国に残るのか、それともエルフとして海の向こうにある不死の地に渡るのかは定かではありません。
この兄弟は一流の狩人かつ追跡者であり、レンジャーらと共に中つ国の各地を旅しています。アラゴルンとは強い友情で結ばれており、しばしば同道しています。本作ではエルロンドの命により、アガンダールとその軍勢の撃退を試みる者たちに助力するため、派遣されています。

ラダガスト

ガンダルフと共に中つ国に来たイスタリ(魔法使い)の一人で、「茶色のラダガスト」の二つ名で知られています。闇の森に住まいを構え、自宅であるロスゴベルを出ることは稀です。ラダガストは鳥やそれ以外の動物、とりわけ大鷲たちを友にしており、そうして住まいや隠れ家の外で起こった出来事を把握しています。

ベレラムと大鷲たち

大鷲たちは中つ国でも屈指の雄大な生物と言えるでしょう。誇り高きこれらの巨鳥はその王であるグワイヒアの統治のもと、霧ふり山脈の高みにある巣を住まいとしています。大鷲たちは通常自分たちの領域外の存在には干渉しないものの、道義と信頼のため、例外的に力を貸すこともあると言われています。あのガンダルフもこれらの大鷲たちと友情を育んでいるそうです。
アガンダールの進軍を阻止するために北方の地を進むエラダン、アンドリエル、ファリンと、大鷲の戦士であるベレラムとの間にも、同様の友情が生まれることになります。彼の思慮深い助言、揺るがない忠誠、そして勇敢な戦いぶりは、敵地の奥深く進出する英雄たちにとって、何よりの導きとなるでしょう。

オーク

その出自にかかわらず、オークはすべからく暴力を愛する残虐な存在である。
霧ふり山脈の地底深くから闇の森の入り組んだ深奥部まで、オークたちは中つ国の暗き場所を棲みかとしています。この邪悪なる一族の起源は謎に包まれていますが、その存在の根源からして悪に染まっていることだけは確かです。
かつてのオークは比較的小柄な体格と、日光を嫌う習性により脅威にも限りがありました。しかし500年ほど前に、モルドールからより大柄かつ強靭で、陽の光にも耐えられる新種のオークが登場しています。偉大なるオークを意味する「ウルク=ハイ」と呼ばれる新種は大挙してゴンドールの軍に殺到し、イシリアンの地から退散させてしまいます。ウルク=ハイは冥王自身の手でオークと人間とをかけ合わせて生み出された存在だと噂されており、もしそうであれば実に邪悪な行いと言えましょう。それ以来、ウルク=ハイは中つ国の様々な地域に広がり、オークの下級種であるゴブリンらの頭目を務めるか、同属だけの精鋭集団として行動しています。
その出自にかかわらず、オークはすべからく暴力を愛する残虐な存在です。美しいものは何一つ生み出さないものの、オークは荒削りながらも威力のある武器、そして拷問器具を生み出す高い技術を有しています。オークらの一番の動機づけは憎悪であり、共通の敵が近くにいない時は躊躇なく同族に対しても牙をむくとされています。

トロル

トロルとの戦いでは例外なく、連携が鍵となる…
巨体を誇る凶悪な生物であるトロルは、可能な限り避けて通ることが望ましい存在です。中つ国の他の生物のほとんどを見下ろすほどの身長が一番の特徴となっていますが、最も危険な要素はいらつくとすぐ激怒する短気さ、および敵を見つけたら何が何でも殺そうとする執念深さです。
トロルは山脈の尖峰から僻地の洞穴の奥深くまで、中つ国全域に棲息しています。日光に弱く、浴びると石像になってしまうトロルもいる一方で、これといった弱点もなく歩き回る個体のほうが多いとされています。
巨体でのっそりと動くトロルですが、油断は禁物です。獲物を見つけると猛烈な勢いで突撃してきて、どんな屈強の戦士をも張り倒してしまうことがあります。そして一度戦闘に突入してしまえば、振り切って逃げることはほぼ不可能になってしまうのです。
トロルはその強靭な皮膚と無尽蔵の力のため、不死身に近い印象を受けます。しかし、激怒して猪突猛進することが弱点として利用できます。トロルは対象の一人にほぼすべての意識を向けるため、戦いでは例外なく連携が鍵となるでしょう。注意を引いてしまった者は決死の覚悟が必要ですが、背後や側面からの攻撃に対し隙を作って活路を開けます。しかし、注意してください。攻撃を受けるとなりふり構わず周囲に反撃して被害を巻き起こした挙句、ひと暴れした後視界に入った獲物へ意識を移してしまうこともあります。トロルに狙われてしまった場合、別の目標に気を逸らさない限り、生き残ることは難しいでしょう。

アガンダール

危険な黒きヌメノール人であるアガンダールは、力ある者たちの間でも怯えたささやき声で名を口にされる、大いなる影のごとき存在と言えます。サウロンの腹心の中でも最も残忍な存在であり、中つ国を征服する計画において重要な、しかし得体の知れない役割を任されています。