INTRODUCTION

INTRODUCTION

「LOST」「FRINGE/フリンジ」や『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』など、数々の大ヒット作を手掛けるヒットメイカー、J.J.エイブラムス。これまでにも数々のクリエイターたちをインスパイアしてきた難攻不落のアルカトラズ刑務所を舞台に、エイブラムスが放つ野心的でスケール感のある話題のシリーズが「ALCATRAZ / アルカトラズ」だ。
1963年、アルカトラズ刑務所から302名の史上最悪の囚人と看守がこつ然と姿を消した。そんな彼らが突然、当時と変わらない姿で現代に現れ再び犯罪を繰り返す。彼らはなぜ年をとっておらず、なぜ突然姿を消して再び姿を現したのか…? 女性刑事レベッカ・マドセンとアルカトラズ研究の第一人者ディエゴ・ソト博士、政府の秘密エージェントであるエマーソン・ハウザーらが、現代社会に紛れた彼らの犯行を阻止しながらアルカトラズに隠された壮大な謎を解明していく。
基本的には1話に1人、消えたアルカトラズ刑務所関係者が現代に現れ、レベッカらが事件を解決するという1話完結型の本作。同時に緻密に張り巡らされた伏線は、次のエピソードへと観る者を引き込む連続性も高い。メインキャストは「LOST」のハーリー役で人気のホルヘ・ガルシア、『ジュラシック・パーク』シリーズのサム・ニール、『ジャッキー・ブラウン』のロバート・フォスター、そして期待の新進女優サラ・ジョーンズ。新旧の実力派のアンサンブルによる、複雑に絡み合う人間模様も大きな見どころとなっている。
全米では2012年1月より、全米4大ネットワークの一つであるFOXで放送スタート。抜群の話題性と完成度の高さに批評家の評価も上々で、目の肥えたドラマファンの間で熱烈な支持を得た。一方で、エイブラムス一流のコアなファンを喜ばせる"通向け"といったクオリティの高さが災いし、視聴率至上主義の米テレビ界において放送局から厳しい判断が下されることになりファンや業界関係者に惜しまれつつも全13話で終了となった。だが、一切の妥協をすることなく作品の独自性と世界観を貫いた「ALCATRAZ / アルカトラズ」は、間違いなく海外ドラマファン必見の超大作シリーズなのだ。

ALCATRAZ Q&A

アルカトラズ歴史研究家マイケル・エスリンジャー氏が解説そこが知りたい! アルカトラズQ&A講座

Qアルカトラズの歴史を教えて下さい。
Aアルカトラズ島は1775年に発見されました。そして1850年代の南北戦争時には、主に軍隊用の刑務所として、また要塞としても使用されていました。サンフランシスコ湾に浮かぶ島の上に建っているという立地、そして潮の流れの早さや水温の低さという条件が、アルカトラズを脱獄が極めて難しい刑務所にした理由です。囚人を収容するのには、理想の条件というわけです。1934年頃になると、政府の主導でアメリカで最も凶悪な犯罪者たちが収容されるようになりました。彼らをひとつの場所にまとめ、社会から完全に隔離しようという意図もあったのです。 そして政府の意図通りの結果になりました。アメリカ社会にとって驚異の存在であった犯罪者たちを、封じ込めることに成功したのです。 アルカトラズは29年間稼働しましたが、1963年に運営費用の高騰が原因で閉鎖されました。元々天然資源のない島ですから、水や食べ物も島へ運ばなければなりませんし、看守や刑務所家関係者は、例えば学校へ行くなどの理由で、フェリーで本土と島を行き来しなければなりません。 その結果、本土に新たな刑務所を設立することになったのです。そして1963年の3月に、新しい刑務所へ全ての囚人を移送しました。
Q刑務所が運営されていた頃の島の環境はどんなものだったのでしょうか。
Aアルカトラズは、最低限のものしか支給しない、最厳重刑務所でした。非常に厳しい警備体制が敷かれ、生活も厳しいものでした。囚人は、仕事を割りあてられた時以外は、独房で1日を過ごします。24時間のうちに、正式な人数確認が計13回行われていました。それに加えて、工場の職長が人数確認を6回行います。運動場に出られるのは週末の2〜4時間の間だけでした。また、受刑者はほおヒゲを週3回そることが義務付けられていました。 ですが食事はしっかりしたものでした。他の刑務所で出される食事は、いわゆる施設で出されるような質素なものです。一方アルカトラズでは、シェフではありませんが、外部から人が派遣され、メニューをいいものにしようという努力がされていました。当時刑務所で配給される食事の質の悪さが、受刑囚が問題を起こす原因にもなっていましたので、質のいい食事を提供すれば、暴動などの刑務所特有の問題を少しでも抑えられるのではないかという考えでした。 メニューは常に変化しました。ここに1934年当時のある1日のメニューがあります。 朝食:オートミール、牛乳、ボローニャソーセージいため、コテージ・フライドポテト(訳注:バターかマーガリンを鍋に引き、ジャガイモとタマネギを蒸しいためたもの)、トースト、マーガリン、コーヒー 昼食:豆のスープ、ロースト・ビーフ、グレイビーソース、サヤマメ、マッシュポテト、コーヒー 夕食:豚肉と豆、コーンブレッド、ポテトサラダ、アプリコット、パン、マーガリン、コーヒー
島自体の環境は、サンフランシスコ湾に浮かぶ島ということもあり、波の影響はさけられません。全く潮の流れがないこともありますが、最も早い流れの時は、5-7ノット(時速約9〜13キロメートル)になることもあります。ですからもし囚人が脱走して海に逃げたとしても、脱出するのは極めて難しいと思います。水温は平均で約13℃です。本土の沖からは1.25マイル(約2キロ)ほど離れていますし、こういった環境の中で、脱走しようという気になる囚人は少なかったのではないでしょうか。 ※1ノット≒時速1.852キロメートル ※1マイル≒1609メートル
Q食事の質の高さもそうですが、独房の中で絵を描いたり、タバコを吸うことを許されていたりと、自由度の高い部分があるように思えますが、それはなぜですか?
Aアルカトラズも運営初期の頃は、厳しい刑務所でした。しかし時間とともに、規則や規制は緩和されていきました。初期には"サイレント・ルール"という規則があり、囚人は食事や仕事中に静かに話す以外、一切の会話を禁止されていました。しかしこの規則も、やがて廃止されました。この規則は懲罰の意味も含まれていましたが、会話を禁止することで、ストレスから暴動などに繋がることを避けたかったのです。ですから(囚人に自由を与えるために)絵を描くことも許可されました。タバコも無制限に与えられていました。囚人たちがタバコ欲しさにギャンブルや取引し、それが問題につながるのを避ける措置です。ある程度の自由を与えることで、問題行動を抑えられると考えていました。しかしこれで全ても問題が解決したわけでありません。囚人はほぼ一日中、小さな独房で暮らしているのです。非常にストレスのたまる環境です。1人1人に独房が割り当てられていたのは、囚人内でのもめごとを避けるためです。通常ほかの刑務所では、ひとつの独房につき2〜3名の囚人を収容しますから、ケンカが絶えません。殺人に繋がることもあります。個人独房は、こういった問題を軽減できるのです。 もうひとつ、アルカトラズの特色として、囚人たちに職業訓練を受けさせるというものがありました。出所した時に職につけるよう、役立つ技術を身につけさせるためです。長期間服役していた囚人たちも、アルカトラズで身につけた技術のおかげで出所後職につき、社会に適応できています。X線技師になったり、手術室で働く器械出しの技士になった囚人もいます。優れたプログラムでしたので、出所する頃には高いスキルを身につけている囚人も多くいました。訓練は非常に規律正しく、厳しいものでした。囚人は毎朝同じ時間に起床して、祝日以外は休まず、毎日仕事をこなします。社会復帰した囚人たちの、就職への大きな手助けになった訓練だと思います。
Qどういった犯罪者がアルカトラズには収容されていたのですか?
Aアルカトラズは、アメリカの凶悪犯、それも最も凶悪な犯罪者を収容するために設立された刑務所です。有名な犯罪者、ギャング、銀行強盗犯、誘拐犯、殺人犯たちを、セキュリティの厳重な場所に収容するというコンセプトです。アルカトラズに収容されていた囚人には、他の刑務所から脱獄を図ったものが多くいました。実際アルカトラズが開設した時に、政府が各州の刑務所の責任者と話をして、それぞれの刑務所の最も凶悪な囚人たちを、アルカトラズへ移送することにしたんですよ。当時は『法を破れば刑務所行き、だが刑務所内でルールを破ればアルカトラズ行きだ』と言われていたぐらいです。
Qアルカトラズには監房が何室ありましたか。 普段から最大収容数に達していたのでしょうか。
Aアルカトラズの最大収容数は336人でした。一般の監房が計336室あり、全長約50メートルのBブロックとCブロックに分かれていました。もともとは348室あったのですが、各ブロックの端に階段を取り付けるため、12室が取り壊されました。Cブロックの端に位置する2室は、看守の休憩室として使われていました。他にも監禁用の監房が42室設けられていましたが、受刑者が基本的に居住する監房として一般の監房を確保していたため、最大収容数は336人だったようです。 しかし、アルカトラズが最大収容数に達することはありませんでした。収容人数が最も多かった時期は1936年10月で、320人の受刑者が収容されていました。
Q監房の平均的な広さは、どれくらいでしたか。
A各ブロックのそれぞれのセルに、28室の監房が並んでいます。各監房の広さは、奥行き約2.7メートル、幅約1.5メートル、高さ約2メートル強でした。およそウォークイン・クローゼットくらいの大きさですね。監禁用の監房はそれよりもかなり広めでしたが、ここに入れられた受刑者は、食事は運ばれてくるにしても24時間ずっと閉じ込められた状態になります。それでも、週1回運動場に出ること、週2回シャワーを浴びることが許されていました。
Q監房内に持ち込める私物には、どんなものがありましたか。
A初期の頃は、個人的な手紙や家族の写真だけが持ち込みを許可されていました。その後規則が緩和された結果、副所長の許可を得て、個人所有物カードに記録した私物なら持ち込めるようになりました。その私物を失くすと処罰の対象になりました。
Q最も長期間、刑務所長を務めたのは誰ですか。
A1934年から1948年まで刑務所長を務めたジェームズ・A・ジョンストンです。14年という期間は、アルカトラズ連邦刑務所の運営期間の約半分にあたります。
Q最も長期間、アルカトラズに収容されていた受刑者は誰ですか。
Aアルヴィン・カーピス(ジョニー・デップ主演『パブリック・エネミーズ』にも登場する誘拐・強盗・殺人犯)の約26年間が最長期間です。
Q最も評判の悪かった受刑者は誰だと思われますか。   その理由も教えてください。
Aチャールズ・ベルタとジミー・グローヴスですね。ベルタは気性が荒く、乱暴な受刑者だったため、刑務官から少しばかり恐れられていました。刑務官たちは、しょっちゅうベルタと争ってはケガをしたり、殴りつけられたりしていました。グローヴスは監禁用の監房で過ごした期間が最も長い受刑者で、他の受刑者とケンカばかりしていました。 他にも、ルーファス・フランクリン、ミラン・トンプソン、サム・ショックリーが有名です。彼らは服役中に脱走を図り、看守たちを殺害しました。脱走は結局失敗に終わっています。
Qではアルカトラズでルールを破ると、どうなるんでしょうか。
Aアルカトラズには、非常に厳しい懲罰がありました。囚人が規則違反をすると、それがたとえ「ヒゲをそってない」という非常に小さなことでも、"ストリップ・セル"という、懲罰房に監禁されます。懲罰房では服を着ることは許されず、壁も天井も鋼鉄製、そして部屋にトイレはなく、便を足すのに使う穴があるだけです。ドアはロックされ、3日間そこに閉じ込められます。食事は基本的にパンと水しか与えられず、まともな食事は3日に一度だけです。最大で19日、懲罰房に監禁されます。囚人の間で、恐れられていた懲罰ですよ。運営初期の1934年から1940年には、舎房の下にも独房が用意されていました。地下牢ですね。これも囚人たちの間で、非常に恐れられていました。真っ暗闇で、用を足すバケツしかありません。(そこへ送られるのが怖いので)みんな大人しくしていました。
Qなぜアルカトラズは、こんなに有名になったと思いますか?
Aアメリカ社会でこれほどアルカトラズが有名になったのは、当時非常に有名だったギャングや犯罪者が、アルカトラズに収容されていたからです。みな注目していました。アル・カポネ、"マシンガン・ケリー"、「アルカトラズのバードマン」と呼ばれたロバート・(フランクリン)・ストラウドたちは、連日ニュースをにぎわせていた犯罪者です。有名な脱獄囚たちも収容されていました。これらの犯罪者を収容していたこと、誰一人として脱獄に成功していないという事実、そしてアルカトラズにまつわる色々な噂が、大衆の興味の的になったということでしょう。だから有名になったのだと思います。
Q脱獄不可能と言われていたのに、   なぜ囚人たちは脱走を図ったのでしょうか。
A他の刑務所から脱走を図った囚人たちが、多く収容されていました。彼らの多くは長い刑期を言い渡され、終身刑、つまり一生刑務所から出られない者たちもいました。彼らにとってはもう、失うものなど何もないわけです。それに当時はみなが「脱出不可能な刑務所」という認識を持っていましたから、囚人たちは、そこから逃げだした初の人物になりたいという、挑戦の気持ちもあったと思います。狭い独房で、籠の鳥のような生活を送る囚人たちにとっては、いつか脱走してやるという気持ちが、唯一持てる希望だったのかも知れません。 1939年にロッド・パーカーらと脱走しようとした囚人と話をしたことがあります。ロッド・パーカーは脱走途中に射殺され、彼(話をきいた囚人)自身も重傷を負ったそうです。私は彼に、その後どうやってアルカトラズでの生活を耐えたのか聞きました。彼は自分の髪の毛をむしって、盗んだ薬瓶にそれを詰め、手にいれたゴムで瓶にフタをしました。そしてある日、割り当てられた仕事に行く時に、その瓶を海へ投げたそうです。自分の体の一部だけでも、島から出て自由になれたと思いたかったようです。もちろん彼は、この瓶がそう遠くへ行かないと分かっていましたが、旅行記を読みながら、この瓶が世界中の海をめぐる様子を想像したのだそうですよ。これは一例にすぎませんが、「自由」に対する人間の渇望を表していると思います。
Q脱走を図ろうとした囚人たちのエピソード、そして実際に脱出に成功した、エングリン兄弟やフランク・モリスのことを教えてください。
A2つの脱獄事件が有名です。1度目は1946年で、この脱走事件は『アルカトラズの戦闘』と呼ばれています。囚人たちは道具を手に入れて看守を襲い、銃が保管されている"ガン・ギャラリー"と呼ばれている部屋にたどりつきました。そして銃を手に看守を人質に取り、数名殺害したのです。1962年に起きた、エングリン兄弟とフランク・モリスの脱走も有名です。彼らは刑務所内にある材料を使って、ダミーの頭部を作りました。ワイヤーで形を作り、石けんから粘土を精製して、顔を形作りました。そしてその頭に人間の髪の毛をつけて、肌色に塗り、自分たちにそっくりな人形を作り上げました。そして穴を掘る道具を使ってトンネルを掘り、刑務所の屋根の上に出て、そこから海へと脱走を果たしたのです。彼らの行方は不明で、逃げたあとどうなったのか、誰も分かりません。海へは逃げられましたが、生きのびたのか、それとも死んでしまったのか、多くの人の間で議論が起こりました。海に逃げたことだけは確かですが、その後のことはまったく不明です。私は、当時の状況とFBIが行った大規模な捜査の結果を鑑みて、おそらくは死んでしまったのではないかと考えています。実は生き延びていて、いつか私たちの前に現れて、その時の話を聞かせてくれたらな、とは思いますけどね。
Q実際囚人たちは、どれぐらいの期間、   懲罰房での生活に耐えられたんでしょうか。
A懲罰房での生活に耐えられなかったものもいたでしょうが、アルカトラズにおいて、決められた懲罰の期間より早く、独房から出された話は聞いたことがありません。自傷行為をしたり病気にならない限りは、そこから出ることは許されませんでした。独房の中で叫んだり騒いだりする囚人はいましたが、(それでも早く出ることを許されないのは)刑務所の、囚人に対する非常に厳しい姿勢の表れです。アルカトラズの地下牢に関してですが、そこに行くドアは2つあります。看守は、囚人全員の前で、懲罰を受ける囚人を1つのドアに繋がる階段へと歩かせます。本当はそこに2、3日入っているだけなのですが、出て来る時には、別の場所にあるドアから戻ってこさせるのです。そうすると、他の囚人は、懲罰を受けた囚人が、地下牢に一ヶ月も監禁されていたと思ってしまうわけです。刑務所側はこうやって精神的にも囚人をコントロールしていたわけですね。実際ほとんどの囚人が、(地下牢や懲罰房に入れられるのが怖いので)きちんと規則に従っていたんですよ。
Qアルカトラズの知る人ぞ知るエピソードがあれば教えて下さい。
A実はアル・カポネは、アルカトラズに服役している間はとても模範的な囚人だったんです。彼が当時書いた、家族にあてた手紙を読むとよくわかります。外では、最も凶悪なギャングとして知られていたんですけどね。模範的で、非常に大人しい囚人だったと聞いています。
Qあなただけが知っているエピソード、ミステリーなどはありますか?
Aアルカトラズならではのミステリーやエピソードはないのかと、本当によく聞かれるんですが、実際のところ、アルカトラズはごく普通の、平凡な刑務所なんです。実際囚人のほとんどが、平凡で、退屈だったと言っているぐらいです。もちろん脱走事件などは別ですが、囚人たちは黙々と日々の仕事をこなしながら、大人しく服役していましたし、そんなに特別なエピソードというのはないんです。一番大きなミステリーはやはり、囚人にまつわる話でしょうね。特に脱走を試みた囚人たちの話は、成功したか失敗したかはともかく、大きなミステリーだと思います。エングリン兄弟とフランク・モリスの他にも、テッド・コールとラルフ・ロウという2名が初期に脱走を図っています。彼らが南アメリカに辿りつき、実家にポストカードを送ったという噂がありますよ。脱走囚についてのミステリー、うわさ話はつねに渦巻いていました。脱走に成功し、自由の身になったのか、どうなのか…まあ、いつか脱走を図った囚人から、本当に脱走に成功したのか聞けるといいんですけど(笑) アルカトラズの一番の成果は、設立の目的であった、社会の脅威であった凶悪犯たちを鎮圧することに成功した、というところですね。アルカトラズに収容された後、彼らの名前が新聞の一面を飾ることはなくなりました。メディアとの接触が一切断たれましたから、彼らが服役中に何をしているか、外に漏れることはなかったんです。だからこそ、アルカトラズにまつわる謎やうわさが生まれたんでしょうね。「サンフランシスコ湾に浮かぶ巨大なランドマーク、そこにアメリカで最も凶悪な犯罪者たちが収容されている─だが、中で何か起こっているのか、誰1人として知るものはない」といったところですね。実際アルカトラズの歴史のなかで、メディアが島に上陸して写真などを取ったことは、数えるほどしかありませんし、そういったことも、さらに謎を呼ぶ結果になったのだと思います。
SPECIAL INTERVIEW

JORGE GARCIAホルへ・ガルシアスペシャル・インタビュー

—J.J.エイブラムスとの仕事はどうですか? 彼は「ALCATRAZ / アルカトラズ」にどれくらい関わっているのですか?
今回も脚本の初期段階に関わっているのはもちろんのこと、各エピソードの編集が終わる前の段階でJ.J.はコピーを全て視聴しているよ。彼の立場は、作品に関する全てをコントロールするというのではなく「上から見守っている」という感じが近いね。もちろん何か問題が起きた場合は、解決するために全力を尽くしてくれる。そうだなあ、J.J.は「ネジ巻きおもちゃのネジのような存在」という表現が正しいと僕は思っているんだ。テレビシリーズの場合は、彼がネジを巻いて、そこから自由に作品を放つといえばイメージが伝わるかな? そもそも彼は自分が集めたクリエイティブのチームが、J.J.印の作品のクオリティをしっかりと保ちながら送り出すことができるという絶対的な自信を持っている。だから隅から隅までコントロールする必要はないんだよ。 もちろんJ.J.は完パケになった作品も全部観ていて、メールなんかで「あの場面はよかったよね」などしょっちゅうコメントが送られて来るよ。彼と僕はそうだなあ、友達と呼べる関係だと思う。僕にメールが届くこともあれば、逆に彼の作品で気に入ったことや伝えたいことがあればすぐ感想をメールで送るんだけど、あっという間に返事がくるんだよ! J.J.がどんなに多忙なのかはわかっているから、それは本当に嬉しく思っているし常に信頼関係を感じている。 ちなみにJ.J.の代表作の一つである「FRINGE/フリンジ<サード・シーズン>」にゲスト出演したのは、全くの偶然からなんだ! 「ALCATRAZ」のパイロット版の撮影をカナダのバンクーバーでやっていた時に「FRINGE」も同じバンクーバーで撮影をしているからと思って、「LOST」と「ALCATRAZ」、そして「FRINGE」のプロデューサーでもあるブライアン・バークに電話したんだよ。そうしたらとんとん拍子でそういうことになって(笑)。僕は「FRINGE」の大ファンだから、すごく楽しい経験だったよ。
—サム・ニールとサラ・ジョーンズ、共演者とのエピソードを教えて下さい。
サラとは、本当に出会ってすぐに絆が生まれたんだ。役どころもパートナーだし、一緒に過ごす時間が一番長くなる相手だから相性がよければいいなと思っていたんだけど、本当に上手くハマったんだよ! お互いの間にケミストリーがすぐに生まれて、もうパイロット版を撮影している時から2人でいつもふざけあっていたね。例えば、サムが演じるハウザーが秘密が多そうな役なだけに、サラと2人ですごく楽しそうに笑ってるところにサムがくると「気をつけろ、ハウザーが来たぞ!」って感じで急にこそこそしたりして(笑)。大人が来た時の子供みたいにね。舞台裏ではそんな風にそれぞれのキャラクターをいじるようなふざけ方を普段からしていたよ。でもね、実際のサムは有名な映画スターでとてもセレブなんだけど、すごく面白い人なんだ! 怖いところなんかちっともなくて、ハウザーとは真逆のキャラクター。全然似てないよ(笑)。そんな感じで、僕らは自然と現場ではよいチームワークを発揮できたと思う。
—「LOST」同様、「ALCATRAZ / アルカトラズ」のストーリーにも大きな謎がありますが、それについて演じているあなた方はどれくらい先まで知らされているんですか?
撮影前には脚本家チームと会ってミーティングを行い、この先どうなるのかといった展開や方向性を教えてもらい、ある程度の話し合いの場を持つことができた。先のことをわかっているからこそ、計画的に演じることができるので役作りにおいては非常に役に立ったと思う。まあでも、そのミーティング以降は「LOST」と同じで、あまり先を知らされなかったけど(笑)。テレビドラマの撮影に秘密はつきものだから慣れてるよ! 謎を解く鍵は各エピソードに散りばめられているんだけど、大きなポイントになるのは第11話だと思う。過去から現在の謎へとつながる、ハウザーというキャラクターの全貌がようやく見えてくるんだ。自分なりに予想していても、ええ?と驚かされる登場人物のバックグラウンドに関する謎は結構あったな。
—「LOST」で6年間同じ役を演じたので、タイプキャストされてしまうという心配はありましたか? またそのタイプキャストから逃れようと作品を選んでいますか?
仕事を選ぶ際に重要なことは変わらない。まずストーリーが大切だ。僕を興奮させたり、怖がらせたり、感情を揺さぶるような何かがあって、どんなジャンルでもキャラクターが何かにどんどん巻き込まれていくような話は面白いね。僕は個人的な経験を役柄に反映させようとするタイプだから、ハーリーも他のどの役にも、どこかに僕自身が投影されていると言えると思う。そこを生かしながら全く別のキャラクターを演じることが楽しみでもあるんだ。みんなに愛されたハーリーに比べると、ソト博士はそこまでストレートな性格ではないところもあるしね! もともとソト博士はいわゆる学者タイプのキャラクターだったんだけど、その後、コミックショップも経営しているといったオタク的な要素が加えられたんだ。どの段階で脚本が変更されたかはわからないけど、エリザベス・サーノフが脚本をそういう風にリライトした際に「そのキャラならホルヘがぴったりだよね」と言ったのはJ.J.だった、ということは聞いているよ。
—視聴率競争が激化するアメリカのテレビ業界については?
アメリカのテレビは過渡期にあると思う。以前に比べて格段に質が高い作品を送り出しているから見応えのある作品がたくさんあると思う。一方で、間違いなく作品が1シーズンをまっとうすることのハードルがさらに上がったという現実がある。例えば、オンエア前の批評家の評価がそのシーズンで一番高かった新作が、わずか数話で打ち切られてしまうということもあったし、競争するあまり各局が同じようなジャンルの視聴者を分け合う番組を、編成でわざと同じ時間帯にぶつけてきたりすることもある。スケジューリングを見て、なんでこんなことをするのだろう? と思う時も正直あるし不公平だとも思うよ。また、視聴スタイルがネットで見る、あるいはDVRでしか見ないなど今までと変わってきている中で、視聴者数のカウントの仕方と、その数字を踏まえた費用対効果の計算の方法など、広告主や出資者に対するアメリカのテレビ業界におけるモデル自体を変えないといけない時期に来ていると強く思っている。

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第1話「アルカトラズの闇」
Pilot

サンフランシスコ警察の刑事レベッカ・マドセンは、ある殺人事件の捜査を命じられ、悲惨な現場にやって来る。そして、事件は彼女を驚くべき事実へと導いていく─。現場で検出した指紋が、アルカトラズ刑務所の元囚人、30年以上前に死亡したはずのジャック・シルヴェインのものと一致し、彼を捕らえようとする組織が秘密裏に捜査を開始していたのだ。元囚人に殺害された無惨な犠牲者の姿を目の当たりにしたレベッカは、アルカトラズに詳しい歴史学者、ドクとともにその組織にのめり込んでいく。

脚本:スティーヴン・リリアン/ブライアン・ウィンブラント/エリザベス・サーノフ
監督:ダニー・キャノン
オリジナル放映日(U.S.): 2012/1/16

001

ジャック・シルヴェイン

食料品店で万引きをして逮捕される。店が郵便切手を扱っていたため郵便局強盗とみなされ、連邦刑務所に移送。そこで他の囚人に襲われそうになり殺害してしまったことから殺人犯に。アルカトラズではティラー副所長の嫌がらせで妻と面会できずに離婚に至り、現代に現れたジャックは存命だったティラーに復讐を果たす。

第2話「狙撃犯 コブ」
Ernest Cobb

カウンティフェアの会場で狙撃事件が起き、若いカップルと1人の男が殺される。現場に落ちていたカラスの死骸から、1963年にアルカトラズから消えたコブというスナイパーの名が浮上する。レベッカは、コブが滞在するホテルを突き止め、彼を捕らえる。だが、コブの狙撃被害者の中には必ずティーンエイジャーの少女がいることに気づいたレベッカは、彼の暗い過去と正面から向き合うことになる。

脚本:エリザベス・サーノフ/スティーヴン・リリアン/ブライアン・ウィンブラント
監督:ジャック・ベンダー
オリジナル放映日(U.S.): 2012/1/16

002

アーネスト・コブ

孤児院で生まれ育つ。20歳の時生みの親を見つけるが冷たくあしらわれ、垣間見た幸せそうな妹に嫉妬、同年代の少女ばかりを狙った狙撃事件を起こしてアルカトラズに収監される。独居房を希望するがジェームズ所長に妨害され続けた。現代に現れたコブはスーパーの前で無差別殺戮を犯し、さらにレベッカの追跡を予知し、同行していたルーシーを狙撃する。

第3話「児童誘拐犯 ネルソン」
Kit Nelson

ある少年が誘拐される。そして、その事件の全容を聞いたドクは戦慄を覚える。誘拐した少年のベッドに菊の花を置いていくという手口が、元アルカトラズの囚人、キット・ネルソンにそっくりだったからだ。「ネルソンなら2日後に少年を遺体で家に返すはず」。そう推理したドクは、レベッカとともにタイムリミット48時間の救出作戦を直ちに開始するのだった。

脚本:ジェニファー・ジョンソン
監督:ジャック・ベンダー
オリジナル放映日(U.S.): 2012/1/23

003

キット・ネルソン

両親の留守中に11歳の弟を絞殺し、しょう紅熱で死んだと嘘をつく。成人後、弟の殺害を追体験するため児童誘拐・殺害を繰り返す。その手口は、ベッドに菊の花を残して金曜日に子供を誘拐、弟が好きだったことを体験させた後で絞殺し、日曜日に遺体を自宅に返すというもの。現代に現れたネルソンは、同様に菊の花を残して児童を誘拐。ネルソンの手口だと気付いたドクの助言で発見、射殺される。

第4話「銀行強盗犯 スウィニー」
Cal Sweeney

銀行の貸金庫が強奪にあい、支店長が家畜用の空気銃で殺害されるという事件が起きる。ドクは、それがアルカトラズの元囚人、キャル・スウィニーの仕業であると推定し、早速レベッカと捜査を開始する。だが、レベッカが次のターゲットとなる銀行を突き止めドクたちと駆けつけた時、強盗に失敗したスウィニーは客を人質にして銀行内に立てこもっていた。

脚本:ロバート・ハル
監督:ブラッド・アンダーソン
オリジナル放映日(U.S.): 2012/1/30

004

カル・スウィニー

当時貴重品が預けられていた、銀行の貸金庫のみを襲う強盗として暗躍。アルカトラズでは洗濯係として刑務所内でビジネスを開始、一枚噛みたいティラー副所長の嫌がらせを受ける。現代に現れたスウィニーは、女性銀行員をたぶらかして貸金庫を襲撃する。金品ではなく、持ち主に個人的な思い入れを語らせることを目的とし、それを果たした後に殺害する。

第5話「看守 ヘイスティングス」
Guy Hastings

アルカトラズの官舎跡でレンジャーが襲われる。犯人は、アルカトラズの元看守、ガイ・ヘイスティングス。ガイは、元看守だったレベッカの育ての親、レイの教官でもあった。レベッカとドクは、レイとガイの関係を調べていたが、その過程で重大な事実が浮き彫りになる。そして、レベッカたちが2人の居場所を突き止めた時、そこではガイがレイに1963年の事件当日のことを語っていた。

脚本:スティーヴン・リリアン/ブライアン・ウィンブラント
監督:チャールズ・ビーソン
オリジナル放映日(U.S.): 2012/2/6

005

ガイ・ヘイスティングス

アルカトラズ刑務所の看守。新人だったレイ・アーチャーの担当教官を務めた。現代に現れたヘイスティングスは、レンジャーを襲い、レイを誘拐。トミー・マドセンに会わせろと脅し、トミーとレイが育った家に潜伏しているところをレベッカとハウザーによって逮捕される。連行中に、死んだと聞かされていた娘の生存を知り、騙されていたことを悟る。

第6話「爆弾魔 ペティ」
Paxton Petty

アルカトラズの時代から、パクストン・ペティという爆弾魔がこの世によみがえる。地雷を仕掛けることで頭がいっぱいのパクストンは、サンフランシスコの人口が密集する地域で次から次へと爆弾を仕掛けてゆく。パクストンを捕らえようとするレベッカ、ドク、ハウザーの3人は、昔ながらのある方法で彼の爆弾テロ行為を阻止しようとするが…。

脚色:スティーヴン・リリアン/ブライアン・ウィンブラント/ロバート・ハル
ストーリー:ジェニファー・ジョンソン
監督:ポール・エドワーズ
オリジナル放映日(U.S.): 2012/2/13

006

パクストン・ペティ

朝鮮戦争での活躍が評価されず、子供の遊び場に地雷を仕掛けた廉で軍法会議で有罪となる。勲章も恩給も奪われた恨みから、5年の刑期を務めて出所後、地雷による無差別爆弾事件を起こしてアルカトラズ行きに。現代に現れたペティは公園に地雷を仕掛け、大量の死傷者を出す。次のターゲットを推理したレベッカとハウザーに捕らえられるが、レベッカの旧友で爆弾処理班所属のタナーが命を落とす。

第7話「毒殺犯 マッキー」
Johnny McKee

レベッカとハウザーは、元アルカトラズの囚人で化学者としての経歴を持つ殺人鬼、ジョニー・マッキーを追う。ジョニーは、かつて恐ろしい化学毒物で、罪のない多くの市民を殺害していた。ジョニーが毒をまき散らす前に彼を捕らえる――。レベッカたちは、またしても時間との闘いを強いられる。そんな中、レベッカは、祖父について明かされた新事実と向き合うことになる。

脚本:トニー・グラフィア
監督:ブラッド・ターナー
オリジナル放映日(U.S.): 2012/2/20

007

ジョニー・マッキー

高校時代にいじめを受けていたマッキーは、化学の知識を利用した毒殺を繰り返し、同窓会でクラスメート42人を殺害してアルカトラズ送りに。現代に現れたマッキーはクラブのバーテンとして働いていたが、飲み物に毒を混ぜて客を毒殺、続いて高級スポーツクラブのプールに毒物を流す。レベッカは隣の房にいたジャック・シルヴェインから話を聞き、次の犯行場所を地下鉄と推理する。

第8話「エイムズ兄弟 脱獄事件」
The Ames Brothers

アルカトラズ刑務所で最も暴力的だった兄弟、ハーマンとピンキー・エイムズが現在のアルカトラズ島に戻ってくる。エイムズ兄弟は1963年に脱獄しようと試みたことでも有名だ。レベッカ、ドク、ハウザーの3人に追われる兄弟。彼らは、現代に姿を現して以来ずっと、自分たちの身の回りに不思議な"不具合"が生じていることを感じていた。

脚本:ロバート・ハル
監督:ニック・コパス
オリジナル放映日(U.S.): 2012/3/5

008

ピンキー・エイムズ/
ハーマン・エイムズ

銀行強盗犯のエイムズ兄弟は、アルカトラズで所長から鍵を盗んで複製し、脱獄を目論むが、鍵が合わずに未遂に終わる。脱獄を未然に防いだのは、若き看守レイ・アーチャーだった。現代に現れたエイムズ兄弟と、兄弟に協力していた看守のドノヴァンは、かつて脱獄しようとしたのと同じトンネルに向かうところをドクに目撃され、誘拐・監禁する。

第9話「営利誘拐犯 バーネット」
Sonny Burnett

サニー・バーネットというアルカトラズ刑務所の元囚人が現代によみがえる。とてつもなく暗い側面を抱えていたバーネット。彼は、刑務所に収容されている間に暴力的な性質がさらに過激になったという経緯をもつ。人々を恐怖で支配するため現代社会に戻ってきたかのようなバーネットに、レベッカ、ドク、ハウザーが果敢に立ち向かう。

脚本:トニー・グラフィア/ロバート・ハル
監督:ポール・エドワーズ
オリジナル放映日(U.S.): 2012/3/5

009

サニー・バーネット

金持ちばかりを誘拐し、身代金を受け取ると無傷で返していた誘拐犯。当時14歳だった少女へレンを誘拐し、犯罪の片棒を担がせていた。現代に現れたバーネットはヘレン・キャンベル化粧品のそうぎょうしゃとなったヘレンの夫デヴィッドを誘拐し、同僚を殺害する。身代金要求の電話で指定された場所からはデヴィッドの生首が発見され、レベッカは強い恨みによる犯行と推理する。

第10話「料理人 モンゴメリー」
Clarence Montgomery

昔、クレランス・モンゴメリーという料理の腕が立つ黒人がいた。彼はアルカトラズ刑務所に入れられている囚人の中でたった一人無実の身だったが、現代に姿を現した彼は罪を犯してしまう。一体、彼に何が起こったのか? レベッカ、ドク、ハウザーが捜査を進めるうち、1960年頃に行われていたある実験のことが明らかになり、3人は恐怖におののく。

脚本:リー・ダナ・ジャクソン
監督:ジャック・ベンダー
オリジナル放映日(U.S.): 2012/3/12

010

クラレンス・モンゴメリー

高級カントリークラブ初の黒人料理長。クラブ・オーナーの娘エレンと恋仲になるが、彼女が殺害されアルカトラズ行きに。実はモンゴメリーは無実だったが、アルカトラズで行われた実験によりマインド・コントロールされ、受刑者を殺害し、殺人者となってしまう。現代に現れたモンゴメリーは、ゴルフコースで白人女性を殺害する。その手口は彼が罪を着せられたエレン殺害事件とそっくりだった。

第11話「バイオリン弾き ポーター」
Webb Porter

1963年の知られざる連続殺人鬼、ウェブ・ポーターが現代に現れ次々と女性を殺害する。ポーターが起こす事件の特徴は、殺害現場に必ず音楽が流れていることだ。その音楽は時にはポーター自身が奏でるバイオリンだった。そして、レベッカ、ドク、ハウザーの3人が調査を進めるうち、ポーターが幼少期に悲惨な経験をしたことが明らかになる。そこで音楽が流れていたことも…。

脚本:スティーヴン・リリアン/ブライアン・ウィンブラント
監督:ジャック・ベンダー
オリジナル放映日(U.S.): 2012/3/19

011

ウェブ・ポーター

幼い頃母親に溺死させられそうになったトラウマから、母を含む4人の女性を溺死させた。殺されかけた時の後遺症で耳鳴りに悩まされ、監房で毎晩絶叫していたポーターを診察したセングプタ医師は音楽療法を試み、ポーターは名バイオリニストに。現代に現れたポーターは音楽専攻の女生徒らを溺死させ、彼女達の髪の毛でバイオリンの弓を作っていた。

第12話「策士 スティルマン」
Garrett Stillman

ドクとレベッカは、アルカトラズの秘密を握る男に近づいていく。多くの犯罪者が数十年の時を経て現代に姿を現しているのはなぜか─。その真実の一端が明らかになろうとしている。一方、ハウザーはアルカトラズ刑務所の地下で驚くべきものを発見する。そして、レベッカはパートナーを殺害した犯人逮捕のために全力疾走する。

脚本:リー・ダナ・ジャクソン/コールマン・ハーバート
監督:イーグル・エギルッソン
オリジナル放映日(U.S.): 2012/3/26

012

ギャレット・スティルマン

元英国特殊部隊の戦術士官。鮮やかな手口で現金輸送車を10回にわたって襲撃した。現代に現れたスティルマンは警備会社から現金輸送車を強奪する。その警備会社の大口顧客の創設者は元アルカトラズ受刑者のシモンズだった。レベッカらはスティルマンの目的は現金ではないとにらむ。彼が奪った現金箱の中には、アルカトラズの地下を開ける3本目の鍵があった。

第13話「マドセンという運命」
Tommy Madsen

ドクたちが暴こうとしている秘密、ハウザーが発見したアルカトラズ刑務所地下のドア、レベッカが全力で捕らえようとしている殺人犯…。一見接点が見いだせない様々な出来事が、1人の男の出現でつながろうとしている。遂に、レベッカと祖父トミーが対峙する時がきた!

脚本:ジェニファー・ジョンソン/ダニエル・パイン
監督:アーロン・リップスタッド
オリジナル放映日(U.S.): 2012/3/26

013

トミー・マドセン

弟はレイ・アーチャー。妻アガサを残して朝鮮戦争に出兵し、帰国後、息子ヴァンが誕生。1957年、妻アガサを殺害したトミーは幼い息子を残してアルカトラズに送られる。刑務所では、ジェームズ所長の実験台となるかわりに1つだけ望みをかなえると言われ、看守として潜伏していたレイをアルカトラズから追い返し、ヴァンの養育権を譲り渡す。現代に現れたトミーは孫娘にあたるレベッカの同僚を殺害し、逃走していた。

CAST&STAFF

  • レベッカ・マドセン
  • ドクター・ディエゴ・ソト
  • エマーソン・ハウザー
  • ルーシー・バナジー
  • レイ・アーチャー
  • エドウィン・ジェームズ所長
  • E・B・ティラー副所長

製作総指揮
J.J.エイブラムス J.J.Abrams

J.J.エイブラムス

1966年6月27日 ニューヨーク生まれ。テレビプロデューサーの父の影響もあり、子供の時から映画製作に興味を持つ。1990年『ファイロファックス/トラブル手帳で大逆転』(日本未公開作品)で脚本家としてデビュー。その後もハリソン・フォード主演『心の旅』(1991)、メル・ギブソン主演『フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白』(1992)、ブルース・ウィリス主演『アルマゲドン』(1998)などの脚本を担当し、作品のヒットと共に、彼自身にも注目が集まるようになった。 その後、「フェリシティの青春」でテレビ界に進出。続いて製作した「エイリアス」が大ヒットシリーズとなり、同作品を見たトム・クルーズにより『M:i:Ⅲ』の監督に大抜擢、映画監督デビューを飾った。世界的な大ヒットシリーズとなった「LOST」ではエミー賞の監督賞、作品賞を受賞。その後も、『スター・トレック』や『SUPER8 / スーパーエイト』『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』などの大ヒット映画を次々と生み出し、人気クリエイターの座を不動のものにしている。また「エイリアス」「FRINGE/フリンジ」に続き「パーソン・オブ・インタレスト」でもオープニングテーマを作曲するなど、多才なところも見せている。

製作総指揮
ブライアン・バーク Brian Burk

南カリフォルニア大学、映画・テレビ学部(現、映画芸術学部)を卒業。コロムビア映画のブラッド・ウェストン、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントのネッド・タネン、20世紀フォックスのジョン・デイヴィスなどのプロデューサーたちと組み、キャリアを積む。1995年、ガーバー・ピクチャーズに参加。そこで、テレビ映画「DEAN / ディーン」を制作し、エミー賞にノミネートされた。2001年には、J.J.エイブラムスの共同クリエイターとなり、エミー賞を受賞したテレビシリーズ「エイリアス」の全5シーズンを手がけた。J.J.エイブラムスとタッチストーン・テレビジョンをベースに置く制作会社バッド・ロボットを立ち上げ、その会社で、テレビシリーズ「恋するブライアン」「LOST」(ゴールデングローブ賞とエミー賞を受賞)、「FRINGE/フリンジ」「パーソン・オブ・インタレスト」を制作し、自らも製作総指揮も務めた。J.J.エイブラムスと連携の幅を広げると、映画の製作にも乗り出し、『スター・トレック』や『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を作る。

製作総指揮
ジェニファー・ジョンソン Jennifer Johnson

脚本家としてキャリアをスタート。主な製作作品は「コールドケース」「LOST」など。

製作総指揮
ダニエル・パイン Daniel Pyne

ジョン・シュレシンジャー監督の『パシフィック・ハイツ』(1990)で映画脚本家デビュー。『ハード・ウェイ』(1991)、『ドク・ハリウッド』(1991)、『クライシス・オブ・アメリカ』(2004)などのヒット作の脚本を多数手掛けている。

製作総指揮
ジャック・ベンダー Jack Bender

ゴールデンタイムの番組を手掛ける最も有名なプロデューサー/監督の一人。主な作品は「LOST」、「ザ・ソプラノズ」、「エイリアス」など。

人物相関図

MOVIE

CAMPAIGN

「ALCATRAZ / アルカトラズ」結末予想キャンペーン

2012.10.22
「ALCATRAZ / アルカトラズ」結末予想キャンペーン

全てが謎に包まれているドラマ「ALCATRAZ / アルカトラズ」
最終話後の結末を予想して豪華賞品が当たる!
» キャンペーンサイトはこちら
<キャンペーン期間>
2012.10.22(mon)〜2013.1.31(thu)18:00まで
キャンペーンは終了いたしました。
<賞品>
・東芝REGZA 40S5[40インチ]:1名
・パナソニック ティーガ プラス UH-JL19T1-K [ブラック]:1名
・オリジナルクオカード[2000円分]:20名

Blu-ray&DVD

SELL Blu-ray

2012.11.7RELEASE

SELL Blu-ray
コンプリート・ボックス(2枚組/第1〜13話)

品番:1000340038

希望小売価格 ¥5,695+税

※掲載のジャケット、BOX、及びスペックは変更になる場合があります。

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SELL DVD

2012.11.7RELEASE

SELL DVD
コンプリート・ボックス(6枚組/第1〜13話)

品番:1000341174

希望小売価格 ¥4,743+税

※掲載のジャケット、BOX、及びスペックは変更になる場合があります。

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RENTAL

2012.11.7RELEASE

RENTAL
Vol.1-6

RENTAL

※掲載のジャケット、BOX、及びスペックは変更になる場合があります。

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