矢口八虎
成績優秀で人望も厚いが、空気を読んで生きることに自身も物足りなさを感じている男子高校生。
尋常ではない努力家で、美術との衝撃的な出合いを果たしたのちは、東京藝術大学を目指して、邁進していく。
眞栄田郷敦
2000年1月9日生まれ、アメリカ・ロサンゼルス出身。2019年に映画『小さな恋のうた』で俳優デビュー。近年の出演作に『午前0時、キスしに来てよ』(2019)、『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』(2021)、『東京リベンジャーズ』シリーズ(2021、2023)、『カラダ探し』(2022)、『彼方の閃光』(2023)、『ゴールデンカムイ』(2024)など。2022年のドラマ「エルピス —希望、あるいは災い—」や、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で見せた好演も話題となった。2024年は、フジテレビ系月9ドラマ「366日」に出演。

COMMENT
楽しいけどなんか浅い毎日。地に足がついてないような、自分を俯瞰で見てるような。苦しい時間は遅く感じて、楽しい時間は早く感じる。八虎と共に歩んでるような感覚になれる映画だと思います。「好きなことに人生の一番大きなウェイトを置く、これって普通のことじゃないでしょうか」という台詞の美しさ。その裏にある怖さやしんどさ、変わっていく自分や環境、それに伴う人間関係。そんなことを感じてもらいながら、今、自分の将来のことを考えてる人も、もう考えるのをやめてしまった人も、自分の好きなことは何なのか、自分にとっての幸せは何なのか、改めて少し考えてみるきっかけになれば嬉しいです。そして、今もう既に戦ってる人は、この映画を見て少しでも希望を持ってもらって、これからも戦い続けてもらえればと思います。
ユカちゃん(鮎川龍二)
自分の“好き”について葛藤する、女性的な容姿の八虎の同級生。
日本画で藝大入学を目指している。
八虎とは犬猿の仲だが、彼が美術部に入るきっかけを作る。
高橋文哉
2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。2019年、特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」の主人公に抜てきされ、俳優デビューを果たす。近年の出演作に、2021年のドラマ「最愛」や映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』、2022年の『牛首村』、2023年の『交換ウソ日記』、ドラマ「フェルマーの料理」など。2024年は『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』が公開となったほか、『からかい上手の高木さん』に出演する。

COMMENT
「ブルーピリオド」という作品は存じ上げていましたが、作品を見た事はなく、お話を頂いて原作を読ませていただきました。作品全体にももちろんですが、鮎川龍二という人物に惹き込まれましたし、この人物を僕が演じる事が出来るのか不安も感じました。でも、同時にドキドキとワクワクが止まりませんでした。こんなにも素敵なキャラクターで、この作品の大きな魅力にもなる、ユカちゃんを任せていただける事を本当に光栄に思いました。やるからには鮎川龍二の魅力を忠実にできる限り膨らませる様に全身全霊でこの役に挑みました。役作りでいうと、日本画の練習などもしましたが、身体的にも自分とユカちゃんに僕自身が境界線を感じない位まで追い込みました。大変なこともありましたが、本当に楽しかったです。そんな鮎川龍二を皆さんにも是非見て頂けたら嬉しく思います。僕がやれる事やるべき事やりたい事をユカちゃんや八虎のようにこの作品に詰め込んでおります。皆様、是非劇場へ。
高橋世田介
美術予備校に入った八虎の前に突如現れる天才少年。
勉強も絵の才能も頭抜けている。
孤高の存在で、八虎の最大のライバルとなる。
コミュニケーションを取ることが苦手で口が悪い。
板垣李光人
2002年1月28日生まれ。10歳で俳優デビュー。近年の出演作に「仮面ライダージオウ」(2018~2019)、2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」、ドラマ「カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜」、2022年のドラマ「シジュウカラ」「silent」、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」、ドラマ「フェルマーの料理」など。2024年はドラマ「マルス-ゼロの革命-」、映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』『陰陽師0』などに出演。

COMMENT
今回このお話をいただき、趣味程度ではありますがインプットとしてもアウトプットの手段としてもアートを嗜む身としてはいっそう身に入るものがありました。また原作についても、元々アートをテーマとしたストイックな作品として存じ上げておりましたし、高橋世田介というキャラクターにも共感する部分が多かったため、運命を感じております。
“好き”を追い求めることは決して逃げや楽なことではないのだと、その道中には何度も傷付き幾重にも重なる壁が待っているということ。そしてその先には広い海が全ての人を待っていることを教えてくれる作品になっていると思います。夢を追う人も、その傍で支えている人も、いろいろな方に観ていただきたいです。
森まる
八虎の一つ年上の先輩で、美術部に所属。
八虎が苦難にぶち当たるたびに乗り越えるきっかけを与えるなど、彼のミューズ的存在となる。
“祈り”をテーマに絵を描き続けている。
桜田ひより
2002年12月19日生まれ、千葉県出身。幼少期から芸能活動をスタートさせ、近年の出演作に『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』『祈りの幕が下りる時』(2018)、2019年の映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』、2022年の映画『おそ松さん』、ドラマ「silent」「あたりのキッチン!」、2023年の映画『交換ウソ日記』など。2024年は映画『バジーノイズ』で川西拓実とダブル主演を務める。

COMMENT
まずは、萩原監督とまた一緒に作品を作れる喜びと期待感を感じ、同時に八虎の人生を変えるきっかけを作った森まる先輩という、物語のキーとなる役を演じられるワクワクも感じました。自分は今まで絵の世界に触れる機会があまりなかったので、練習期間は毎回学ぶことだらけでした。中々体験できることではなかったので、本当に貴重な経験をさせていただきました。学校の穏やかさから、張り詰めた緊張感が漂う予備校まで、見どころ満載の映画になっているので、皆さん楽しみにしていてください。
桑名マキ
八虎が通う美術予備校の一番の実力者。八虎を励ます面倒見のよさを持つなど一見明るく前向きに見えるが、藝⼤主席合格者の姉に対して強いコンプレックスを抱いている。
中島セナ
2006年2月17日生まれ、東京都出身。2017年にモデルデビュー後、2018年に映画『クソ野郎と美しき世界/慎吾ちゃんと歌喰いの巻』でヒロインに抜てきされ、俳優デビュー。近年の出演作に2019年の映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES』、2021年の映画『光を追いかけて』、2023年のディズニープラスのオリジナルシリーズ「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」など。2024年は、映画『あこがれの色彩』で初の単独主演を果たす。

COMMENT
この度ご縁があり、桑名マキとしてこの作品に投じることが出来てとても嬉しいです。
目を逸らしたくなるほどの確かな熱を持って存在している八虎たちは、我々が「好き」の原点に回帰するのを手伝ってくれるのではないかと思います。
正解はないけれども何かがある世界を、光を持って見据えようとする姿に私自身、感化されるものと至らなさを自覚させられる鋭利さを感じました。
今、自分はここで何をしているのか。改めて問う機会をくれる作品だと思います。様々な人に見てもらえたら幸いです。
橋⽥悠
関⻄出⾝。世田介の高校の同級生で、八虎とは美術予備校で知り合う、おさげ髪の青年。人当たりがよく、友だち思い。絵描きフェチで、絵を描く人や、他人の作品を観るのも大好き。
秋谷郁甫
2004年2月11日生まれ、神奈川県出身。2020年、ドラマ「先生を消す方程式。」で俳優デビューを果たす。近年の出演作に2022年のドラマ「階段下のゴッホ」「5分後に意外な結末/Episode07失敗したキューピッド」、2023年のドラマ「真夏のシンデレラ」、Netflixシリーズ「離婚しようよ」、映画『大名倒産』など。2024年は、ドラマ「Eye Love You」に出演。

COMMENT
本作の中でも、一際異色を放つ橋田悠という人物には、原作を読ませていただいた時から惹かれていました。またそんな魅力的な橋田を演じられたことは未だに信じられない気持ちですが、原作にリスペクトを込めて全身全霊でやらせていただきました。

“自分は○○が好き“
こんなにも真っ直ぐで、でも自分の人生を豊かにしてくれる1番の原動力であること。
それを橋田や本作から、教わった気がしています。
ぜひ劇場に足を運んでいただき、皆様にも体感していただきたいと思います。
⽮⼝真理恵
八虎の母。倹約しながら一家を支えている。経済的な事情や、息子に苦労してほしくない、堅実な道を歩んでほしいという願いから、当初は八虎が藝大を目指すことに反対する。
石田ひかり
1972年5月25日生まれ、東京都出身。1986年、俳優デビュー。1991年大林宣彦監督作、映画『ふたり』でスクリーンデビューと共に主演を務め数々の映画賞の新人賞受賞。映画では、『はるか、ノスタルジィ』『ベル・エポック』『アドレナリンドライブ』で主演を演じている。近年の主な出演作に、映画Amazon Original『HOMESTAY』、ドラマ「ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜」、2024年は映画『九十歳。何がめでたい』などがある。

COMMENT
ちょうど、娘が大学に入学した頃の撮影でしたので、親子共に受験の日々を乗り越えたあの実感を持って、この役を演じることが出来ました。
郷敦くんの驚くほどに力強く澄んだ瞳で、真っ直ぐに訴えてくるお芝居には圧倒されました。あの時の彼の表情は、忘れられません。
進路を探す同世代の若者たち、大人になった元若者たち、たくさんの方に見ていただきたい作品です!
⼤葉真由
八虎たちが通う美術予備校の講師で、彼らの成長を支えていく。美⼤・藝⼤受験の過酷さを知っているからこそ、 常にブレることなく、明るく⽣徒たちを励まそうとしている。
江口のりこ
1980年4月28日生まれ、兵庫県出身。2002年、『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』で映画デビュー。2004年の映画『月とチェリー』で主演を務め、注目を浴びる。近年の出演作に、2020年の映画『事故物件 恐い間取り』、ドラマ「ソロ活女子のススメ」シリーズ(2021〜)、2021年のドラマ「SUPER RICH」、2022年の映画『“それ”がいる森』など。2024年は映画『あまろっく』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』『愛に乱暴』に出演。

COMMENT
原作の漫画を読み出したら面白くて一気に読んでしまいました。藝大をめざす生徒を一番近くで見守る大葉先生の役をやらせてもらえて光栄でした。
撮影は、夏の暑い時期で、当時を思い出すと生徒を演じていたみなさんの直向きな顔が浮かびます。
是非、劇場で彼らの青春をご覧になって下さい。よろしくお願いします。
佐伯昌⼦
八虎たちが通う高校の美術教師で、美術部顧問。穏やかな笑顔を絶やさず、飄々としているため本心は見えづらいが、人を見抜く力があり、八虎たちに的確なアドバイスを与える。
薬師丸ひろ子
東京都出身。1978年に映画『野性の証明』のヒロイン役に抜てきされ、13歳で俳優デビュー。映画『セーラー服と機関銃』(1981)や『探偵物語』(1983)、『Wの悲劇』(1984)などで注目を集める。近年の出演作に、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017)、『コーヒーが冷めないうちに』(2018)、『ブラック校則』(2019)、『みをつくし料理帖』(2020)、『とんび』(2022)など。

COMMENT
撮影の日々は、佐伯先生として、私自身として、これから大きく羽ばたいていく皆さんと触れ合えたことは本当に楽しく大切な時間でした。
「自分に正直なほど、強い。」
美術だったり、絵を描いたりすること。自分の内面を覗いてみるということは、時に怖く、尊い時間なのだと知ることができました。
それに全力でぶつかっていく八虎たちの背中を押さずにはいられません。
素晴らしい原作と若い力が、想像を超えたものを感じさせてくれる、そう確信しています。
恋ヶ窪 晋
兵頭功海
1998年4月15日生まれ、福岡県出身。2019年、映画『五億円のじんせい』で俳優デビュー。特撮テレビドラマ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(2019~2020)のカナロ/リュウソウゴールド役で注目を集める。近年、YTV・NTV系「CODE-願いの代償-」、TBS系「下剋上球児」、TBS系「9ボーダー」、映画『消せない記憶』(主演)、『18歳のおとなたち』(主演)など。また、映画『蒲団』『みーんな、宇宙人。』など、公開待機作が多数控えている。

COMMENT
ブルーピリオドは、原作から大好きな作品だったので、恋ちゃんとして参加することができ、本当に嬉しかったです。

八虎が絵に心を動かされ、やりたいことを見つけ、突っ走っていく姿に影響される恋ちゃんですが、同時に、八虎の背中を押す恋ちゃんでもあります。
この映画は、そんな皆の夢を追う姿を見て、観てくれた方の背中も押せるような作品になっていると思います。
沢山の方に見て頂きたいです!!
後藤先⽣(物理教師)
三浦誠己
1975年11月16日生まれ、和歌山県出身。1996年にお笑い芸人としてデビューした後、2003年より俳優に転身。近年の出演作に2016年の映画『ディストラクション・ベイビーズ』、2017年の映画『火花』、2018年の映画『アウトサイダー』、2020年のドラマ「太陽の子」、2022年の映画『ケイコ 目を澄ませて』など。2024年は、ドラマ「ブギウギ」、映画『霧の淵』、『プロミスト・ランド』などに出演。

COMMENT
萩原組に参加出来た事を光栄に思っています。俳優に優しく寄り添ってくださる監督のもと懸命に演じさせて頂きました。
大きな夢を抱き、挫折や失敗や少しの成功を積み重ねて生きてきた私(オジサン)ですが、脚本を読んで魂が揺さぶられました。
アートという儚き雲を掴むような世界で「夢」を抱き挑戦する矢口八虎!めちゃくちゃ素敵です!是非、劇場でご覧下さい!
沢山の方に見て頂きたいです!!
矢口行信
やす(ずん)
1969年11月18日生まれ、宮崎県出身。2000年、飯尾和樹とお笑いコンビ「ずん」を結成。役者としては、2021年のドラマ「#コールドゲーム」、2023年のドラマ「クライムファミリー」、2023年の映画『ロストケア』、ドラマ「おいしい給食 season3」などに出演。

COMMENT
映画をご覧になる間は八虎のかっこよさ、力強さ、そして繊細さに心動かされっぱなしだと思います。
息子と向き合って喋っているとき、何回か吸い込まれそうになる感覚になりました。
八虎との空間は魅力的でした。
そしてママの柔らかい愛に包まれていました。
とてもお母さん思いで、自然と応援したくなる男子です。
是非八虎と一緒にドキドキワクワクしてください。
鑑賞のあと映画館を出て感じる風は、きっと違って感じると思います。
原作:山口つばさ
東京藝術大学卒業後、アフタヌーン四季賞2014年夏で佳作。2016年に新海誠監督の作品「彼女と彼女の猫」のコミカライズを担当し、2017年8月号から「月刊アフタヌーン」にて「ブルーピリオド」を連載中。

主な受賞歴
「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018 ネクストブレイク部門」 大賞
「第2回 マンガ新聞大賞」 第3位
「このマンガがすごい!2019 オトコ編」 第4位
「マンガ大賞2019」ノミネート
「マンガ大賞2020」受賞
「You Should Read This Manga 2024」
COMMENT
(完成した映画を観て)自分が漫画として描いていた時には見えてなかった景色や役者さんが演じるキャラクターの表情、言葉を発するまでの”間”の感覚など漫画ではできなかったことがたくさん表現され、各シーンで作り物ではないリアリティを感じられた、映画『ブルーピリオド』に率直に感銘を受けました。そしてキャストの皆さんは多くの時間をかけ絵画練習をされ、私が初めて現場でその様子を見た時には皆さんの所作が絵描きのそれになっていて、ただただ驚きました。中でも眞栄田さんにお会いした際には「同級生の矢口くん」に会ったような、気まずさすらも感じてしまうほどでした。企画の段階からこの作品をどう映画にするのか?ご自身のビジョンを明確に持ち、常に観客に向かって映画を届けようと考えていた萩原監督にお任せすることができて、本当に良かったです。人が何かを始めようとするときの熱量を皆さんにも感じてもらえたら嬉しいです。
監督:萩原健太郎
1980年12月13日生まれ。アメリカ・カリフォルニア州のアート・センター・カレッジ・オブ・デザイン映画学部を卒業後、2008年に帰国。2013年、長編映画脚本『Spectacled Tiger』がサンダンス・インスティテュート/NHK賞を受賞。『東京喰種 トーキョーグール』(2017)、『サヨナラまでの30分』(2020)、2023年にはディズニープラスのオリジナルシリーズ「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」の監督を務める。

COMMENT
山口つばさ先生が作り上げた「ブルーピリオド」という完成された作品を実写映画化する上で最も大切にしたこと、それは原作の中心にもある問い『芸術は才能なのか?』に映画として挑むことでした。才能がないのに好きな事に挑戦するのは無駄なことなのか? 情熱が才能を凌駕する武器になり得るのか? これは八虎のように自分が進む道を模索している世代だけでなく、何かに情熱を注ぐことに夢中で挑戦する全ての世代が楽しめる映画です。ご期待ください。
主題歌:WurtS
2021年本格始動。作詞・作曲・アレンジ、アートワークや映像に至るまで全てをセルフプロデュースする、21世紀生まれのソロアーティスト。その楽曲は、ダンスミュージックを軸に、ロック、ヒップホップ、ソウル等、ジャンルの垣根を超えた独自のポップミュージックとして日々変貌を遂げている。

COMMENT
元々”NOISE”は僕が音楽活動を始めた頃に抱いていた殻を破りたいという感情から生まれました。
今回ブルーピリオドのお話を頂いた際にこの感情と作中の八虎の心境がリンクしているように感じ、楽曲を作り始めました。
僕も「好き」から始まったものがいつの間にか自分自身を表現するものに変わって、その重さに耐えきれなくなる時がありました。自分の「好き」は時間とともに周りの人たちを巻き込んでいく性質があるだなと思いました。だからこそ厄介で尊いのだなと。
本作では八虎たちが互いに自分自身を試行錯誤しながら表現し、「好き」を追い求める姿に感動しました。
そしてそんな彼らの応援歌として”NOISE”を聴いていただけたら幸いです。
音楽:小島裕規“Yaffle”
TOKAのプロデューサーとして、藤井 風、iri、SIRUP、小袋成彬、eill、adieu、ao、SEKAI NO OWARI、AIなど数多くのアーティスト楽曲を手がける。2020年9月、欧州各地のアーティスト計8名をゲストに迎えた1stアルバム「Lost, Never Gone」をリリースし、国内外で高い注目を集める。2021年10月に発売されたポケモン25周年を記念したコンピレーション・アルバムには唯一の日本人アーティストとして参加。2023年2月には名門老舗クラシック・レーベルのドイツ・グラモフォンからアルバム「After the chaos」をリリース。映画音楽の制作も担当しており、『ナラタージュ』(2017)、『響-HIBIKI-』(2018)、『キャラクター』(2021)などの作品のほか、サウンドトラックを手がけた『映画 えんとつ町のプペル』(2020)ではアニメーション界のアカデミー賞と呼ばれる第49回アニー賞で最優秀音楽賞にノミネート。
劇中歌リスト 「さなぎ」 作詞:Skaai 作曲:Yaffle,Skaai 編曲:Yaffle 歌唱:Skaai 「また会おう」 作詞:荒谷翔大 作曲:Yaffle, 荒谷翔大 編曲:Yaffle 歌唱:荒谷翔大 「憧憬画」 作詞:aramaki yujin 作曲:Yaffle, aramaki yujin 編曲:Yaffle 歌唱:荒巻勇仁
脚本:吉田玲子
1993年にNHK創作ラジオドラマコンクールに入選し、脚本家デビュー。「おじゃる丸」シリーズや「おジャ魔女どれみ」シリーズに参加。代表作に「けいおん!」シリーズ、「ガールズ&パンツァー」シリーズ、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズ、映画『聲の形』(2016)など。TVアニメ「ブルーピリオド」の脚本も担当した。2024年は、映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章/後章』『きみの色』が公開となる。
撮影:光岡兵庫
1993年生まれ。板前として修業した後、フォトグラファーへ転身。雑誌編集、スチール撮影、テレビ制作会社を経て広告の道へ。現在はミュージックビデオをはじめWebムービー、TV-CMを手掛けている。主な作品に、JR SKISKI 2019 Webムービー、INAX JAPAN Webムービー、King Gnu「白日」、森永乳業 のびうまモッツァレラWebムービーなど。
照明:平山達弥
1988年生まれ、長崎県出身。2009年に東放学園の照明クリエイティブ科を卒業後、CRANK(現 照明機材会社ライトワーク)に入社する。2010年から太田康裕に師事し2016年に独立。主な作品に、『サヨナラまでの30分』『燕 Yan』『ヤクザと家族 The Family』『余命10年』『最後まで行く』『百花』『四月になれば彼女は』 など。
美術:宮守由衣
1983年生まれ。桑沢デザイン研究所を卒業後、山口修氏、相馬直樹氏に師事し、2016独立。現在、映画、CM、MV、ブランドムービーなどの美術監督として活動中。主な作品に、映画『サヨナラまでの30分』『余命10年』『最後まで行く』『パレード』、CM「グリーンラベル」「SoftBank」など。
助監督:山下久義
1980年生まれ、大阪府出身。4年前から若手助監督育成の為の「助監督.com」を主宰。主な作品に『チワワちゃん』『サヨナラまでの30分』『そして、バトンは渡された』『渇水』『鯨の骨』『夜明けのすべて』など。
監督助手:山口和真
1994年生まれ、大阪府出身。大学卒業後、東映京都撮影所で助監督を経て、2023年に上京。主な作品に「科捜研の女」シリーズ、「仮面ライダービルド」シリーズ、「いりびと-異邦人-」など。
スタイリスト:Remi Takenouchi
2007年 ロンドンにてフリーランススタイリストとして独立後、2012年帰国。エッジーかつストーリーを感じる世界観で、ファッション・アートのスタイリングディレクション、コスチュームデザイン&制作を手掛ける。広告・ミュージックビデオ・映画・ドラマ・雑誌・舞台など幅広いジャンルにて活躍中。
スタイリスト:ヘアメイクディレクション:古久保英人
1962年生まれ、和歌山県出身。美容師として修業した後、渡辺サブロウ氏のアシスタントを経てフリーランスとなり有限会社オティエを設立。現在はTV-CMをはじめ映画のプロデュースも手掛けている。主なCM作品に、「カロリーメイト」「ポカリスエット」「相鉄線」など。映画では「ちはやふる」シリーズなどに参加。
絵画指導:海老澤 功
1956年生まれ。1981年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒。1979年の学部3年から新宿美術学院 (現 ena美術) 油絵科講師となり、現在に至る。
美術アドバイザー:川田 龍
1994年生まれ、大阪府出身。大学卒業後、東映京都撮影所で助監督を経て、2023年に上京。主な作1988年新潟県生まれ。2015年に東京造形大学を卒業し、2018年に東京藝術大学大学院を修了、現在は神奈川県横浜市を拠点に制作をしている。主な受賞に、アートアワードトーキョー丸の内2018オーディエンス賞、第2回CAF賞入選(2015)、TAMA ART COMPETITION 2013天明屋尚賞、TURNER AWARD 2013 未来賞など。