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2006年9月20日街頭ライブ報告会|2006年6月8日プレミア試写会 2006年4月20日製作報告記者会見 |
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●皆さんは実際にデスノートを拾ったとしたら使うでしょうか? | |||||
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藤原竜也:これは非常に多い質問ですね。夜神月はノートを拾うことによって過激な正義を求めてしまいます。でも僕は正義の名の元に行われる人に対しての行為は良くないと思っているので、使わないというのが本音です。 松山ケンイチ:僕はノートを使って誰を殺していけば良いのか分からないし、それを行えるほど頭が良くないので、とりあえずノートに触って死神と話すだけで充分です。後は、ノートを隠します。 瀬戸朝香:実際にそんなノートがあったら怖くて使いようがないです。人の命の重みを一言で変えてしまうというのはどうかなと思います。絶対に使えないですね。 ![]() 細川茂樹:使ったら使われそうで、まだもう少し生きたいし、そういうことを考えると使えないと思います。 戸田恵梨香:私も使えないと思います。やはり人の命がなくなるというのはとても怖くて、私にはそんな勇気が持てないのですぐに処分してしまうと思います。 ![]() 鹿賀丈史:このような場でノートを使いたいと言う人はいないと思います(笑)。できることならば自分の死ぬ時期が分かれば面白いなとは思います。知りたいとは思いませんが、知ることが出来れば面白いかなと思います。 金子修介:一度、夢に見たんです。実際に書いた夢を見てしまって非常に後味の悪い思いをしたのですがやはり怖いですね。でもデスノートにも良いところがあって、名前を書いた後に死因や詳しい状況も書けるわけです。これが一番デスノートで使い出があるところです。操った人は死ななければいけないのですが、できれば死なないで操れるノートが欲しいなと思います(笑)。 |
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●死神から見て、人間界はどのような世界に写るのでしょうか?リュークさんが答えられ無い場合は、代わりに誰かお答え下さい。 | |||||
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藤原竜也:リュークはデスノートに触った人間にしか見えないので、僕が代わりに訊いてみます。 (死神の声を真似て)死神に興味があるなんて珍しい奴だな。退屈な死神界よりは人間界の方が面白いだろう。そんなことは分かりきっていることだ。あはははは(笑)。 | |||||
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●監督、藤原さん、松山さんはどんなきっかけで原作を手にとって、映画にするということは関係なしに読んでみた感想を教えて下さい。 | |||||
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![]() 藤原竜也:姉の小学6年生になる子供にちょっと面白いから見てみてと言われて読みました。読んでみると、突っ走って読んでいる自分がいました。殺伐とした正義が正義で無くなりつつある世の中に一人の少年が現れ、その孤独な天才がノートを手にして世界と闘っているわけです。そのような道を突き進んでいく主人公に僕は非常に共感しました。原作はすごく短時間で読みきってしまいました。 |
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●ということは、映画の話がくる前に原作を読んでいたのですね。実際に役の話が来たときはどのような印象を持ちましたか? | |||||
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藤原竜也:難しい役柄だなと思いました。天才が故に感情をもろに表現しないので、透かした芝居と思われがちなのかなと思いました。危険で微妙なところなのですが、感情は少し多く表現することを今回は心がけました。役柄に関しては監督とともにたくさん相談しましたし、非常に悩んだところです。![]() |
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●原作の魅力はどんなところにあると思いますか? | |||||
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松山ケンイチ:読んでいる当時はあまり分からないまま読んでいたのですが、今考えてみると“死”というものがどんなものなのか、人それぞれの正義と悪の境目で、正義を貫いて人と人とが正義をぶつけ合うと何が生まれるのか、すごく考えるようになりました。 | |||||
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●瀬戸朝香さんは、人気コミックの人気キャラクターを演じられる上で、何か役作りをしたのでしょうか? | |||||
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●突然にデスノートを使って自分の愛する人が殺されたり、亡くなってしまったら皆さんはどのような対処をするでしょうか? | |||||
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![]() 松山ケンイチ:僕も今考えていました。答えは出ないのですが、デスノートを使おうが使わなかろうが人殺しは人殺しで、絶対に許してはならないものですし、どうしようもできないものなので、答えは見つからないです。 瀬戸朝香:今回の役は、愛する婚約者を失ってしまいますが、殺されたからといって自分の命を張って仕返ししにいくともなかなか言えないですね。自分の家族や大切な人が殺されてしまったという状況は想像できないです。仕返しをしたから気がすむというものでもないと思うので、難しいですね。 香椎由宇:もしそのときにデスノートを操る人物が分かっていたら、その人に何か仕返しがしたいという気持ちは湧いてくると思います。かといって何もできない自分が分かっているので、何もせず一人の世界に入ってしまうと思います。 細川茂樹:僕は迷わず復讐します。僕はある作家の復讐劇の小説をずっと読んでいた時期があったので、こうすれば良いという方法は頭の中にあります(笑)。もし詳しく聞きたいのであれば、また別の機会に話します。 ![]() 藤村俊二:対決する勇気と知能が欲しいですが、私は持ち合わせていないので、そういう意味では本当に無策かもしれませんが、とりあえずあきらめるしかないのでしょう。それくらい怖いことだと思います。デスノートはこういうものだと知ってしまった以上、なす術がないので、考える術もないです。 鹿賀丈史:今藤村さんがおっしゃいましたけれども、デスノートによって人が亡くなったとなれば抵抗しようがないというか、あきらめるしかないと思います。 金子修介:今の質問は、映画のテーマの本質に関っていることだと思います。そのことをずっと考えながら作っていました。監督特権として、その答えは映画にあるので映画全編を見て下さいということですね。 |
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