犬童一心
【『ハウ』監督 】

砂漠の神々しさ、宿命の重さ、果てしない物語、全てが映像の波となって押し寄せた。魂を揺さぶる2時間46分。戦禍の中、砂漠の果てに見えてくる希望の光、それは、今、人ごとではなく心に迫った。

小島秀夫
【ゲームクリエイター】

映画好きの僕でさえ、さすがにそろそろスマホやタブレットで映画を観てもいいかな、と思いかけていた。ところが「デューン 砂の惑星 PART2」を観ると、そんな凝り固まった考えは、砂の様に砕け散ってしまう!存在しない異世界アラキスのディテールをこれでもかと描き、どこまでもリアルに寄せてくる!革命と愛、恐怖と畏怖を同軸に描きながらも、破壊と美意識を美麗なレイヤーで壮大に魅せつける。本作は、まさに“これが映画だ!”としか言えない、生きるために必要な“スパイス”だ。このドゥニの傑作は、サブスクの普及をかなり遅らせる“抵抗運動レジスタンス”になるだろう。

黒田有彩
【タレント】

遥か遠くの惑星の、何千年も未来の物語。 政治、宗教、そして愛。 人間の変えられない部分は何なのかを考えた166分間でした。 砂の粒子に飲み込まれてしまいそうな桁違いの臨場感、 劇場で体感するほかなさそうです。

こがけん
【芸人】

オーマイガー!!!
素晴らしい…とにかく素晴らしい!!
SF史に残る壮大な宇宙大河ドラマを、ハンス・ジマーの分厚い重低音で浴びる3時間。
まるであの巨大な砂虫が映画館の地下で蠢いているかのような〝音=振動〟を体で感じ、ヴィルヌーヴ仕立ての英雄譚の世界の中に自分が〝いる〟感覚を体感できた。
これはもう、実体験だ!
あのとき、確かに僕は惑星アラキスにいた

坂本眞一
【漫画家】

苦難の旅路の先で誕生するのは果たして「英雄」なのか?
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の創り出す悠久の歴史を感じさせる美しい砂の世界の中、
時代を分つ分水嶺となる戦いを眼前で目撃しているかのような緊張感に包まれた2時間半でした。
繊細なガラス細工のようなポール少年が翳りを秘めた力強い青年へと成長する表情の変化、目を離せません!

武田真一
【フリーアナウンサー・日本テレビDayDay.MC】

色のない砂の惑星をここまで鮮やかに描きだせるものか!ひりひりと皮膚が焼けるような錯覚を覚える圧巻の映像体験。主演のティモシー・シャラメは、主人公が葛藤しつつカリスマへと成長していく過程を超・魅力的に演じ切る。苛烈な争いを続ける人々の、友情・愛・憎悪・欲望・希望が丁寧に紡ぎだされ、社会や人間の本質への深い洞察に胸打たれた。

野口聡一
【宇宙飛行士】

惑星アラキスの“スパイス”という重要な地下資源をめぐる大国の争いは、石油をめぐる大国間の争いにも繋がっている。王家の後継者である主人公ポールの復讐と成長が描かれるヒーロー王道の面白さと現代社会が持つ問題もおさえた素晴らしい映画。
本作は、宇宙を題材にしたSF映画ではない。広大な砂漠が登場する『アラビアのロレンス』のような作品。サンドワームとの冒険や砂漠の美しさを是非、大スクリーンで堪能してください。

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