キャラクター

相関図

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坂田銀時
「にゃあにゃあ、やかましいんだよ。発情期ですか?」
坂田銀時[小栗 旬]
なんでも屋「万事屋(よろずや)銀ちゃん」の主で、依頼があれば仕事をするが、基本ダラダラした生活を送っている。甘いものが大好きだが血糖値が高いため、医者に糖分の取りすぎを禁じられている。かつて攘夷戦争に参加し、その強さから“白夜叉”の異名で恐れられていた。天然パーマで愛読書は週刊少年ジャンプ、好物はいちご牛乳。

1982年生まれ。東京都出身。98年、ドラマ「GTO」で連続ドラマレギュラーデビュー。03年、蜷川幸雄演出の舞台「ハムレット」に初出演し、以降は蜷川作品の常連となる。「花より男子」シリーズ(05〜07)、「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」(07)で一気にブレイク。『クローズZERO』シリーズ(07/09)の大ヒットで人気を不動のものとする。エランドール賞新人賞や第17回日本映画批評家大賞主演男優賞などを多数受賞。『シュアリー・サムデイ』(10)では俳優として史上最年少となる映画監督デビューもしている。主な代表作は『岳 -ガク-』(10)、『宇宙兄弟』(12)、『ルパン三世』(14)、『信長協奏曲』(16)『ミュージアム』(16)等。『君の膵臓をたべたい』など話題作の公開も控える。福田監督作には「勇者ヨシヒコと魔王の城」(11)のゲスト出演や、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(13)の脚本協力に加えて、今年は「ヤングフランケンシュタイン」でミュージカルにも初挑戦する。
志村新八
「すみません、剣術しか学んでこなかったもので…」
志村新八[菅田将暉]
廃刀令でさびれた剣術道場・恒道館の跡取り息子。ファミレスでバイトしていた時に運命的に銀時と出会い、侍の魂を学ぶために勢いで万事屋に就職した。銀時と神楽のボケを全力でツッコんで回る、万事屋に欠かせない常識人。

1993年生まれ。大阪府出身。シリーズ最年少で主役に抜擢された「仮面ライダーW」(09~10)でデビュー。13年の主演作『共喰い』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝く。翌14年には『そこのみにて光輝く』などで、第24回日本映画批評家大賞助演男優賞他数々の映画賞を受賞。今年は主演作『キセキ -あの日のソビト-』(17)、『帝一の國』(17)、寺山修司原作『あゝ、荒野』(17)、『火花』(17)や初声優を務めた『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(17)等に出演。福田監督作への出演は『明烏 あけがらす』(15)、「宇宙への仕事」(16)、「勇者ヨシヒコと導かれし七人」(16)など。
神楽
「みんなのアイドル、可愛い神楽ちゃんでーす!」
神楽[橋本環奈]
宇宙最強の戦闘種族・夜兎(やと)族の少女。ひょんなことから銀時と出会い、万事屋で寝起きしている。
怪力と驚異的な身体能力で戦うことができるが食欲も半端ない。可愛い容姿と無邪気な瞳で暴言を吐き、天性のボケを発揮する。好物は酢昆布。

1999年生まれ。福岡県出身。13年にネットに投稿されたイベント写真が「千年に一人の逸材」と注目を集め、NHKのイメージキャラなど多彩な場で活躍。14年にはレスリー・キー撮影の最初の写真集「Little Star ~KANNA15~」を発表。翌年の第26回「日本ジュエリーベストドレッサー賞」では同賞を史上最年少で受賞した。映画には是枝監督『奇跡』(11)で初出演を果たし、『セーラー服と機関銃 -卒業-』(16)で初主演に加え、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、他にも『暗殺教室』シリーズ(15・16)、『ハルチカ』(17)などに出演。福田監督作品では、『斉木楠雄のΨ難』(17)が控える。
桂 小太郎
「ヅラじゃない、桂だっ」
桂 小太郎[岡田将生]
「狂乱の貴公子」等の異名を持つ攘夷党のリーダー。
攘夷戦争時には銀時らと共に戦ったが、敗戦後は自ら攘夷党を結成、浪士を募集しながら攘夷活動に励んでいる。銀時たちと交流しつつ真選組からは逃げ続けている。

1989年生まれ。東京都出身。2006年にデビュー。初主演映画『ホノカアボーイ』(09)、『僕の初恋をキミに捧ぐ』(09)等で第33回日本アカデミー賞新人俳優賞ほか国内映画賞を多数受賞。主な出演作に『重力ピエロ』(09)、『告白』(10)、『悪人』(10)、『雷桜』(10)、『プリンセストヨトミ』(11)、『アントキノイノチ』(11)、『宇宙兄弟』(12)、『潔く柔く』(13)、『想いのこし』(14)、『秘密 THE TOP SECRET』(16)。公開待機作に『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など。福田監督作には本作が初参加となる。
志村 妙
「図に乗るんじゃねえーーーーーーーっ!」
志村 妙[長澤まさみ]
新八の姉で、父親亡き後、新八と二人で恒道館を守っている。おしとやかな町娘に見えるが凶暴な一面もあり、キレると手が付けられない。料理の腕は壊滅的で、卵焼きはただの炭塊と化す。

1987年生まれ。静岡県出身。00年、第5回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得し、金子修介監督『クロスファイア』(00)で女優デビュー。『ロボコン』(03)で初主演を飾り、同作で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。翌年の『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)では第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・話題賞など数々の賞に輝く。15年公開の「海街diary」では第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。その他近年はNHK大河ドラマ「真田丸」、映画「君の名は。」、ミュージカル「キャバレー」などに出演。公開待機作に「散歩する侵略者」(9/9公開)、「嘘を愛する女」(18年公開)がある。福田監督作には本作が初参加となる。
平賀源外
「元気じゃ〜ん!勝てる勝てる!」
平賀源外[ムロツヨシ]
町の片隅で『源外庵』を営んでいるジャンク屋で発明家。銀時のスクーターやちょっとした電気機器の修理などもするが実はカラクリ技術にかけては江戸一と言われる凄腕技術者。商標侵害ギリギリの危険なブツも作る。

1976年生まれ。神奈川県出身。大学在学中に役者を志し、99年に作・演出・出演を務めた一人舞台「ある一人の青年」で活動を開始。08年から自身のプロデュース舞台「muro式」を始める。映画初出演の『サマータイムマシン・ブルース』(05)をきっかけに活動の場を広げ、ドラマ「悪党たちは千里を走る」(16)、「ラーメン小池の鬼の取調室」(17)に主演。福田組の常連で「勇者ヨシヒコ」シリーズ(11〜16)、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(13)、「スーパーサラリーマン左江内氏」(16)等に出演している。
近藤 勲
「さて、鬼退治と行こうじゃねえか」
近藤 勲[中村勘九郎]
幕府の特殊警察である真選組を率いる局長。土方・沖田はじめ隊士たちの人望を集める、男気溢れる好漢だが、かなりのお人よしに加えて驚異的な天然ボケ。お妙に惚れ込み、もはやストーカーと化しては撃退されている。

1981年生まれ。東京都出身。十八代目中村勘三郎の長男。
87年1月歌舞伎座「門出二人桃太郎」にて、兄の桃太郎役で二代目中村勘太郎を名乗り初舞台。12年2月新橋演舞場「土蜘」、「春興鏡獅子」などで六代目中村勘九郎を襲名。数々の歌舞伎に出演する一方で、野田秀樹演出「走れメルス」(04)、G2演出「おくりびと」(10)、三谷幸喜演出「ろくでなし啄木」(11)、堤幸彦演出「真田十勇士」(14)など錚々たる演出家の舞台にも出演。映画やドラマでも活躍し、「新選組!」(04)、「禅 ZEN」(09)、「清須会議」(13)、「真田十勇士」(16)の他、19年の大河ドラマでは主演が決定している。福田監督作には本作が初参加となる。
土方十四郎
「御用改めである!神妙にお縄につけ!」
土方十四郎[柳楽優弥]
真選組・鬼の副長。クールで頭も切れる近藤の右腕。局中法度重視のスパルタで荒くれ隊士たちをまとめている。重度のマヨラーで好物はマヨネーズ丼「土方スペシャル」。超のつくヘビースモーカー。

1990年生まれ。東京都出身。04年『誰も知らない』でデビュー、同作でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を日本人初・史上最年少で受賞する。以降、主演を務めた『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』(05)や『包帯クラブ』(07)、『許されざる者』(13)等の話題作に出演。福田監督作品には、連続ドラマ初主演作の「アオイホノオ」(14)、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(16)に出演した。『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、「ゆとりですがなにか」(16)、「お母さん、娘をやめていいですか?」(17)で注目を集め、今年は大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17)にも抜擢された。
沖田総悟
「仕方ねえ …副長、ここは任せやしたぜ」
沖田総悟[吉沢 亮]
一見ナイーブな美少年、中身は超絶腹黒の毒舌ドS。真選組の一番隊隊長で、戦闘力と剣術はピカイチ。犬猿の仲である土方の命を常に狙う。かなりのシスコンで姉・ミツバに対しては良い弟を演じている。

1994年生まれ。東京都出身。「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」で特別賞を受賞。「仮面ライダーフォーゼ」(11)で一躍人気を集め、「水球ヤンキース」(14)、「地獄先生ぬ~べ~」(14)等の話題作に出演。『アオハライド』(14)、『さらばあぶない刑事』(16)、『オオカミ少女と黒王子』(16)他、映画にも活躍の場を広げている。福田監督作品には本作が初参加。同監督の『斉木楠雄のΨ難』(17)、また、主演映画『トモダチゲーム 劇場版 2(仮)』(17)、行定勲監督の『リバーズ・エッジ』(18)の公開が控える。
村田鉄矢
「あれは人の魂を吸い取る妖刀なんだ!」
村田鉄矢[安田顕]
江戸随一の刀匠だった父親の跡を継いで刀匠となった男。妹の鉄子と町内で鍛冶屋を営んでいる。常に大声で喋り、人の話は全く聞かない。銀時に、自身の打った刀の行方を捜してほしいと依頼する。

1973年生まれ。北海道出身。演劇ユニット「TEAM NACS」メンバー。舞台、映画、ドラマを中心に幅広い現場でキャリアを重ね、これまでに100本以上の作品に出演する名バイプレイヤー。主演映画『俳優 亀岡拓次』(16)は大ヒットを記録、「下町ロケット」(15)ではその人気を確たるものにした。その他の出演作は、福田監督『HK/変態仮面』シリーズ(13・16)、『黒執事』(14)、『龍三と七人の子分たち』(15)、『映画 ビリギャル』(15)、『追憶』(17)など。今冬には、福田監督とタッグを組む舞台「スマートモテリーマン講座」が約5年ぶりに上演予定。
村田鉄子
「頼む…兄者を止めてくれ」
村田鉄子[早見あかり]
兄の鉄矢と鍛冶屋を営み、自身も刀匠として働く少女。兄とは違って声が小さく、やや弱気。

1995年生まれ。東京都出身。『百瀬、こっちを向いて。』(13)で映画初主演を果たす。以降『忘れないと誓ったぼくがいた』(14)、「すべてがFになる」(14)、連続テレビ小説「マッサン」(14~15)、『恋妻家宮本』(16)など数々の映画やドラマに出演。主な主演作に、「ラーメン大好き小泉さん」(15)、「東京ウエストサイド物語」(15)「福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY-」(16)がある。「スーパーサラリーマン左江内氏」(17)で福田組初参加となった。
岡田似蔵
「剣の折れたアンタたちはもう侍じゃないよ」
岡田似蔵[新井浩文]
「人斬り似蔵」と呼ばれる、居合い斬りの達人。凄まじい剣技と好戦的かつ冷酷な性格を持つ鬼兵隊の問題児。盲目だが嗅覚・聴覚・勘が人一倍発達しており、対象を光で感知する。鼻詰まりを防ぐ洗浄薬を愛用している。

1979年生まれ。青森県出身。『青い春』(02)で高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞。近年の出演作に『アウトレイジ ビヨンド』(12)、『赤い季節』(12)、『その夜の侍』(12)、『永遠の0』(13)、『百円の恋』(14)、『寄生獣 完結編』(15)、『バクマン。』(15)、『葛城事件』(16)福田監督作品には『明烏 あけがらす』(15)、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(16)、『斉木楠雄のΨ難』(17年10月21日公開)に出演。今後は、大根仁監督の『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(17)も控える。
武市変平太
「ロリコンではありません。フェミニストです」
武市変平太[佐藤二朗]
「変人謀略家」との異名をとる鬼兵隊随一の策略家。血の気が多い鬼兵隊の中で常に冷静で、ポーカーフェイスで薄ら笑いを浮かべている、自称・フェニミスト。剣術はからっきしのようで実戦や真剣勝負にはちょっと弱い。

1969年生まれ。愛知県出身。96年に演劇ユニットちからわざを旗揚げし、全公演で作・出演を務める。福田監督作品の常連で、「33分探偵」シリーズ(08・09)、「勇者ヨシヒコ」シリーズ(11・12・16)、「天魔さんがゆく」(13)、「ニーチェ先生」(16)、「スーパーサラリーマン左江内氏」(17)など多数の作品でその独特な存在感を発揮。また「家族八景」(12)、「だんらん」(13)などの脚本を手がけ、映画『memo』(08)では脚本・監督を担当するなど多才な活躍を見せる。福田監督の最新作『斉木楠雄のΨ難』(17)にも出演している。
来島また子
「晋助様を襲撃するとは絶対に許さないっス!」
来島また子[菜々緒]
「紅い弾丸」と呼ばれる二丁拳銃の使い手で、高杉率いる鬼兵隊の紅一点。語尾に「~ッス」とつけた話し方をする、気性の激しい女。高杉を「晋助様」と呼んで崇拝し、彼をけなす者には容赦ない攻撃を仕掛ける。

1988年生まれ。埼玉県出身。09年より本格的に芸能活動を始め、第7回ミス東京ガールズコレクションでグランプリを受賞。ドラマ「主に泣いてます」(12)で女優デビューを果たし、以降「ファースト・クラス」1・2期(14)、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17)、「ボク、運命の人です。」(17)などの話題作に出演。『白ゆき姫殺人事件』(14)、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『土竜の唄 香港狂騒曲』等、映画でも活躍している。また、auの人気CM「三太郎」シリーズに“乙ちゃん”こと乙姫として登場。福田監督作品には、本作が初参加となる。
高杉晋助
「俺はただ壊すだけだ。獣の呻きがやむまでな」
高杉晋助[堂本剛]
「攘夷志士の中で最も過激で最も危険な男」と言われる男。かつて銀時らとともに攘夷戦争に参加した過去を持つが、戦後は銀時らと別れた。現在は鬼兵隊を復活させ、幕府を狙う、大規模なクーデターを画策している。

1979年生まれ。奈良県出身。主演ドラマ「金田一少年の事件簿」シリーズ(95~97)で高い人気を獲得。97年にはKinKi Kidsとして「硝子の少年」でCDデビュー。主な出演作は「to Heart ~恋して死にたい~」(99)、「Summer Snow」(00)、「ガッコの先生」(01)、「プラトニック」(14)など。福田監督とは「33分探偵」シリーズ(08・09)、「天魔さんがゆく」(13)でもタッグを組んでいる。映画への出演は『ファンタスティポ』(05)以来12年ぶり。『ラッシュ/プライドと友情』(14)では声優として主人公の吹替も担当した。
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