「ジョバンニの島」、2015年3月28日にフジテレビで放送決定!
映画『ジョバンニの島』は、このたびフジテレビでの地上波放送が決定しました!ぜひご覧ください。
放映情報
放送日:2015年3月28日(土)25時35分〜27時40分
放送局:フジテレビ
番組紹介ページ
第18回ファンタジア国際映画祭、今敏賞および観客賞を受賞
カナダ・モントリオールで開催された第18回ファンタジア映画祭において、映画『ジョバンニの島』が、同映画祭長編アニメーション優秀賞にあたる今敏賞と、観客による投票で決定される「ベストアニメーション映画 観客賞」の2つの賞を受賞しました。
ファンタジア映画祭はカナダを代表する国際映画祭です。毎年10万人以上の集客規模を誇り、北米では最も重要なジャンル映画の映画祭とされています。
その他の映画祭情報
・第36回モスクワ国際映画祭 正式招待
・第21回シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭 正式招待
・第17回ニューヨーク国際児童映画祭 正式招待
・第54回ズリーン国際児童映画祭 正式招待
・第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭 正式招待
・第22回東京キンダーフィルム映画祭 正式招待
・第38回アヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門 審査員特別賞
「ジョバンニの島」Blu-ray/DVDが2014年8月6日発売決定!
2月22日に公開された映画『ジョバンニの島』のBlu-ray/DVDが8月6日発売決定!
映像特典として、本作の豪華キャストの舞台挨拶、インタビュー集や、西久保瑞穂監督によるオーディオコメンタリーなどを収録しています。
仕様
形式 Color
片面二層(特典:片面一層)
本編102分+特典94分
発売元 日本音楽事業者協会
販売元 ポニーキャニオン
○Blu-ray特別版
3枚組(本編DISC+特典DISC+サウンドトラックCD)
品番:PCXE.60080
本体価格\9,800+税
封入特典:32Pブックレット・ポストカード3枚セット
○Blu-ray通常版
2枚組(本編DISC+特典DISC)
品番:PCXE.50398
本体価格\6,800+税
封入特典:8Pブックレット
○DVD
2枚組(本編DISC+特典DISC)
品番:PCBE.54585
本体価格\4,700+税
封入特典:8Pブックレット
■映像特典(Blu-ray特別版/通常版/DVD 共通収録)
①銀河鉄道の夜~星めぐりの歌~プロモーションビデオ
②公開記念スペシャル-忘れてはいけない物語-特典バージョン
③アートワーク写真集
④舞台挨拶集(完成披露試写会・公開初日)
⑤インタビュー集 北島三郎・市村正親・仲代達矢・八千草薫・柳原可奈子
谷合純矢・横山幸汰・仲間由紀恵・ユースケ・サンタマリア・犬塚弘(収録日順)
⑥予告編&TV CM集
■オーディオコメンタリー収録(Blu-ray特別版/通常版/DVD 共通収録)
西久保瑞穂(監督)・櫻井圭記(脚本)
第38回アヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門 審査員特別賞を受賞!
今年の6月にフランスで開催された、第38回アヌシー国際アニメーション映画祭(Annecy International Animation Film Festival)の長編コンペティション部門にて、映画『ジョバンニの島』が審査員特別賞を受賞しました!
アヌシー映画祭は、1960年にカンヌ映画祭のアニメーション部門を独立させて発足された、世界最大のアニメーション映画祭とされています。同映画祭長編コンペ部門での日本映画の受賞は、これで5作品目となります。
その他の映画祭情報
・第36回モスクワ国際映画祭 正式招待
・第21回シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭 正式招待
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・第54回ズリーン国際児童映画祭 正式招待
・第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭 正式招待
・第18回ファンタジア国際映画祭 正式招待
・第22回東京キンダーフィルム映画祭 正式招待
「ジョバンニの島 アートワークス―設定・美術・原画―」劇場発売中!!
2月22日に公開された映画『ジョバンニの島』の貴重なアートワークを収録した書籍を、劇場(一部をのぞく)および映画グッズ通販サイト『Froovie/フルービー』で発売中です!
制作初期のイメージイラスト、作品の世界を彩る美術、実力派スタッフによる原画などを幅広く収録。西久保監督によるコメントも掲載しています。
仕様
160ページ/フルカラー/A4横サイズ
価格:税抜2200円
発売:Production I.G
販売:一部を除く公開劇場、および映画グッズ通販サイト『Froovie/フルービー』にて販売予定。
Froovie URL:http://froovie.jp/shop/c/c26026/
収録アートワーク制作スタッフ
キャラクター原案:福島敦子
キャラクターデザイン:伊東伸高
小物設定:海島千本
車輌設定:荒川眞嗣
美術設定:岩熊茜
総美術監督:サンティアゴ・モンティエル
美術監督:林孝輔 稲葉邦彦(インスパイアード)
原画:宮沢康紀/柳沼和良/荒川眞嗣/もろゆき沙羅/伊東伸高/大平晋也/中澤一登/海島千本/小倉陳利/近藤圭一/河島裕樹/江口寿志/桝田浩史/森久司/山口晋/安彦英二/うつのみや理/桜井邦彦/新井浩一/ノンクレジット/西尾鉄也/黄瀬和哉/井上俊之(※収録順)
記載の誤りに関するお詫び
本書籍におきまして下記の記載の誤りがありました。大変に申し訳ございません。お詫びして訂正いたします。
P142,144,146,160
(誤)西尾鉄矢
(正)西尾鉄也
P130,160
(誤)中原久文
(正)安彦英二
「ジョバンニの島」、初日舞台挨拶を行いました!
本日初日を迎え、舞台挨拶を行いました。主人公で瀬能純平役の横山幸汰、純平の弟・寛太役の谷合純矢、純平・寛太の父親で、島の防衛隊長を務める瀬能辰夫役の市村正親、純平の担任の教師・佐和子役を務めた仲間由紀恵、原作・脚本を務めた杉田 成道、監督の西久保瑞穂が登壇。
自身も2児の父親である市村は、映画を観終えたばかりで感動ムードに包まれた観客を前にして「好きなシーンはいっぱいあるけれど、子供たちが父親に会いに来てくれるところはやはりジーンとくる。あそこは好きですね。冒頭で子どもたち二人がエトピリカ(海鳥)の卵を獲りに行っておしっこをかけられるシーンはうちの長男のお気に入りです」とあいさつ。また、「辰夫は厳格な感じ ですが、僕は厳格ではないのでその辺は演技力でカバーしました」と冗談を交えて話すと会場は笑いに包まれる場面も。仲間は「声だけのお芝居で緊張して臨みました。(原作・脚本の)杉田さんの熱い演出を受けて無事乗り切る事が出来ました。今観終えたばかりで涙をこぼした方もいると思います。とても素敵な作品でたくさんの人に伝えて届けて残していきたいと思える作品です」と丁寧に客席を見渡しながら語りました。
その他の方々を含めたコメントは以下の通りです!
みなさんのコメント
市村正親さんのコメント
初めて観たときは笑って、また、僕も(演じた)辰夫と同じ2人の父でもあるし、後半はどうしようもないくらい目が真っ赤になって、翌日の仕事も大変でした。日本とソ連の子どもたちが隣の教室でそれぞれの国の歌を歌う場面で、なんて素敵な場面だろうと思って観ていました。世界の子どもたちはいつでも仲良くなれる。この映画を観てもらって子どもころの気持ちを忘れないでもらいたいなと思いました。
仲間由紀恵さんのコメント
この役を演じるまで、北海道でこんなことがあったという事実すら知りませんでした。知らないところでこんなに苦労されていた方がいたんだなと思い、また子どもたちが前向きで頑張ってきたように、私も見習ってあきらめずにがんばっていきたいです。
横山幸汰さんのコメント
寛太が病気になってしまって、トラックの中で純平と寛太が話すシーンが印象に残っています。妹がいるので、妹と寛太を置き換えて演技しました。妹は映画を観て「幸汰じゃないみたい」と言っていました。
谷合純矢さんのコメント
沢山の人に観てもらえてうれしいです。印象に残っているシーンはお父さんに会えた場面。悲しい思いで演じました。(辰夫の父・源三役の)北島三郎さんはとてもやさしくてかっこよかったです。「緊張せずに頑張って」と言われました。
杉田成道さん(原作・脚本)のコメント
根室に行って元色丹島の島民の方々にも映画を観ていただきました。その中に現在92歳で(仲間が演じた)佐和子先生のモデルである先生もいらっしゃって「大変感動的で、冥土のみやげになりました」と言ってくださいました。教室にソ連兵が来るシーンは「全くその通りでした。膝が震えるような経験だった」と話していました。
戦争のように過酷な状況でも子どもたちは遊びを求め、交流し、どこまでも行こうというエネルギーを持っていました。この作品が突破口となって、10年20年といろんな方にバトンを渡していけたらなと思います。
西久保瑞穂さん(監督)のコメント
色丹島には取材に行けなかったけれど、当時の資料や純平のモデルになった得能宏さんに何度も何度もお話を聞きました。2日に1回は電話で聞いていたので、後で聞いたら、あの時はうるさかったと言われるほどでした。
物語は純平の回想のもとになっているので、得能さんの記憶が基になっています。日本も世界もそうだが(国に関わらず)戦争を追体験してもらえたらと思って作りました。素直に見て感じてもらえたらと思います。
『ジョバンニの島』特番放送決定!
映画公開にあわせ、ひとつの実話が豪華キャストや日本アニメーション界屈指の実力派スタッフによって感動のドラマにまで紡がれるまでを追った、『ジョバンニの島』の特番を放送いたします。 是非この機会にご覧ください!
「感動アニメ映画『ジョバンニの島』公開記念スペシャル
〜忘れてはいけない物語〜」
放送日時
2月21日(金)11:35〜12:05 テレビ北海道
2月22日(土)25:20〜25:50 メ〜テレ
2月27日(木)27:34〜28:04 朝日放送
日本映画専門チャンネル
3/4(火)18:40
3/5(水)16:00
3/6(木)13:00
3/9(日)13:30
3/11(火)5:30
3/11(火)13:00
3/14(金)18:00
時代劇専門チャンネル
3/11(火)28:00
3/12(水)28:00
3/13(木)28:00
3/18(火)28:00
3/19(水)28:00
「ジョバンニの島」、完成披露試写会を開催!
本日、都内劇場で完成披露試写会を行いました。本作の主人公で瀬能純平役の横山幸汰、純平の弟・寛太役の谷合純矢、純平・寛太の父親で、島の防衛隊長を務める瀬能辰夫役の市村正親、市村演じる辰夫の弟、英夫を演じたユースケ・サンタマリア、瀬能家に住み込みで働く、みっちゃん役の柳原可奈子、市村演じる辰夫の父で純平と寛太の祖父、源三役の北島三郎、原作・脚本を務めた杉田成道、監督の西久保瑞穂が登壇しました。
豪華キャスト陣を前に、「久しぶりに家族が戻ってきてとてもいい気持です」と杉田成道があいさつする通り、ユースケ・サンタマリアと柳原可奈子が軽快なトークで場を和ませ、最後に市村正親と北島三郎が締めくくる、劇中の家族の姿同様に息のぴったり合った舞台挨拶となりました。
みなさんのコメント
市村正親さんのコメント
今までにも何本かアニメ作品には参加していますが、今回は本当に参加してよかった。観ると確かに悲しい部分もあるけど、ロシアのこどもと日本の子どもたちがお互いのの国の歌を歌う場面があり、なんとも心が温かくなる。いろんなシーンにあたたかさが込められている。楽しみにしていてください。
ユースケ・サンタマリアさんのコメント
やっとみなさんに観ていただけて感無量です!
(初めてのアニメ声優について)実写の声はやったことはあるが大コケして、僕のせいじゃないとは思いますが本当にしばらく(声の仕事が)こなかった。英夫は僕をモデルに書いたんじゃないかと思うほどパブリックイメージと重なっていました。明るくておちゃらけたところもあるけど、彼の背景にある次の時代のことを考える強さと優しさ、人間味あふれる男を演じなければと杉田さんと気持を裸にしてディスカッションしました。杉田さんの言葉が光となってロープのようにたぐりながら演じました。
柳原可奈子さんのコメント
(完成した映画を観て)私の年だと父や母と話をするという機会はほとんどなかったので、改めて考えさせられるすごくいい機会になりました。どんな環境でも子どもたちはすごくパワーをもっていて、子どもたちに支えられているというのを実感しました。みっちゃんは物語の中で一輪の花のような存在。(ユースケに「仲間さんは?」と突っ込まれ「仲間さんは大輪。わたしはちょっとした小花です」と答える一面も)。すごく前向きなイメージだったのでトーンを落とさないように演じようと心掛けました。
北島三郎さんのコメント
(役どころについて)生まれは北海道です。漁師のおじいちゃんの役。私は漁師の生まれだから自分のおじいさんを思い出した。血を受け継いで漁師役で出演させてもらって、映画をみると涙がでます。われながらよくできたと思っています。
(映画について)生意気ですけども、映画を観て僕は人との絆、親子との絆、血というものを感じました。たくましく生きていく姿の中に笑いあり、涙あり、迫力あり、最後は感動があります。じっくり見てほしいです。
杉田成道さん(原作・脚本)のコメント
ちょっとまじめな話になりますが、北方領土の中でも色丹島で起こった終戦後の家族のお話。当時日本時は非常に過酷な状況の中で生きてきました。そういう中でもどこかで希望を見出し、特に子供にはより力強く生きるエネルギーがある。国境も時代も超えてそういうことを伝えていかなければいけないという、バトンを渡すつもりでこの映画を作りました。
西久保瑞穂さん(監督)のコメント
こんなに豪華な役者さんたちに声をやってもらうのは初めてです。やっぱり情感がよく表れていると思います。独特の背景や美術は主人公の回想。記憶として描こうとしました。北の小さな島出来事をドキュメンタリーのように細かく調べてきっちり描いている。そこに主人公たちの心の支えになった宮沢賢治の「銀河鉄道」のファンタジー要素をどう絡ませるかでしたが、ごちゃまぜになっていればいいなと思いました。主人公の生きた時代を追体験してもらえればうれしいです。
初日舞台挨拶 チケット販売を開始します!
2月22日(土)新宿ピカデリーにて、初日舞台挨拶を行います。
初日舞台挨拶のチケット購入方法
2月22日(土)の初日舞台挨拶は全席指定制(定員入替制)となります。この座席指定券は、<チケットぴあ>のみの販売となります。
※お席はお選びいただけません。
※チケットの販売は、お一人様4枚までとさせていただきます。
実施日 | 2014年2月22日(土) |
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会場 | 新宿ピカデリー <Pコード:552-610> |
時間 | 9:30の回 上映終了後 |
登壇者(予定) | 市村正親、仲間由紀恵、横山幸汰、谷合純矢、杉田成道(原作/脚本)、西久保瑞穂(監督) ※登壇者は予告無く変更になることもございますのであらかじめご了承ください。 |
料金 | 全席指定-2,000円 |
チケット販売方法
先行抽選販売「プレリザーブ」
■ 申込受付期間:2月1日(土)11:00~2月14日(金)11:00
■ 抽選結果発表:2月14日(金)20:00
■ 引換開始日 :2月14日(金)20:00~
プレリザーブとは?
http://t.pia.jp/guide/prereserve.html
先行抽選販売に関する注意事項
※ チケットのお申込は、お一人様4枚までとさせていただきます。
※ 前売券からのお引換は出来ません。ご注意ください。
※ チケット当選後の変更・払戻は出来ません。予めご了承ください。
※ 2月14日(金)以降にチケット引換えが可能となります。
※ 座席番号は、チケット券面にてご確認ください。
※ プレリザーブとは、事前のお申し込みの後、チケットを購入できるサービスです。
※ 必ずしも優先的に良いお席をご用意するものではありません。
※ お申込多数の場合は抽選にて当選者を決定します。(先着順ではありません)
※ お申込は受付期間中ならいつでもOK。(メンテナンス時間をのぞく)
一般販売
2月15日(土)10:00AMより販売開始
一般発売に関する注意事項
●お近くのチケットぴあのお店、下記のコンビニ、もしくは電話予約、インターネットでお求めいただけます。
●チケットの販売はお一人様4枚までとさせていただきます。
●前売券からのお引換はいたしかねますのでご注意下さい。
●お席はお選びいただけません。
インターネット購入
チケットぴあ http://t.pia.jp/cinema/
直接購入
チケットぴあのお店 営業時間 10:00~20:00【営業時間は店舗によって異なります】
サークルK・サンクス 営業時間 朝5:30~深夜2:00【発売初日は10:00~】
セブンーイレブン 営業時間 0:00~24:00【発売初日は10:00~】
電話予約
チケットぴあ音声自動応答 TEL:0570-02-9999
※要Pコード・自動応答24時間受付
(毎週火・水 2:30〜5:30はシステムメンテナンスのため受付休止)
●チケット購入に関するお問合わせは、
TEL:0570-02-9111 または http://t.pia.jp/までお願い致します。
その他の注意事項
※ 場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
※ 転売目的でのご購入は、固くお断り致します。
※ いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後のチケットの変更や払い戻しはできません。
※ 当日はマスコミによる取材が入る可能性がございますので、予めご了承ください。
※ 映画鑑賞の妨げになりますので、上映途中からのご入場はご遠慮ください。
12/21(土)より前売券発売開始!
一部の劇場にて前売券の発売を開始します。
劇場の詳細はこちらから:http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=197
日本音楽事業者協会 正会員社に所属している多くのアーティストが出演!
一覧は本サイトのキャラクター&キャストページから!
http://wwws.warnerbros.co.jp/giovanni/
『ジョバンニの島』本予告公開!
『ジョバンニの島』本予告が公開になりました。
超豪華、主要声優キャスト発表!
1945年の北方四島における実話をもとに、ソ連軍の進駐によって引き起こされる島民たちの過酷な運命を描いた、感動アニメーション長編映画『ジョバンニの島』の主要声優キャストが発表されました!キャストの皆さんからのコメントも届いてます!
瀬能純平
本作の主人公。寛太と正反対な性格。気が小さく、お調子者的な面もある。「銀河鉄道の夜」を暗唱できる。
横山幸汰
キャストプロフィール
2000年12月26日生まれ。埼玉県出身。「贖罪」(足立正幸役)、NHK「平清盛」などのドラマや、『ゼロの焦点』、『まほろ駅前多田便利軒』(由良役)、『武蔵野S町物語』(健一役)、『つやのよる』、『許されざる者』など、邦画の話題作に多数出演する人気子役。
瀬能寛太
幼く見えるが、洞察力があり、何事にも自由で積極的。
谷合純矢
キャストプロフィール
2006年6月2日生まれ。ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー所属。「空飛ぶ広報室」「秘密諜報員エリカ」など人気ドラマや、キッズ向けの教育番組「ハッピー!クラッピー」、映画『踊る大捜査線THE FINAL~新たなる希望』、TVCMなどで活躍中の実力派子役。
瀬能辰夫
純平、寛太の父親。島の防衛隊長を務める。感情をあまり表に出さず、寡黙。終戦になってもなお、自分の出来ることを考えている。「銀河鉄道の夜」に妻、光子との想い出があり、子供たちに音読させている。光子は、寛太を産んだ後、他界している。
市村正親
演じる辰夫と同じく僕も2児の父なので、主人公兄弟を自分の息子たちに置き換えてみたり、あるいは自分の子供のころを思い出したりして演じました。厳格な父親である辰夫と自分は、実は正反対。役作りは苦労しましたが、過度な表現をせず僕らしさをだせるように努めました。
キャストプロフィール
1949年1月28日生まれ。埼玉県出身。1973年、劇団四季「イエス・キリスト=スーパースター」でデビュー。退団後も舞台、ドラマ、ナレーション、CMなど様々な分野で活躍する。近年は『ステキな金縛り』(阿倍つくつく役)、『テルマエ・ロマエ』(ハドリアヌス役)、『のぼうの城』豊臣秀吉役、『十三人の刺客』鬼頭半兵衛役など映画出演も多数。声優としても『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(ジャック・スケリントン役)などを演じる。
佐和子
辰夫、英夫と幼なじみ。小学校の教師。純平の担任。子供たちからも慕われて、「二十四の瞳」の大石先生を彷彿させる。辰夫を尊敬し、慕っている。
仲間由紀恵
私自身が戦後の空気を知らないこともあり、特に細かい緊迫感は現場で監督と会話をしながら演じさせていただきました。戦争が子供たちにもたらす非情さを、改めて映画を通して感じることができました。
キャストプロフィール
1979年10月30日生まれ。沖縄県出身。’00年のドラマ「トリック」シリーズ(山田奈緒子役)で初主演。その後「ごくせん」シリーズ(山口久美子役)、「功名が辻」(山内千代役)、「サキ」(網浜サキ役)などヒット作、話題作に出演。映画では、『大奥』(絵島役)、『武士の家計簿』(猪山駒役)、『劇場版テンペスト3D』(孫寧温=真鶴役)など。NHK紅白歌合戦では4度の司会・パーソナリティを務めた。その他、CM,舞台出演など幅広く活躍している。
みっちゃん
純平の家に住み込みで働いている、奉公人の娘。誰にでも好かれる明るい性格。
柳原可奈子
親や祖父母から戦争の体験を聞くこともなかったので、これまで戦争というものを深く考えたことがありませんでした。この作品を通じて、自分がいかに恵まれた環境で生活できているか感じました。私が演じたみっちゃんは明るいキャラクターなので、暗い環境だからといって暗くなりすぎないように気をつけました。
キャストプロフィール
1986年2月3日生まれ。東京都出身。「知っとこ!」「笑っていいとも!」「ペケ×ポン」「リアルスコープハイパー」「スッキリ!!」「もてもてナインティナイン」など、多数のバラエティ番組で活躍する人気お笑い芸人。「空から日本を見てみようプラス」などナレーションの仕事や、ラジオパーソナリティなど声の仕事も手がける。役者としての仕事にドラマ「MONSTERS」(高野恵美役)、映画『まぼろしの邪馬台国』(玉子役)などがある。
英夫
辰夫の弟。純平、寛太の叔父さんに当たる。明るく調子がいい反面、繊細な心を持ち、生命力に溢れている。兄、辰夫とは正反対の性格。商魂たくましく、終戦期のどさくさに乗じて一攫千金を企む。幼なじみの佐和子に片思い。
ユースケ・サンタマリア
アニメーションの吹き替えは初めてです。こんなにいい声をしているのに、なぜお話がこなかったんだろうと(笑)。僕が演じる英夫はひょうひょうとしたキャラクターですが、実は強い人物。初めてですが、やる以上はしっかりやらせていただきます。
キャストプロフィール
1971年3月12日生まれ。大分県出身。ラテンロックバンド「BINGO BONGO」のボーカルとして芸能活動をスタートし、バラエティ番組のパーソナリティ、役者業などへ仕事の幅を広げる。「踊る大捜査線」(真下正義役)、「今週、妻が浮気します」(堂々ハジメ役)、「dinner」(瀬川壮一役)などドラマ出演多数。映画では『少年メリケンサック』(時田英世役)、『日輪の遺産』(野口孝吉役)などに出演。
瀬能源三
辰夫の父、純平、寛太の祖父。時代の移り変わりに流されることなく漁師として海のために己を捨てる覚悟で生きている。
北島三郎
アニメのアフレコは初めてでしたが、とても楽しかったです。私が演じる源三は北の大地の漁師ということで、私とは共通点も多いので、感動するものがありました。私の祖父は日露戦争にいった人間ですが、源三のように思ったのかな、と感慨深いです。
キャストプロフィール
1936年10月4日生まれ。北海道出身。1962年に「ブンガチャ節」(日本コロムビア)でデビュー。以来、演歌ひとすじ五十余年で活躍する、日本を代表する演歌歌手。「兄弟仁義」「与作」「まつり」ほか、手がけたヒット曲多数。長年にわたる舞台公演やテレビ時代劇への出演などを通じて、役者としても高い評価を受けている。役者としての代表的な仕事には「暴れん坊将軍」シリーズの江戸町火消し「め組」頭・辰五郎がある。
ターニャ
本編のヒロイン。ソ連将校の娘。ソ連の進駐とともに、島に移り住むことになった。強気の反面、とても淋しがりやでもある。
ポリーナ・イリュシェンコ
キャストプロフィール
代表作に「A.N.T Farm」「Emergo」「Great Expectations」ほか。
村長
犬塚弘
映画で描かれている時代当時、僕は中学生でした。戦後の貧しい時代を経験した身としては、戦争の悲劇は繰り返してはいけないと思います。
キャストプロフィール
1929年3月23日生まれ。東京都出身。「ハナ肇とクレージーキャッツ」のメンバーでベース担当。俳優として映画、テレビ、舞台などで活躍する。主な出演作品に『素敵な今晩わ』『ほんだら剣法』『ほんだら捕物帖』『喜劇 右むけェ左!』『ニッポン無責任時代』『男はつらいよ』シリーズ『ポストマン』『春よこい』『転校生 さよならあなた』『少年メリケンサック』『この空の花 長岡花火物語』『ふたたび』などがある。
瀬能純平 (現代)
仲代達矢
アフレコはあまり経験がないので緊張しました。八千草さんとはずいぶん長い間映画でご一緒しているので非常に楽しくやらせていただきました。終戦当時、わたしは中学1年生で世の中の大転換に立ち会いましたが、多くのみなさんは戦後の平和しか経験していないなかで、この作品を通じて戦争はやってはいけないという思いを感じてほしいです。
キャストプロフィール
1932年12月13日生まれ。東京都出身。無名塾主宰。「どん底」「リチャード三世」「ソルネス」などの舞台で芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞、紀伊国屋演劇賞ほか数々の賞を受ける。映画においても小林正樹監督『切腹』、黒澤明監督『影武者』など、日本を代表する作品に出演。テレビドラマでもNHK「新、平家物語」「大地の子」ほか代表作は数多い。声の出演としては、近作に高畑勲監督最新作『かぐや姫の物語』がある。
佐和子(現代)
八千草薫
一度だけアニメのアフレコをやったことはありますが、今回はアニメを意識せずドラマと同じように演じました。戦争で恐い思いをしましたが、もっと辛い経験をした方もいらっしゃると思います。戦争はしてはいけないということを知りながら戦争はなくならない。小さな努力を積み重ねることが大事だと、作品を通じて思いました。
キャストプロフィール
大阪府出身。演劇、映画、ドラマで活躍し、菊田一夫演劇賞、紫綬褒章など数々の賞を受ける。主な出演作品に『二十四の瞳』『細雪』『女系家族』『華岡青洲の妻』(以上、舞台作品)『八代将軍吉宗』『利家とまつ~加賀百万石物語~』『最高の離婚』(以上、テレビドラマ)、『阿修羅のごとく』『しゃべれどもしゃべれども』『ディア・ドクター』『舟を編む』(以上、映画)などがある。