多彩な才能とカリスマ性で、祖国イギリスのみならず、ハリウッドにおいても観客と批評家の注目を集めてきた。
FX放送史上、最高視聴率をたたき出したドラマシリーズ「サン・オブ・アナーキー」の全7シーズン(08~14)で、ジャクソン・“ジャックス”・テラーを演じた。この番組が終了して以降、本作に加えて、『The Lost City of Z』(16/共演:シエナ・ミラー、ロバート・パティンソン)や、『パピヨン』(73)をリメイクする待機作『Papillon』(監督:マイケル・ノアー、共演:ラミ・マレック、イブ・ヒューソン)といった話題作に、次々と出演している。
これ以前には、サッカーの暴力的な不正行為の世界を描いたインディペンデント映画『フーリガン』(05/共演:イライジャ・ウッド)、アルフォンソ・キュアロン監督のドラマ『トゥモロー・ワールド』(06/共演:クライブ・オーウェン)、ジョーダン・ロバーツ監督の『Frankie Go Boom』(12/共演:クリス・オダウド、リジー・キャプラン、ロン・パールマン)、ステファン・ルツォビッキー監督の『デッドフォール 極寒地帯』(12・未/共演:エリック・バナ、オリビア・ワイルド)などに出演し、2015年には、『パシフィック・リム』(13)で初めて仕事をしたギレルモ・デル・トロ監督と再びチームを組んだ『クリムゾン・ピーク』(共演:ミア・ワシコウスカ、ジェシカ・チャステイン、トム・ヒドルストン)に出演した。
サスペンス『ケイティ』(02)で映画デビューを果たし、そののち、チャールズ・ディケンズの小説を映画化してゴールデングローブ賞最優秀作品賞にノミネートされた『ディケンズのニコラス・ニックルビー』(02・未)でタイトルロールを演じて注目を集めた。次に、チャールズ・フレイジャーのベストセラー小説を映画化したアンソニー・ミンゲラ監督の『コールド マウンテン』(03)でボジー役を好演。
TVでは、キャリア初期に、英国ドラマのヒット作「Queer as Folk」の10エピソード(99~00)やジャド・アパトーがクリエイターを務めたFOX放送シリーズ「Undeclared」の18エピソード(01~03)に出演し、観客と批評家から高い評価を得た。
演技の才能に加えて、「Vlad」というタイトルの自身初の脚本を完成させ、この作品は現在、プランBプロダクションズとともに企画開発が進行中である。また、プランB社とともに、「ローリング・ストーン」誌の記事に基づく「American Druglord」の企画開発も進めている。
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