2011年、ジェリー・ブラッカイマー製作による期待作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』(監督:ロブ・マーシャル、共演:ジョニー・デップ)でシレーナ役を演じ、英語を言語とする映画に初めて出演した。
スペイン人の父とフランス系アメリカ人の母のもと、スペインのバルセロナで生まれた。スペイン/フランス/ドミニカ共和国で育ち、17歳でパリに移住。
08年、フランス2放送のTVミニシリーズ「Elles et moi」(監督:ベルナール・ストラ)で初の大役を得て、ダニエル・ダリュー、アリアドナ・ヒルと共演した。その後4カ月間、マルグリット・デュラスの同名小説を映画化した『Un barrage contre le Pacifique』(08/監督:リティ・パニュ、共演:イザベル・ユペール、ガスパール・ウリエル)の撮影のためにカンボジアで過ごした。また同年には、シアター・マリニーで上演されたピーター・シェーファーの戯曲「エクウス」で舞台デビューを飾った。
フランス/スペイン/イタリア/アメリカ映画に出演し、さまざまな言語で演技をしながら、国際的なキャリアを築いてきた。その作品には、1940年の映画をダニエル・オートゥイユ監督がリメイクした『La fille du puisatier』(11)、ピエール・ゴドーの長編映画初監督作品『Juliette』(13)、サンダンス映画祭でプレミア上映されてアルフレッド・P・スローン映画賞を受賞したマイク・ケイヒル監督の『アイ・オリジンズ』(14・未/共演:マイケル・ピット)などがある。ピットの監督デビュー作となる短編『The Driver』(15/共演:ピット、スティーブン・グレアム)にも出演している。
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