映画『町田くんの世界』

OFFICIAL SNS
  • Twitter
  • Instagram
  • tiktok

NEWS

2019.6.5サプライズ発表に、細田佳央太&関水渚、大感激!試写会イベント実施!

本作の公開を記念して、6月4日(火)都内にてティーチイン試写会イベントを実施しました! W主演の日本映画界期待の超新人・細田佳央太&関水渚と、北島直明プロデューサーが登壇し、自身初の主演作に挑んだ心境や豪華キャスト陣との共演エピソード、本作に仕掛けられた数多くのメッセージなど、何度も町田くんに会いたくなるようなトークを展開。さらに、香港、マカオ、台湾、韓国での海外配給と、カナダ「ファンタジア国際映画祭」オフィシャルコンペテイション部門「Cheval Noir(シュバル・ノワール)」にて選出が会場で発表され、細田と関水が感動しきりのイベントとなりました。



今週末公開の『町田くんの世界』を一足早く試写会で鑑賞した観客の前に、映画プロデューサー北島直明、主演の細田佳央太と関水渚が登場。ラスト15分の衝撃の展開に興奮した観客に北島Pは、「本作を観て色々な感じ方をして欲しいと思って作りました。北村有起哉さんが演じる町田くんのお父さんが『この世界は分からないことがあるから美しい』と劇中で言っていますが、この映画もそのように作っています。現代社会でもそう。全部わかっていたら面白くないし、分からないことがあるから学んでほしい。」と本作に込めた思いを語りました。

会場に集まった観客から質疑応答タイムへと移ると、なんと本作が好きすぎて今回の試写会で3回も観に来ている方から質問が!「1回観て好きになって何度も来てしまいました」と照れながら語る観客が、太賀との細田と関水のアドリブのシーンについて尋ねると、太賀が演じる西野がボーリング場でバックハグをするシーンは、もともと台本には入っておらずアドリブだったことが明かされました。細田は「ビックリしましたが、西野くん(太賀)の感謝が伝わりました」と語ると、北島Pは「福田雄一監督の作品はよくアドリブがあると言われていますが、実はアドリブって芝居をしていて気持ちがノッテきたときにするものなんです。」と説明しながら、この太賀のアドリブのシーンの熱量の高さに石井監督は「本気でこの映画を乗っ取る勢い」と細田と関水にハッパをかけたそう。また熱量に応えるということについては、細田は池松が演じる吉高とバスから降りて叫ぶシーンが白熱しすぎて自分でもどんな動きをしていたのか分からなかったことを振りかえりました。
また誰が主役であってもおかしくない豪華キャスト陣に囲まれての撮影にいて問われると、細田は「撮影前に必ず、石井監督とグータッチをしていました。おかげで気持ちが奮い立ちました」とコメント。関水は「石井監督は神様みたいな方で、何を言ったら私の気持ちが動くのかを分かっていました。監督の言葉に重みがあって、その一言で救われたことがありました。」と監督への感謝の念を込めて語りました。



続いて北島Pから、香港、マカオ、台湾、韓国での海外配給が決定、さらに7月11日~8月1日に開催される「ファンタジア国際映画祭」オフィシャルコンペテイション部門「Cheval Noir(シュバル・ノワール)」にて選出が決定していることが発表されると、「ええ~!(関水)」「鳥肌たっちゃって(細田)」と大感激! 「ファンタジア国際映画祭」とは、カナダ東部に位置するケベック州最大の都市モントリオールで開催される国際映画祭。1996年にジャンル映画祭として始まり、現在では北米最大のジャンル系映画祭として、アジアやヨーロッパ、北米の作品を中心に約400作品を上映。同地で開催される「モントリオール世界映画祭」に並ぶほど近年注目を集めており、会期中の来場者数は10万人を超える映画祭。石井裕也監督作品は、2010年に『川の底からこんにちは』が最優秀作品賞を受賞しています。



そして北島Pから何度も観たくなるポイントとして「作品の中で、プールという場所が何を表しているのか」「ハンカチというキーアイテムがどう使われているか」と演出意図を明かすと会場も感心。関水は「私自身も2回観たんですけど、違う視点で楽しめたので、ぜひみなさんも」と本作をPR。最後に北島Pから「いまの映画やドラマは、ネームバリューがある方々が主役を張られていて、本当の意味での若手が活躍できる場所がいま無くなってきています。何とか若い役者たちが夢を持ってチャンスを得られる場を与えたいと思い、本作で新人の2人をオーディションで選ばせていただきました。彼らがこうやってどんどん成長していくことはキャスティングの幅がきっと広がると思います。そのためにはこの映画がヒットしないといけない。なんとか若い人たちがチャンスを得られる世界を作っていきたいなと思っています。そして若い人たちにどんどん頑張ってもらいたい。ぜひこの映画を応援してほしいです。」、関水から「とにかく一生懸命お芝居をやらせていただきました。一生懸命やったという熱い思いが伝わってほしいというのもあるのですが、とても温かい映画なので、少しでも多くの方に観て頂いて温かい気持ちになってくれたらと思っています。私自身も、この映画を2回観たんですけど、違う視点で楽しめたので皆さんも何回も観て楽しんでいただけたら嬉しいです。」、細田から「北島プロデューサーは映画についてや、僕らの事について話してくださっているんですが、ポスターにのっていないスタッフさんも沢山います。色々な方に支えていただきました。この映画を皆さんにSNSなどで広めていただけたらと思います。」とコメントを締めくくりました。
ティーチイン終了後には、出口付近にいた主演の2人に観客が集まり、急遽握手会のような様子に。細田と関水は、感想を言う一人一人の目を見てしっかりと話していました。

BACK