熱烈に支持されている映画界の鬼才ギレルモ・デル・トロが贈るSFアクション・アドベンチャー『パシフィック・リム』――。
深海から突然、出現した巨大で凶暴なエイリアン“KAIJU”。それは何年にもわたって何百万もの人命を奪い、人類の資源を消耗していく戦いの始まりだった。巨大なKAIJUと戦うため、人類は特殊な兵器を開発。“イェーガー”と名づけられたその人型巨大兵器は2人のパイロットが同時に操縦する。彼らは操縦前に、神経ブリッジを通して互いの脳を同調させる“ドリフト”というプロセスを経て戦闘態勢に入るのだ。最初は優勢だったイェーガーだが、KAIJUは出現のたびにパワーを増していき、その容赦ない襲撃の前に、人類は対抗できなくなっていく。
いよいよ滅亡の危機に瀕し、人類を必死に守っている者たちに残された選択肢はただ1つ。疲れきって一度はパイロットをやめた男(チャーリー・ハナム)と、実戦経験のない新人(菊地凛子)という、ふつうなら考えられない2人がコンビを組み、旧式のイェーガーで戦うことになった。彼らは、迫りくる滅亡を食い止める人類最後の希望としてKAIJUに立ち向かう。
オスカー®ノミネートのギレルモ・デル・トロ(『パンズ・ラビリンス』)が監督した本作は、トラビス・ビーチャムの原案から、ビーチャムとデル・トロが脚本を執筆した。トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、デル・トロ、メアリー・ペアレントが製作、カラム・グリーンが製作総指揮、ジリアン・ザックスが共同製作を担当。
主演は、チャーリー・ハナム(TVシリーズ「サン・オブ・アナーキー」)、イドリス・エルバ(『マイティ・ソー』)、オスカー®ノミネートの菊地凛子(『バベル』)、チャーリー・デイ(『モンスター上司』)、ロブ・カジンスキー、マックス・マーティーニ、クリストン・コリンズJr.、バーン・ゴーマン、ロン・パールマン(「ヘルボーイ」シリーズ)。
クリエイティブ・チームとして、米アカデミー賞®受賞のギレルモ・ナヴァロ(『パンズ・ラビリンス』)が撮影、アンドリュー・ネスコロムニーとキャロル・スピアが美術、ピーター・アムンドソンとジョン・ギルロイが編集、ケイト・ホーリーが衣装を担当し、音楽はラミン・ジャヴァディ。ジョン・ノールとジェイムズ・E・プライスが視覚効果監修、ハル・ヒッケルがアニメーション監修を務めた。
ワーナー・ブラザース映画とレジェンダリー・ピクチャーズ提供、レジェンダリー・ピクチャーズ/DDY制作、ギレルモ・デル・トロ作品。劇場によって2D、3D、そしてIMAX®で上映される。全世界配給はワーナー・ブラザース映画(ワーナー・ブラザース・エンターテイメント・カンパニー)。