1968年9月26日 ワシントン州生まれ。大学時代はNBAでのプレイを目指すほど優秀なバスケットボール選手だったが、足の怪我により断念、一転して俳優を志す。1991年、リヴァー・フェニックス主演の「マイ・プライベート・アイダホ」の端役で映画デビュー。長い下積み生活を余儀なくされたが、1998年、テレンス・マリック監督の20年ぶりの長編映画となる「シン・レッド・ライン」で主役に抜擢され、脚光を浴びた。以来、「オーロラの彼方へ」「モンテ・クリスト伯」などのヒット作に次々と出演。2004年には物議を醸したメル・ギブソン監督作「パッション」でイエス・キリストを演じ、映画の大ヒットと共にスターの座を確立した。
1954年9月7日 アイオワ州生まれ。ドレイク大学で演劇を専攻し、卒業後はニューヨークで雑誌のイラストレーターの仕事をしながら、舞台俳優を目指す。シェイクスピア劇やオフ・ブロードウェイに多数出演し、高い評価を受けた。2000年に出演した人気テレビシリーズ「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」でテレビデビュー。連続殺人鬼ヒンクスを演じてエミー賞ゲスト男優賞を受賞し注目を集める。そして世界的ヒットシリーズとなった「LOST」のベンジャミン・ライナス役を圧倒的な存在感で演じ、3年連続エミー賞助演男優賞にノミネート。第61回エミー賞で、みごと同賞に輝いた。自らの原点である舞台関連の慈善団体を支援したり、AIDS撲滅のチャリティにも熱心に取り組んでいる。
1970年9月11日 ワシントンDC生まれ。名門ハワード大学に在学中は学費を稼ぐために、朝は秘書の仕事をし、夜はウェイトレスとして働く努力家だったという。卒業後にロサンゼルスに移り、俳優としてのキャリアをスタートさせた。2005年、アカデミー賞®ノミネート作品「ハッスル&フロウ」に出演し、注目を集める。そして「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」ではブラッド・ピット演じる主人公の育ての親クイニー役で、2008年度のアカデミー助演女優賞®にノミネートされた。また2011年には、テレビムービー「Taken from Me: The Tiffany Rubin Story」でエミー賞のミニシリーズ/テレビムービー部門主演女優賞にノミネートされるなど、映画、テレビの両方で活躍を続ける実力派女優である。その他の主な出演作には「ベスト・キッド」(2010)、「幸せの教室」(2011)などがある。
7月29日生まれ、ボストン出身。地元ボストンにある映画会社で働いていた時に、映画監督に声をかけられ、演技に興味を持つようになる。「24 TWENTY FOUR」「ザ・プラクティス」「ボストン・リーガル」などの人気シリーズにゲスト出演してキャリアを積み、アイルランド系マフィアの兄弟を描き高い評価を受けたテレビシリーズ「ブラザーフッド」に、フレディ・コーク役で出演し、注目を集めた。映画では「ミスティック・リバー」(2003)、「21グラム」(2003)、「アンストッパブル」(2010)などに出演している。
1966年6月27日 ニューヨーク生まれ。テレビプロデューサーの父の影響もあり、子供の時から映画製作に興味を持つ。1990年「ファイロファックス/トラブル手帳で大逆転」(日本未公開作品)で脚本家としてデビュー。その後もハリソン・フォード主演「心の旅」(1991)、メル・ギブソン主演「フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白」(1992)、ブルース・ウィリス主演「アルマゲドン」(1998)などの脚本を担当し、作品のヒットと共に、彼自身にも注目が集まるようになった。 その後、「フェリシティの青春」でテレビ界に進出。続いて製作した「エイリアス」が大ヒットシリーズとなり、同作品を見たトム・クルーズにより「M : I : Ⅲ」の監督に大抜擢、映画監督デビューを飾った。 世界的な大ヒットシリーズとなった「LOST」ではエミー賞の監督賞、作品賞を受賞。その後も、「スター・トレック」や「SUPER8 /スーパーエイト」などの大ヒット映画を次々と生み出し、人気クリエイターの座を不動のものにしている。また「エイリアス」「FRINGE / フリンジ」に続き「PERSON of INTEREST」ではオープニングテーマを作曲するなど、多才なところも見せている。
1976年イギリス、ロンドン生まれ。映画監督クリストファー・ノーランの実弟。 ワシントンD.C.にあるジョージタウン大学卒業後まもなく、兄クリストファーが監督した映画「メメント」(2000)の製作に参加。同作品では兄と共に執筆した脚本で、アカデミー賞®にノミネートされた。 その後も兄クリストファーとの共同作業は続き、2006年の「プレステージ」、2008年「ダークナイト」でも脚本を担当。2012年夏に公開される超大作「ダークナイト ライジング」でも脚本を執筆している。 ジョナサンにとって、本作「PERSON of INTEREST」はテレビ界進出の記念すべき第一作となった。