伝説の人斬り
緋村剣心(佐藤 健)
CHRACTER: 動乱の幕末期、14歳からの5年間、「誰もが安心して暮らせる平和な新時代が来るのなら」と、倒幕派の暗殺稼業を引き受ける。神より速く、修羅より強く、一対多数の戦いを制する飛天御剣流を操り、“人斬り抜刀斎”と恐れられるが、未来ある若者の命を奪ったことをきっかけに己の生き方に疑問を抱く。明治維新後は二度と人を殺さないと“不殺の誓い”を立て、あてのない流浪の旅で出会った人々を斬れない逆刃刀で助ける。そんな時、薫と出会い、彼女の命を守るために人斬りに戻りかけるが、誓いを破らず敵を倒す。だが、日本を転覆させようと企む志々雄の出現で、薫と別れ京都へ向かう。果たして、不殺の戦法と精神で最狂の敵を倒せるのか、答えを迫られる。
佐藤 健
PROFILE: 1989年3月21日生まれ。埼玉県出身。2007年、「仮面ライダー電王」(EX)で初主演を飾る。「ROOKIES ルーキーズ」(08/TBS)で注目を浴び、「メイちゃんの執事」(09/CX)で、ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞する。NHK大河ドラマ「龍馬伝」(10)で時代劇に初挑戦し、「Q10(キュート)」(10/NTV)で連続ドラマの主演を務める。2011年には、エランドール賞新人賞に輝く。その後、「ロミオ&ジュリエット」(12)のロミオ役で舞台初出演にして初主演を果たし、活躍の場を広げる。他出演ドラマは「とんび」(13/TBS)、「ビター・ブラッド」(14/CX)など。前作『るろうに剣心』(12)で大絶賛され、『リアル〜完全なる首長竜の日〜』(13)、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13)と主演映画が続く。
その他の映画出演作は、『GOEMON』(09)、『ROOKIES─卒業─』(09)、『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(10)、『BECK』(10)など。
COMMENT: 「今回は、敵を倒すために乗り越えなければならないことがあり、剣心は“NEW剣心”へと変化を遂げます。毎日毎回“ここは大事だ!”というシーンばかりで、すべてが見せ場でした。
撮影が終わって、確かな手応えを感じています。剣心のことをより深く考えていくうちに、どんどん思い入れが強くなっていきました。客観的に見ると、自分の中に住んでいる友だちみたいな感じです。その友だちが大好きで、放っておけなくて守りたくて、それほど剣心に対して愛情がある。こんな感覚は初めてです。どの役に対しても思い入れはあるんですが、“ずっと演じていたい”と思ったのは初めてでした。今は、一生のうちで滅多にできない経験をさせてもらったという想いでいっぱいです。」
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