瀬田宗次郎
(神木隆之介)
CHRACTER: 志々雄が率いる最強の特攻部隊“十本刀”の筆頭にして、最も長く仕える側近。“天剣の宗次郎”と呼ばれる。剣術にかけては天賦の才を持ち、剣心と互角の速さで抜刀術を操るだけでなく、その上の速さを行く縮地という移動術を持っている。妾の子として本家に虐待の限りを尽くされるという幼い頃の体験から、喜怒哀楽のうち楽以外の感情が欠落。そのため何も感じず微笑みながら人を殺し、闘気も殺気も発しないので、剣心が得意とする相手の心理の先読みが通じない。
神木隆之介
PROFILE: 1993年5月19日生まれ。埼玉県出身。1999年に「グッドニュース」(TBS)で俳優デビュー。『妖怪大戦争』(05)で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、早くから演技派として注目される。その後、「風のガーデン」(08/CX)、「SPEC」シリーズ(10、12、13)、「高校生レストラン」(11/NTV)、「11人もいる!」(11/EX)、『劇場版SPEC』シリーズ(12、13)、『桐島、部活やめるってよ』(12)、NHK大河ドラマ「平清盛」(12)、「小暮写眞館」(13/NHKBS)、「家族ゲーム」(13/CX)などに出演。『千と千尋の神隠し』(01)、『ハウルの動く城』(04)、『サマーウォーズ』(09)、『借りぐらしのアリエッティ』(10)など、声の出演でも高く評価されている。最新作は、「変身」(14/WOWOW)、『神さまの言うとおり』(14)。
COMMENT: 「大友監督とお会いした時、登場人物の背景は描かないから、戦いや立ち振る舞いの中で、それを表現してほしいと言われました。僕なりに考えて、悲しい過去を背負った上での笑顔で、その下には狂気が秘められていることを意識しながら演じました。剣心との戦いのシーンは、健君と細かいタイミングまで話し合いながら、何度も練習を重ねました。宗次郎の心の奥の想いを、刀に出すことができたと思います。憧れの作品でしたし、ずっと大好きだった宗次郎を演じることができて、幸せな撮影時間でした。」
キャラクター一覧へ戻る⇒