2010年、驚異の現象は前代未聞のステージに突入した。海外ドラマの大人気シリーズが、日本のアニメスタジオによって、完全アニメ化されるという、世界初のスーパー・プロジェクトが実現したのだ！ アニメーション制作は、日本が世界に誇るMADHOUSE。
TVシリーズ「NANA」、「スティッチ！」や、幅広い世代に支持されて大ヒットした映画「サマーウォーズ」など、海外でも高く評価された作品を数多く世に送り出してきたアニメスタジオだ。
エグゼクティブ・スーパーバイザーを務めるのは、40年近くにわたりMADHOUSEを率いてきた丸山正雄。
監督には、今最も期待されている新進気鋭の二人、宮 繁之といしづかあつこが抜擢された。アニメーション制作ではめずらしい“共同監督”という全く新しい試みが、本プロジェクトをさらに革新的かつ鮮烈なものに変えた。また、海外ドラマに負けないスピード感あふれるストーリー展開を約束するために、日本のTVドラマ界の最前線で活躍する脚本家・高山直也をはじめとする数人のチームによるリレー方式が採用された。

万全のスタッフがアニメ化するのは、実写版「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」のシーズン1からシーズン2まで。
母の死を邪悪な存在の仕業と信じるウィンチェスター一家が、その真相を探るために始めた“悪霊狩り”。
父ジョンの失踪とサムの恋人ジェシカの死をきっかけに、ディーンとサムの兄弟が旅をしながら狩りを続け、因縁の黄色い目の悪魔と対決するまでのストーリーを描く。

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だが、もちろん実写版がそのままアニメになるわけではない。
実写では映像化不可能なアニメならではの映像表現を存分に生かしつつ、新たな解釈を加えて、物語の核となるベースのストーリーは実写版に忠実にリメイク。
また、実写版では語られなかった、ジョンが失踪している間のストーリー、アメリカンコミックにインスパイアされた、サムとディーンの子供時代を綴った前日譚も描かれる。
さらに、アニメオリジナルの敵が登場したり、実写版では脇役として登場するキャラクターをフィーチャーしたエピソードなど、アニメオリジナル・エピソードも多く盛り込まれる。
実写版の世界観を守りながら、すべてが新しい全22話のシリーズが誕生するのだ。

アニメで初めて「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」を体験する人にとっては、純粋に楽しめる衝撃的で斬新なアクションシリーズとなる一方で、既に実写版を見ている人にとっても、「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」の世界への理解を無限に深めることができるシリーズとなるのだ。
実写版のファンもアニメファンも、それぞれが満足できる、極上のエンターテイメント作品、それが「SUPERNATURAL THE ANIMATION」だ。
ファンが最も気になるサムとディーンのキャラクターは、実写版の二人の魅力を余すところなく取り入れてデザインされた。 二人のボイス・キャストも実写版（シーズン3より）と同じく、内田夕夜と東地宏樹が務める。
逆にジョンやボビーら重要なサブキャラクターは、斬新なデザインに生まれ変わりアニメオリジナルへと一新する。

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