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メッセージ

トム・ハンクス

【製作総指揮】トム・ハンクス

「バンド・オブ・ブラザース」は、第2次世界大戦の物語のバージョン1だと感じていた。本作「ザ・パシフィック」がバージョン2になるわけだが、同じ大戦でも欧州戦と太平洋戦は全く違うので、新たな物語が必要だった。だから我々も新たな領域に挑戦した。
本作で描いたのは、彼らがどう戦ったかではない。なぜ戦ったかも物語の主題ではない。何が起こったかも見せるが、やはり主題ではない。我々が大事にしたのは、彼らがどのように地獄を乗り越え、帰還したかだ。1946年に戦地から戻って来た彼らが、どう社会復帰したのか。全員がひどく苦しんだはずだ。
本作で問いかけたのは、戦争が人間をどう変えるか、人はどう生き延びるのか、この世の地獄を見ながら人は前進できるのか、ということだ。戦争は人間の性だ。だが、人間にとって、彼ら兵士たちの体験以上の苦闘があるだろうか。

この50年でただ1人、2年連続アカデミー賞®主演男優賞に輝いた名優。『フィラデルフィア』(93)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)で同賞を受賞し、またこの2作品と『ビッグ』(88)、『キャスト・アウェイ』(00)で、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞した。監督・脚本業にも進出、初めて手がけた作品は、『すべてをあなたに』(96)。 「フロム・ジ・アース/人類、月に立つ」(98)では、製作総指揮・脚本・監督・俳優として参加し、エミー賞を受賞した。「バンド・オブ・ブラザース」(01)では、製作総指揮と脚本を務め、エミー賞とゴールデン・グローブ賞に輝いた。「ジョン・アダムス」(08)の製作総指揮も務め、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞を受賞した。 その他の主な製作作品は、『マイ・ビッグ・ファット・ライフ!』(03)、『ポーラー・エクスプレス』(04)、『アントブリー』(06)、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(07)、『マンマ・ミーア!』(08)、『かいじゅうたちのいるところ』(09)、「ビッグ・ラブ」(06〜11)など。

スティーブン・スピルバーグ

【製作総指揮】スティーブン・スピルバーグ

「バンド・オブ・ブラザース」の製作を決めた時、太平洋戦で戦った兵士の物語もいずれ作りたいと思った。実在の人物を、実際の状況に基づいて描きたかった。本作の登場人物は一握りの海兵隊員だが、これは表に出ない数百万の兵士たちの物語でもある。
海兵隊は未知の敵と戦うと共に、過酷な自然環境とも戦っていた。この作品は、兵士たち1人1人が、人間らしい精神の崩壊を食い止めようと戦う物語でもある。 あなたは、激しい戦闘や仲間との別れだけでなく、泥だらけの戦場や体のあちこちを刺す虫、マラリアなど、若者たちが置かれた過酷な環境も見ることになる。
事実に基づく物語には、常に正確に伝える責任がある。自分たちのドラマを見た退役軍人らに、「私の体験どおりだ。忠実に作られている」と言ってもらえることを願っている。

大ヒットメーカーとして成功し、映画界に最も影響力をもつ監督の1人。『JAWS/ジョーズ』(75)、『未知との遭遇』(77)、『E.T.』(82)、『ジュラシック・パーク』シリーズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『A.I.』(01)、『宇宙戦争』(05)など、映画史に残る数々の大ヒット作を監督している。 作品としてのクオリティも高く評価され、アカデミー賞®では、『シンドラーのリスト』(93)で監督賞と作品賞、トム・ハンクス主演の『プライベート・ライアン』(98)で監督賞を受賞している、同作品では、ゴールデン・グローブ賞の作品賞と監督賞にも輝いた。
プロデューサーとしても活躍、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『メン・イン・ブラック』、『トランスフォーマー』などの大ヒットシリーズを送り出している。
その他の主な製作作品は、「バンド・オブ・ブラザース」(01)、『SAYURI』(05)、『父親たちの星条旗』(06)、『硫黄島からの手紙』(06)、『ラブリーボーン』(09)、『ヒア アフター』(10)、『トゥルー・グリット』(10)など。

ゲーリー・ゴーツマン

【製作総指揮】ゲーリー・ゴーツマン

これは複数話のドラマだが、我々は一本の映画として扱っていた。これまで手掛けたどんな映画よりも壮大だ。製作にあたり、我々は大きな責任を感じた。あの戦争と、それを戦い抜いた人々を、常にできるだけ誠実に描くよう努めたし、登場人物への敬意を表現できたと思う。
事実はどんなフィクションより感動的だ。物語の中に浮かび上がる真実こそ、素晴らしい。俳優たちは、実在の人物を非常に忠実に演じた。事実を重んじ、情熱と責任感を持って、演技に取り組んでいた。
本作では、戦争が兵士たちに与えた影響を描くことが重要だった。「バンド・オブ・ブラザース」では描けなかった点だ。海兵隊の気持ちになって、物語を伝えたつもりだ。彼らの想いを代弁できていれば、うれしく思う。

1998年、トム・ハンクスと共に、映画・TVの製作会社プレイトーンを設立する。主な製作作品は、トーキング・ヘッズのライヴ・ドキュメンタリー映画『ストップ・メイキング・センス』(84)、『シンシア・ギブのモダン・ガールズ』(86)、『マイアミ・ブルース』(90)、アカデミー賞®作品賞を含む5部門に輝いた『羊たちの沈黙』(91)、 『フィラデルフィア』(93)、『アモス&アンドリュー』(93)、『青いドレスの女』(95)、エミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞した「バンド・オブ・ブラザース」(01)、『マイ・ビッグ・ファット・ライフ!』(03)、『ポーラー・エクスプレス』(04)、『ウォーキング・オン・ザ・ムーン3D』(05)、『アントブリー』(06)、 『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(07)、エミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされた「ビッグ・ラブ」(07)、『マンマ・ミーア!』(08)、エミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞した「ジョン・アダムス」(08)、『かいじゅうたちのいるところ』(09)など。