撮影舞台裏コラム

真選組と新キャラが多彩なアクションを炸裂!

今回はアクションもパワーアップしている。真選組の話だけに、伊東鴨太郎役で新たに参加した三浦春馬と、前回から続投の土方十四郎役の柳楽優弥、沖田総悟役の吉沢亮が全員スリリングな剣術アクションを炸裂! 三浦は映画で刀を使う殺陣をするのは初めてだったが、15年程前に一度共演している柳楽と刀を交える“ソードファイト”は両者の迫真も感じられて最高にカッコいい。吉沢もクライマックスでかつての仲間を次々に斬り倒す壮絶なアクションを見せ、原作コミックの沖田の名ゼリフ「死んじまいな!」をクールに決めている。さらに、河上万斉役で三浦と同様今回から参加した窪田正孝も原作のビジュアルを忠実に再現し、刀が背中の三味線に当たったり、ヘッドホンがズレたり、サングラスが飛びそうになるハンディを背負いながらも、忍者を冷酷に斬り捨てていくアクロバティックなアクションで「1000人斬り」の異名をとるキャラに説得力を持たせていて見逃せない。銀時とのラストの戦いでは、小栗のパワーに圧倒された窪田の余裕のなさが劣勢になっていく万斉とうまくリンクしている。

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