撮影舞台裏コラム

将軍と遊ぶくだりは福田ワールドの真骨頂!

今回のギャグパートの大きな見どころは、原作でも超人気の“キャバクラ”と“床屋”のエピソードだ。“キャバクラ”は大阪の味園ユニバースで、“床屋”は京都の太秦映画村で撮影された。「実は、撮る前はプレッシャーを感じていました。あれだけ面白い原作のエピソードを撮り逃がすことは絶対許されないと思っていました。コメディパートがしっかりと笑えないと、後半のバトルシーンやシリアスなシーンも立たないですし。ただ、役者さん達が本当に奔放に遊んでくれて、それが僕にはとても幸せなことでした」と福田監督は語る。新八役の菅田将暉は「今回はちゃんとツッコミができたのがよかったです。新八は非常識な人たちを正しているだけなんですが、将軍があんなことになっているから笑えるんでしょうね(笑)」と述懐。小栗も「福田さんから言われて、あのキャバクラのシーンのために30キロのダンベルで腕を太くしたんです。あのキャバクラと床屋のシーンはアクションよりも疲れました。ギャグはツッコミのタイミングが少しズレただけでダメになってしまうので、精神的な疲労が大きかったのかなと思います」と振り返る。

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