大ヒット作を次々と手掛けてきた本作のプロデューサーの春名慶は、「栞菜さんの歌声は、無垢でプレーンな印象で、何色にでも染まる柔軟さと聴く者それぞれの心情に寄り添うたおやかな感性があるという印象がありました。映画のエンディングに込められた「あの人やこの人の愛や思いが、その記憶があったからこそ、今の自分が存在する」というメッセージを歌の世界で作りあげていただきたいとオファーした。出来上がった主題歌「Hear 〜信じあえた証〜」は、まさにテーマを体現していただき、映画を締めくくる最後の〝スタッフ〟に加わっていただけたと、嬉しく思っています。」と絶賛。
また、今回の楽曲のプロデュースを手掛けるのは、YUKI、JUJU、Superflyなど数々のヒット曲を創出し続けるプロデューサー集団『agehasprings』の代表・音楽プロデューサー玉井健二。玉井氏は、「初めて知る痛みのような感触と、ずっと待ちこがれていたような響きが混在する掛け値なく唯一無二と呼べる歌声。」と栞菜の歌声に太鼓判を押しています。
一方、栞菜は、今回のデビューまでに1年以上ものボイストレーニングを行ったという。今回のデビューについて「デビュー曲が主題歌になるということで、驚きと喜びもあります。ただ、同じくらいの不安もありますが、とにかく精一杯頑張ります。」と心境を語ると、楽曲についても「聞いてくれる方々にも共感し、何か感じ取って頂ける曲だと思います。家族、恋人、友人等、大切な人を思い浮かべながら聴いてもらえたらと思います。」と楽曲に込めた思いを語りました。
初めて知る痛みのような感触と、ずっと待ちこがれていたような響きが混在する掛け値なく唯一無二と呼べる歌声。
かなり以前に、栞菜さんがオーディションのステージで堂々と歌い上げる姿をDVDで拝見していました。
栞菜さんの歌声は、無垢でプレーンな印象で、何色にでも染まる柔軟さと聴く者それぞれの心情に寄り添うたおやかな感性があるという印象でした。
今般「僕だけがいない街」の主題歌を選定するにあたり、この映画が誕生するのと同じ歩みで世の中に出て行くまっさらな才能を探していたところ、ふと栞菜さんのことが脳裏を掠めました。事務所の方から栞菜さんが路上ライブで歌を披露しているDVDを取り寄せ拝見したところ、プレーンな歌声にプラスして歌にこめる熱量や聴衆を魅了する存在感も加わり、ぴったりではと思いオファーをしたところ快諾いただきました。
映画のエンディングに込められた「あの人やこの人の愛や思いが、その記憶があったからこそ、今の自分が存在する」というメッセージを歌の世界で作りあげてほしいとリクエストしたところ、出来上がった主題歌「Hear 〜信じあえた証〜」は、まさに物語のテーマである「生きる意味」を体現した力強いバラードになっていて、映画を締めくくる最後の〝スタッフ〟に加わっていただけたことを嬉しく思っています。