写真:Taylor Russell(テイラー・ラッセル)

Taylor Russell(テイラー・ラッセル) Maren(マレン)役

カナダ人女優。映画/TV業界で急速な成長を遂げ、現在、もっともエキサイティングな才能の持ち主のひとり。
トレイ・エドワード・シュルツ監督の『WAVES/ウェイブス』(19)で演じたエミリー役でゴッサム賞最優秀ブレイクスルー俳優賞を受賞。また、20年度サンタバーバラ国際映画祭でバーチュオーソ賞に輝き、20年度映画インディペンデント・スピリット賞にノミネートされ、「タイム」誌では“2019年の映画におけるパフォーマンストップ10”のひとりに選ばれた。
本作で第79回ヴェネツィア国際映画祭新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)を受賞した。
サバナー・リーフと共同監督を務めた自身初の監督作品である短編『The Heart Still Hums』(20)で製作も担当。この29分のドキュメンタリーは、薬物依存症になり、住む家を失くすというサイクルに陥り、自分の親からネグレクトされたトラウマをもつ5人の女性が子どもたちのために闘う記録で20年度パーム・スプリングス国際短編映画祭最優秀短編ドキュメンタリー賞を受賞。それに続き、サーチライト・ピクチャーズの“サーチライト・ショート”がこの短編を獲得し、20年度ナッシュビル映画祭で最優秀短編ドキュメンタリー賞、21年度ハリウッド批評家協会賞最優秀短編映画賞を受賞した。