(敬称略・順不同)
薬師寺保栄
元WBC世界バンタム級王者
もう一度ボクシングをやる気になってトレーニングをし直し、自分の道を切り開いていくことで「やり直しは出来るんだ」と思わせてくれるところが、すごく共感できました。
またボクシングでは当たり前のことなんですけど、必ずライバルがいるんですね。
1人ではボクシングの試合はできないので。お互いを高めあえるライバルがいるのは素晴らしいことだと思いました。
飯田覚士
元WBA世界スーパーフライ級王者
「ロッキー」から脈々と続く家族愛はもちろんテーマになっているのと、今回は人生の中でずっと引きずってきた逃げてしまった事や、謝れなかった事、そういった事がテーマになってるなと思いました。だから全世代の人が見て共感して、感動してもらえる作品になってるなと思います。
マイケル・B・ジョーダン監督の日本アニメ愛は随所に散りばめられていて、アニメファンの人たちは色々なアニメ作品のオマージュに気付いたり、ボクシングファンはリアルの関係者がどんどん出てくるので、そういう面でも楽しめる作品になっているなと思いましたね。
西岡利晃
元WBC世界スーパーバンタム級王者
誰しも大なり小なり過去の過ちはあるもの。
その過去の過ちに正面から向き合い、乗り越えるべく戦うアドニスに勇気をもらい、アドニスファミリーの愛の絆に感動しました!
山中慎介
元WBC世界バンタム級王者
『ロッキー』『クリード』サーガ―らしいシーンもたくさんありましたし、やっぱり迫力はすごかったです。演出も本当に豪華で、実際に自分の試合でコールをやってくれたジミー・レノンが出ていましたし、カネロ(・アルバレス)も出演していたり、出演者も豪華で何よりも楽しめましたね。
迫力を魅せるのって、ロッキーもそうですが、本当に難しいことなんですけど、あれだけの動きが出来て本当に上手にされているので、ストイックに練習されてたんだなと思います。
内山高志
元WBA世界スーパーフェザー級王者
今回はクリードの生い立ちから描かれていて、ボクシングだけじゃない部分もとても楽しめる映画だったなと思いました。
それに、クリードもそうですが、他の(ボクサー役の)俳優のレベルが上がっていて、本当に本物のボクシング(の試合)を見ているかのような映画だと思いました。
IMAXの臨場感は物凄かったですし、今までのサーガーの中で一番迫力がありました!
赤井英和
俳優
クリードってかっこええやん!優しいやつやん!けど、弱いとこあんねん。せやから魅力ある!今回闘う幼なじみのデイムよ!めっちゃ強いやん!ボクシングの試合、リングで見る相手、ほんまあんなやで。2人のボクシングから、愛やな、愛、感じんねん
赤井英五郎
プロボクサー/映画監督
家族とは絆。家族に血縁は必要ない。絆は愛で作られているから。
マイナスの感情をプラスの原動力に変えて闘う姿は心を熱くさせる。
強い人はクリードのように、愛があり、その上で自分の弱さを隠さず、向き合い、認めることができる人である。
自分もそうありたいと勇気を貰える映画でした
ロバート山本博
芸人/元プロボクサー
ロッキーシリーズから観ていますが、今回も本当に熱い試合でした!
2 人は過去からの因縁がある。友に裏切られた男と自分の行なった後悔と友に対する懺悔で戦う男。言葉だけでは伝わらない、だからリングに上がるのだ!
試合の迫力はリングサイドで試合を見ているかのような会場の歓声、試合中は音と映像と振動による没入感。1 秒も目が離せない展開。そして試合終わりの 2 人の会話が本当に良かった!!そしてカネロ(・アルバレス)にはびっくりした。