NEWS
2022.1.27
愛と希望を描く巨匠の集大成に
感動レビュー続々!
イーストウッド史上初となる
本編冒頭映像5分を
ノーカットで公開!

クリント・イーストウッド監督・主演最新作『クライ・マッチョ』より、約5分の本編冒頭映像が到着しました。

1976年「最後の西部劇」と銘打って製作された『アウトロー』は、愛する妻と息子を奪われすべてを失った農夫が復讐に立ち上がり、約10年後の『ペイルライダー』(85)では、祭服を着たイーストウッドは、メキシコの金採掘城をめぐる利権闘争で虐げられた“崖っぷち”の人々の前に神父姿で現れ、『センチメンタル・アドベンチャー』(82)は、再起を賭けてオーディションを目指すカントリーシンガーを演じています。初のオスカー受賞作『許されざる者』が全米公開されたのは1992年。年老いた元悪党マーニーには子どもがふたり。夭折した妻との出会いで心を入れ替え、貧しい土地を耕し、豚を飼って生計を立て、このままでは幼い子どもたちの将来はない。人生崖っぷちの男の前に若きガンマンが現れて「娼婦を傷つけた男」に懸賞金がかかっていると囁きます。

二度目のオスカー受賞作『ミリオンダラー・ベイビー』(04)では、逸材を育てながらも他のジムに移籍されてしまったボクシングジムを経営するトレーナーを演じます。ある日、毎日教会に通う彼の前に、人生の“崖っぷち”から這い上がろうとする女性ボクサーが現れます。老い先を見定めることの出来ない退役軍人が、モン族の少年と出会うことで生きる意味を見出した『グラン・トリノ』(08)。農園も自宅も抵当に入り、疎遠となった家族からも見放された“崖っぷち”の男はメキシコの麻薬カルテルの『運び屋』(18)を引き受けます。実話の映画化作品『リチャード・ジュエル』(19)では、爆破物を発見して英雄とされた警備員が、メディアによってテロの容疑者とされ崖っぷちに追いつめられていきます。

イーストウッドは、人生の“崖っぷち”にいる人物を描いてきました。そして現在公開中の『クライ・マッチョ』でイーストウッドが演じているのは、落馬事故で人生が暗転した元ロデオスターのマイク・マイロ。イーストウッド作品史上初解禁となる『クライ・マッチョ』5分の本編冒頭映像は、朝日を浴びながらテキサスの広大な白然を悠々と走る一台のピックアップトラックの描写で始まります。日本公開後、SNS上でもファンの熱い声が続出し、「どこまでもカッコイイ。」、「演出は相変わらず力強く、濃厚な満足感を得られた」「イーストウッド的なるもののてんこ盛りでとにかく楽しめる。にしても億面ない…老人力の漲る快作」など、91歳にして“現役”のイーストウッドを讃える声や、「人と関わることによって癒し癒されてく優しい強さの物語」「喪失から立ち上がり、大切で価値あるものが何かを語り合いたくなる、シンプルで真摯な映画」と、主人公マイクがラフォとの旅を通して見つける新たな出会いと成長に、大きな共感と感動が広がっています。

勇気、希望、友情、そして愛…。これまで数々の人生を描いてきたイーストウッドが描く真の[強さ]とは?イーストウッドが満を持して放つ集大成にして新境地『クライ・マッチョ』は、大ヒット上映中です!
2022.1.14
ハッシュタグ
「#ありがとうイーストウッド」で
投稿しよう!
プレゼントが当たる
Twitterキャンペーン
【2/28(月)〆切】

クリント・イーストウッド監督50周年、監督40作目となる記念作品『クライ・マッチョ』が遂に公開!
勇気・絶望・希望―― 人間と映画を知り尽くしたイーストウッド監督が、今の時代を生き抜く大人たちに贈る、本当の【強さ(マッチョ)】とは?

ワーナー ブラザース ジャパン公式Twitterアカウントをフォローの上、映画の感想をハッシュタグ「#ありがとうイーストウッド」をつけて投稿すると、抽選で20名様にポスターや原作本等プレゼント!皆さまの投稿をお待ちしております!

■プレゼント賞品
・『クライ・マッチョ』ポスター … 5名様
・『クライ・マッチョ』原作本 … 5名様
・クリント・イーストウッド監督作品
BDセット … 5名様
・クリント・イーストウッド監督作品
ポスターセット … 5名様

■実施期間
2022年2月28日(月)23時59分まで

【注意事項】
・ワーナー ブラザース ジャパン公式Twitterアカウントをフォローいただいている方であれば、どなたでも参加できます。
・参加いただく際は必ずアカウントの投稿を“公開”にした状態で参加ください。投稿が非公開の場合は参加とみなされませんのでご注意ください。
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・本キャンペーンに何度も応募するため、複数のアカウントを作成し参加した場合、これは応募資格無効とさせていただきます。
・当選権利は当選者ご本人に限り、他人への譲渡や現金への引き換えは禁止とさせていただきます。
・通信の際の接続トラブルにつきましては、責任を負いかねます。予めご了承ください。
・インターネット通信料・接続料はお客様の負担となります。
・本キャンペーンのご参加は、【日本国内】にお住まいの方に限らせていただきます。

【当選発表について】
・当選された方には、ワーナー ブラザース ジャパン公式Twitterアカウントから当選された方のtwitterアカウントに向けたDM(ダイレクトメッセージ)にて賞品の発送先入力についてのご案内を致します。
・当選者決定後、キャンペーン事務局から、当選者に当選をお知らせするダイレクトメッセージを送信させていただきます。ダイレクトメッセージの返信を受け取れるように設定してください。
・当選された方で、登録内容に不備や誤りがあった場合、ご返信頂けない場合、発送先情報の登録がない場合等で、賞品をお届けできない場合は、当選を無効にさせていただく場合がございます。
・抽選方法に関するご質問の受付は行っておりません。ご応募状況や当選結果のお問い合わせには、お答えいたしかねますのでご了承ください。
・賞品はお選びいただけません。到着まで楽しみにお待ちください。
・賞品の発送は2022年3月下旬頃を予定しております。
※諸般の事情によりお届けが遅れる場合もございますので、予めご了承ください。
・本キャンペーンは、やむを得ない事情により中止または内容が変更となる場合がございますので、予めご了承ください。

【個人情報の取り扱い】
・当選者の個人情報に関しましては、ワーナー ブラザースジャパン合同会社のプライバシーポリシーに従って取り扱われ、本キャンペーンを実施する目的及び当該プライバシーポリシーに規定された目的で使用されます。
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・本キャンペーンの内容は、予告なく変更する場合があります。
2022.1.14
欧米銀幕の偉人
イーストウッドを描いた
『クライ・マッチョ』浮世絵公開!
クリント・イーストウッドが
最新作を語る特別映像到着!

クリント・イーストウッド監督デビュー50周年記念作品『クライ・マッチョ』が1月14日(金)待望の日本公開!そして公開を記念して、『STAR WARS』やロックバンド「KISS」とのコラボレーションで知られる絵師、石川真澄さんが描いた『クライ・マッチョ』浮世絵が完成、イーストウッドが最新作を語る特別インタビューと本編映像が公開されました。

「欧米銀幕偉人傳(おうべいぎんまくいじんでん)」と題された石川真澄さんの作品は、イーストウッドが演じた主人公マイクが、眼光鋭く「未来や希望を見据えている」姿が凛々しく描かれています。カウボーイハットのマイクは、共に旅をする少年ラフォ(エドゥアルド・ミネット)の相棒であるニワトリの“マッチョ”を抱え、背景にはくずし字のように英字で綴られた物語と、舞台となるメキシコの風景が見事に浮世絵様式で描かれています。

幼少期から大好きな俳優であるイーストウッドを描く上で、石川さんは和のテイストにこだわらず、敢えて映画の世界観のみを意識。師である六代目歌川豊国さんの他界後、独学で浮世絵を学びながら新たな道を切り開いた石川さんは、「イーストウッドは、絵師で言うとまるで北斎だなと思います。歳を重ねるごとに円熟味が増して、決してものづくりの情熱は衰えない。北斎が画狂老人ならイーストウッドはまさに映画狂老人。こんな歳のとり方は僕の憧れです。」とイーストウッドの生き様とその作品が醸しだす滋味に驚嘆したコメントを寄せています。

さらに解禁された特別映像でクリント・イーストウッドは、「落ちぶれた主人公が、人生を取り戻すチャンスを得る」物語に魅力を感じ、「役に息を吹き込むときにはやりがいを感じる必要がある」と、年齢を重ねたマイクが、いつくになっても人生はやり直せると体現していることに役者魂を込めたことコメント。映画を作り続ける秘訣は、「十分な数の良い作品をつくるという運に恵まれれば 70歳になったときでも映画をつくり続けられるだろう」だと語ります。

浮世絵で描かれたマイクのまなざしは、未来や希望を見据えています。映画人として歩み続けるイーストウッドの軌跡と新たなメッセージが込められた『クライ・マッチョ』を、是非、映画館の大スクリーンでご覧ください。


■石川真澄 プロフィール
1978年東京生まれ。2000年に六代目歌川豊国に師事。まもなく六代目が他界したため、独学で浮世絵を学ぶ。2015年『KISS』とのコラボレーション「KISS☓浮世絵/接吻四人衆」発表。同年映画『STAR WARS』浮世絵「星間大戦絵巻」発表と続き話題に。その後もバンド『IRON MAIDEN』とのコラボレーション浮世絵、ドラマ『石川五右衛門』(市川海老蔵主演/TXN系列)のメインビジュアルを担当するなど活動も盛んに。国立西洋美術館で開催された『北斎とジャポニスム』では葛飾北斎とのコラボレーションも果たし、『DAVID BOWIE』浮世絵(ロンドンの大英博物館に所蔵)、『New Era☓Masumi Ishikawa』プロダクトコラボレーション、『STAR WARS歌舞伎』メインヴィジュアル、阪急うめだ本店大型ウインドウディスプレイ、オリジナルBE@RBRICK 等、現在の活動は多岐に渡っており新たな浮世絵表現の画家、絵師として各界から注目されている。今昔ラボ主宰。
https://www.konjakulabo.com/
2022.1.10
㊗成人の日!
若人よ“ヴィンテージ”な
カッコいい大人を目指せ!
ヒロミ×ROLANDの
イーストウッド愛が止まらない
特別予告&スペシャル対談映像を
解禁!

今週末1月14日(金)、待望の日本公開を迎えるクリント・イーストウッド監督デビュー50周年記念作品『クライ・マッチョ』。本日1月10日(月)成人の日を記念し、芸能界を代表する“カッコいい大人”のヒロミさんとROLANDさんがイーストウッド愛を熱く語る特別予告&スペシャルインタビュー映像を解禁!

特別予告では、イーストウッド作品を数多く観ているヒロミさんが「初っ端からジンジンきちゃってる」とコメント、ROLANDさんも「イーストウッドからカッコいい男になろうぜ!と投げかけているような」と続け、『クライ・マッチョ』が描くテーマとなる「大切なのは選択する強さ」だと作品の核心へと迫ります。ヒロミさんは「やることを見つけるってのは大事」だと、年齢も性別も超えてあらゆる世代の心に響くと語り、イーストウッドが演じるマイクの「人生には決め時ってもんがある、今がその時だ」と心に響くセリフで締めくくります。


さらにスポットでは伝えきれなかったふたりのスペシャル対談では、イーストウッドがどんな人物なのか実際に見てみたいと盛り上がるふたり。『ダーティーハリー』や『グラン・トリノ』、『アメリカン・スナイパー』、『ミリオンダラー・ベイビー』など、世界が絶賛したイーストウッド作品を挙げ、「最後の解釈がたくさんある映画だから、また観てまた違う解釈ができたり、受け手に委ねるところも上手だと思う」「答えがいっぱいあるような気がする」と、何度も見返したい傑作ばかりだと絶賛。

ROLANDさんは、「選択する強さ」に関して「ネタバレになっちゃうから言えないけど、どうしても見てほしい」と劇中でマイクが投げかけるシーンに強く感銘を受け、言葉に熱がこもります。さらに人の年の重ね方は「“中古”になっていくか“ヴィンテージ”になっていくかの2パターン」だと指摘すると、イーストウッドは紛れもなく“ヴィンテージ”な存在だとリスペクト。

原作との出会いから40年、「今こそ撮るべき映画」だと決意したイーストウッドが満を持して向き合った映画『クライ・マッチョ』は、2020年、コロナ禍の中で万全の対策を講じて撮影された。今を生きるすべての人に贈るメッセージを、劇場の大画面で受けとめてください。
2022.1.6
2022年の目標は
ハリウッド監督デビュー?!
“イーストウッド女”目指す
ゆりやんレトリィバァが、
公開オーディションで熱烈アピール!

1月5日(水)、クリント・イーストウッド監督デビュー50周年記念作品『クライ・マッチョ』公開記念イベントが行われ、かねてより「イーストウッド愛」を公言し、レジェンドへの憧れを語ってきたお笑い芸人ゆりやんレトリィバァさんが登壇。白いミニカーに乗って登場したゆりやんさんは、新年の挨拶に続き「クリント・イーストウッド監督の映画には車に乗っているシーンが多いので今日はオマージュさせていただきました」と語り、「実はイーストウッド監督が大好きで、映画会社さんに連絡してぜひ携わらせてください! 『クライ・マッチョ』 に出させてくださいって」と熱烈な逆オファーでこのイベントが実現したと明かしました。

『クライ・マッチョ』の感想を尋ねられるとゆりやんさんは、「イーストウッドの映画はずっと心に残る作品ばかり。『グラン・トリノ』のように少年との絆が心に残って非常に感動しました」と絶賛。映画を学んでいた大学時代にイーストウッド作品と出会い、俳優、監督、プロデューサーとして活躍する姿に「カッコよすぎる」と感銘を受け、「いつかクリント・イーストウッド女になりたいなと思いました」と憧れを語りました。

監督作ベスト3を聞かれると、『クライ・マッチョ』、『ダーティーハリー』、『グラン・トリノ』、「絞り切れなくて・・・」と『ミリオンダラーベイビー』の4作品を挙げた。大学の授業で観た『ダーティーハリー』が初めてのイーストウッド作品であるなど、特別な思い入れがあるとコメント。新年の抱負を尋ねられ、「2022年はやりたいことを実現できるように頑張りたいので、ついに監督を! 『クライ・マッチョ2』を撮らせていただきます」と宣言すると、記者席からは笑いが。司会から「各所が許さない」と突っ込みが入ると、「まずはイーストウッド監督と実際にコンタクトをとることを目標に頑張ります」と、SNSで連絡を試みると猛アピールしました。

今回、イーストウッド演じる主人公マイクの相棒・ラフォ(エドゥアルド・ミネット)がビデオ選考で起用されたことを受け、「イーストウッドへ映画を出させてほしい気持ちを込めてオーディションをさせていただきたい」というゆりやんさんの熱烈なプレゼンにより公開オーディションを実施。大抜擢されたミネットが「映画のシーンを2つやってそのビデオを送ったんだ」とオーディション時を語るインタビュー映像が流れると、英語で感想を言い会場の笑いが。

ゆりやんさんが「一番私の良さが伝わる」と選んだのは、追手に羽交い絞めされたラフォをマイクが助けるシーン。「マイク、ラフォ、追手、鶏の4役やらせていただきます」と宣言しての立ち回りに会場は爆笑の渦に包まれました。熱演ののち、「やはり4役は難しかったです。今のでは伝わりきらなかったかも」となおも食い下がり、『マディソン郡の橋』の1シーンを演じたいと申し出ると、メリル・ストリープの演技を再現。カメラに向けて「ハイ、アイムジャパニーズ メリル・ストリープ。プリーズユーズミー」と流ちょうな英語でイーストウッド愛炸裂するメッセージを送り、公開オーディションは幕を閉じました。

最後に「『クライ・マッチョ』はイーストウッド監督の素晴らしい映画で心に残り続けます。皆さんぜひご覧になって2022年心に残る素晴らしい1年にしてください」とファン代表としてPR。続けて、カウボーイハットを被り、ディレクターズチェアに腰かけて来日が叶わなかったイーストウッドの代わりに監督に成りきってコメントを言うことに。再び流ちょうな英語で『クライ・マッチョ』をお勧めし会場の笑いを誘いました。感想を尋ねられると、「この作品を観てほしいという一心で成りきりました。イーストウッド監督が好きだという思いからこのようなイベントが実現して光栄です」とイベントを振り返りました。
2022.1.3
人間と映画を知り尽くした
イーストウッドの新境地!
映画『クライ・マッチョ』に各界の著名人たちから絶賛の声続々!

1971年に『恐怖のメロディ』で監督デビューして以来、最も敬愛される映画人としてハリウッドで第一線を走り、映画界を牽引し続けてきたクリント・イーストウッド。監督デビュー50周年記念作品『クライ・マッチョ』をいち早く鑑賞した各界著名人から激賞コメントが続々到着。イーストウッドが動物たちとの共演を語る、撮影の舞台裏をとらえたメイキング満載の特別映像と解禁! 勇気、希望、友情、そして愛――数々の人生を描いてきたイーストウッドの集大成にして新境地となる新たなマスターピース。イーストウッドが満を持して放つ集大成にして新境地『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)日本公開!

■『クライ・マッチョ』著名人コメントはこちら
2022.1.1
2022年は感動から始まる!
映画『クライ・マッチョ』
謹賀新年ポスター&新TVスポットを
元旦に解禁!

2022年の幕開けに、映画『クライ・マッチョ』謹賀新年ポスターと元旦よりオンエアされる新TVスポットが解禁されました。

2022年の幕開けを飾る『クライ・マッチョ』は、企画から40年の時を越えて、「今こそ撮るべき作品」だと考えたクリント・イーストウッドが満を持して向き合った映画。今回解禁されたTVスポットは元旦からオンエアが始まる“クリント・イーストウッド編”では、『エターナルズ』の名撮影監督のベン・デイヴィスが、メキシコのマジックアワーに浮かびあがる風景や、光のコントラストを見事にとらえた美しい映像に、「勇気、絶望、希望…人間と映画を知り尽くしたイーストウッドの集大成」のナレーションが重なっていきます。カウボーイハットで馬を乗りこなすマイクの姿には、91歳の現役俳優イーストウッドの役者魂がみなぎり、「自由とはその手で掴むものだ」と優しく語りかけたマイクの最高の微笑みで結ばれています。

東京国際映画祭のオープニング上映のアンケートで“驚異の満足度 100%”を叩き出しており、すでに鑑賞した観客たちからは「切なくも温かく、ユーモアも忘れずに、私たちに優しく力強いメッセージを届けてくれた最高の作品」「彼の一言一言が胸に突き刺さる」と、マイクからの言葉に胸を打ち、「人間には然るべき居場所が必ずある」「どんなにくたばっても、自分の居場所はあるということ」など、自分の居場所を見つけるヒントをもらったという20代からの声も。さらに、「50を過ぎて、何者でもない自分に不安しかなかったが、まだまだ自分次第なんだと、勇気を貰えました。」「何もかも失ってしまっても例え年老いても人生はやり直せる」と、イーストウッドが伝えようとした勇気のエールを受けとめた人もいました。

勇気、希望、友情、そして愛―― これまで数々の人生を描いてきたイーストウッドが描く真の[強さ]とは?イーストウッドが満を持して放つ集大成にして新境地『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)日本公開!

2021.12.27
『許されざる者』初のデジタル上映!
李相日監督(日本版『許されざる者』)×
忽那汐里(Forbes Japan「今年の顔100人」)
登壇イベントレポート!

聖なる夜12月24日(金)、クリント・イーストウッド監督50周年『クライ・マッチョ』公開記念、アカデミー賞®受賞『許されざる者』(92)特別上映が新宿ピカデリーにて行われました。初のデジタル上映を前に、李相日監督と忽那汐里さんが舞台挨拶に登壇。李監督は、「クリスマスイヴにこのようなある種ハードな映画を観に来ていただいてありがとうございます。学生時代から黒澤明、今村昌平、クリント・イーストウッドの三監督を勝手に心の師匠と思っていたので、50周年記念のイベントということで、少しでもイーストウッド監督のことをもっと広めることができたらと思い、参加させて頂きました」と挨拶。白いシャツに黒いパンツスタイルの忽那さんはお礼の言葉に続いて「先ほど李さんとこの作品をイヴに見られる方は映画が本当にお好きなんだろうなとお話ししました。『許されざる者』は私の生まれ年の作品で、李さんの日本版『許されざる者』にも出演させていただいた思い入れのある作品です。皆さんに上映を楽しんでいただけたらと思います」と語りました。司会の森から、忽那が本日Forbes Japan誌「今年の顔100人」に選ばれたことが発表されると、会場は大きな拍手に包まれました。

1971年のデビュー以来50年にわたって活躍をつづけるイーストウッド監督について、李監督はあまりの奥深さに答えがでないと言いながらも、「今後こういう方はもう出てこない気がします」と唯一無二の魅力を絶賛。一言で表すとしたら「“人間の良心とはなにか”をずっと見つめ続けている人」だとコメント。本日より再上映となる『許されざる者』は、「答えがない映画だが、まぎれもない真実が映っていると思わせられる作品」、「色々な答えがここにあるけど、はっきりと捕まえることができない。その魅力に何故かとりつかれる」と魅力を語り、「今までイーストウッド監督が描いてきたものと、これ以降やっていくものにちょうど杭を打った作品」と評しました。

日本版『許されざる者』の話題では、「今までやった作品の中で一番過酷で、昨日のことのように鮮明に記憶がある現場です」と忽那さんがその過酷な撮影を振り返る一方、李監督が「大変なことはあまり覚えてないので、、」と語り会場は笑いに包まれました。印象深いのはオーディションの際の様子だと監督が語ると「全く顔を見てもらえなかったので手ごたえがなかった」と言う忽那。「オーディション時は凄い目力で見られるので耐えられない」と監督が語り、10年越しに当時の事情が明かされる一幕も。

『クライ・マッチョ』でイーストウッドの相棒に大抜擢されたエドゥアルド・ミネットがビデオオーディションだったことを受けてハリウッド映画の出演への経緯を尋ねられると、「ビデオをおくって、出演が決まった段階で初めてスタッフに会う」と語る忽那さん。ビデオオーディションは何度もあるなど、日本との違いで盛り上がりました。

最後に最新作の感想を尋ねられた李監督は、「イーストウッドが歩いてる!喋ってる!それだけで満足してしまう。それだけで見逃してはいけないものを観ている感覚になる。シビアな面もありながらいい意味でおとぎばなしのような物語。イーストウッドの笑顔の瞳がまるで少年のようで、その印象が強い」とイーストウッドファンらしいコメントを寄せ、忽那さんは、「素朴な作品でびっくりしました。見終わった後に温かい気持ちになる作品」と感想を述べ、「本日は見に来ていただいてありがとうございます。1月14日の『クライ・マッチョ』公開とあわせて楽しんでいただければと思います」とイベントを締めくくりました。
2021.12.16
12月24日(金)
李相日監督、忽那汐里登壇!
『クライ・マッチョ』公開記念
「許されざる者」特別上映
登壇イベント決定!
クリント・イーストウッド監督50周年!『クライ・マッチョ』公開記念として、1992年度のアカデミー賞では作品、監督を含む4部門を受賞した名作『許されざる者』を12月24日(金)に特別上映!登壇ゲストに、日本版『許されざる者』を手掛けた李相日監督、同じく『許されざる者』出演の忽那汐里さん、映画ライターの森直人さんをお招きし、トークイベントを実施いたします。
日本初公開のイーストウッドの長年の功績を辿るドキュメンタリー「クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー」から『許されざる者』の舞台裏をとらえたエピソードも同時上映!



≪イベント概要≫

■クリント・イーストウッド監督50周年
『クライ・マッチョ』公開記念

「許されざる者」
(監督:C・イーストウッド/1992年)
特別上映登壇イベント
登壇者(予定):
李相日監督、忽那汐里、森直人
場所:新宿ピカデリー
時間:18時00分開演
※本編上映前に、トークイベントを予定しております。
※登壇者は予告なく変更になる場合がございますので予めご了承ください。

≪発売情報≫
オンライン:12/18(土)19:00から
窓口:12/19(日)劇場オープンから ※残席ある場合のみ

■『許されざる者』ストーリー
クリント・イーストウッドが、師匠であるセルジオ・レオーネ監督とドン・シーゲル監督に捧げた異色西部劇。1870年代の米ワイオミング。かつては無法者として悪名を轟かせたウィリアム・マニーだったが、今は若い妻に先立たれ、2人の幼い子どもとともに貧しい農夫として静かに暮らしていた。そこに若いガンマン、キッドが立ち寄り、賞金稼ぎの話を持ちかける。共演にジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン、リチャード・ハリス。
2021.12.16
イーストウッド監督デビュー50周年
記念祝賀パーティー開催!
ROLAND、イーストウッドの
カッコよさに「悔しい」。
本人不在のパーティーで
イーストウッド談議が白熱!

12月15日(水)『クライ・マッチョ』の日本公開を前に、「クリント・イーストウッド監督50周年記念祝賀パーティー」が開催された。列席者にはお祝いの紅白饅頭が配られるなど、本人不在ながら本物の式典さながらに行われたパーティーで、イーストウッド監督のデビュー50周年が盛大に祝われた。イーストウッドの活躍を祈念した傘回し芸の披露で会場が盛り上がると、列席者代表としてステージに登壇したのは、芸能界を代表する“カッコいい大人”のヒロミとROLAND。金屏風の飾られた豪華なステージに正装の2人が登場すると、会場は大きな拍手に包まれた。まずはヒロミが、「イーストウッド監督の生き方にかなり影響を受けて、“カッコいい男”になりたいと子供の頃から思っていました。参加できること嬉しく思います」と挨拶。続けてROLANDが「地元の大先輩と一緒で緊張しております。このような素敵な作品のイベントに参加できること嬉しく思います」とイベント参加の喜びを語った。

挨拶の後、ヒロミが祝辞を述べてパーティーが開式。MCから作品の感想を尋ねられると、「涙腺が弱くなっているというのもありますけど、序盤からグイグイ(涙腺に)きました。観終わった後は僕も“頑張ろう”と思いました」(ヒロミ)、「若者に対して “お前まだまだ甘いぜ”と言われているような感覚がしました。“決めるのはお前次第”というストーリーも描かれており、進路などに悩んでいる若者世代にこそ観て欲しい作品でした」(ROLAND)と、各世代の目線で映画の見どころを語った。
もともとイーストウッド作品が好きで影響を受けてきたという二人の初めて観たイーストウッド作品は、ヒロミは『ダーティーハリー』、ローランドは『グラン・トリノ』。その他にも『ミリオンダラー・ベイビー』や『アイガー・サンクション』、『ハドソン川の奇跡』など傑作のタイトルが次々とあがり、ディープなイーストウッド談議に花が咲いた。改めて監督デビュー50周年というキャリアについて、「本当にすごい」と言うヒロミは、「半世紀にわたって第一線で活躍する先輩がいると思うと、僕らもここまで頑張れるんだな、頑張らないといけないなと思います」と熱弁。
ROLANDは、『クライ・マッチョ』で描かれるダンスシーンに触れ、未だに画になるその姿に「あまり同性に対して“かっこいい”“悔しいな”と思うことはないけど、ああいう風に年を重ねられるのはちょっと悔しいな。自分もあんな素敵なダンスができるかな?」と思わずジェラシーを感じたと明かし、嫉妬する数少ない3名の男性として「シルベスター・スタローン、ヒロミ、クリント・イーストウッド」の名前を挙げ、会場を笑いの渦に巻き込んだ。ヒロミとイーストウッドに通ずる点として「思考の柔軟さ」を挙げ、「僕みたいな若者の言葉やエピソードを事細かに覚えくれていて、“勉強になったよ”と純粋に思ってくださる」と器の広さを絶賛。「地元でこういう関係が築けるのは本当に恵まれていますね。八王子で良かったなと思います」と語った。
MCからイーストウッドに何かひとつ相談をできるとしたら?と尋ねられたヒロミは、「会ったこともないイーストウッドに誰だかわからない俺が相談?」と戸惑いながらも、「人生の後半の生き方を尋ねたい。その年代の想像ができないので、“60代はこうだぞ” “70代はこうだぞ”というのを聞いてみたい」と人生の大先輩であるイーストウッドへ今後の生き方の指南を受けたいと回答。「あなたの人生でいつが一番カッコよかったですか?」の質問に「今」と答えるのが人生の目標だというROLANDは、「きっとイーストウッドなら“今が一番カッコいいぜ”と言ってくれそうな気がする」と期待を語った。

これから『クライ・マッチョ』を観る人たちへのメッセージを求められたROLANDは、「“自分の人生は自分次第だよ、選択は自分でするものだよ”というメッセージが込められているので、もちろんすべての方に観て欲しいのですけど、”特にこの先の人生どうしようかな“と悩んでいる人にこそぜひこの作品を楽しんでほしい」とコメント。最後にヒロミが「いろいろ世の中も大変だった影響で悩みがある人も多いと思いますが、この映画を観ていただけば、次に向かって「こうしよう」って思えるのではないかなと思います。僕は大きくなった自分の息子ともう一度映画館で観ようと思っています」と締めくくった。

パーティーの締めには、映画のヒットを願い「よいしょ、よいしょ、クライ・マッチョ!」の声に合わせて盛大に鏡割りが執り行われ、ヒロミの発声による三本締めでお開きとなった。芸能界を代表する“かっこいい大人”のヒロミとROLANDがさらに憧れる大先輩、クリント・イーストウッドの集大成にして新境地となる新たなマスターピース『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)日本公開!

2021.12.10
クリント・イーストウッド監督
デビュー50周年!
渡辺謙、佐藤浩市、荒木飛呂彦、
S・スピルバーグら、ゆかりある
著名人から
祝福コメント到着!

1971年の『恐怖のメロディ』での監督デビューから50年。最新作『クライ・マッチョ』では、91歳にして監督・主演を務めるクリント・イーストウッドへ各界著名人から長年の偉業、功績を讃えるコメントが続々到着している!

監督デビュー50周年を祝福するコメントを寄せたのは、『硫黄島からの手紙』(06)に出演した渡辺謙を始めとする、イーストウッドにゆかりのある著名人たち。アカデミー賞®受賞作を日本でリメイクした『許されざる者』(13)でも主演を務めた渡辺は、「クリント、新作の公開おめでとうございます」「彼の映画作りは、いくつになっても無理せず、スタッフを信じて1日ずつカットを積み上げていくんです。多分、呼吸するのと同じくらい自然なんです。」とイーストウッドとの撮影当時を懐かしむコメントを寄せた。同じく『硫黄島からの手紙』のキャストからは、中村獅童「緊張していた私に対しいつも同じ目線で会話をしてくださり、いつの間にか大スターということを忘れてしまうほど優しく接してくださいました。私にとって一生の思い出です」、伊原剛志「親愛なる監督!50周年 おめでとう御座います。」「あなたと仕事出来た事は私の宝です。あなたは私の目標です。又、ご一緒出来る日まで。」と、巨匠との現場は特別なものだったと感謝の言葉を寄せている。

「たとえ愚かな人間、シビアな物語を描いていても、その眼差しは暖かく人間に対する肯定感に揺らぎはない。イーストウッドがいたから、僕は映画を創ってこられた。」と語るのは日本版『許されざる者』を手掛けた李相日監督。『許されざる者』出演の佐藤浩市からは、「ハリウッドからイタリア に渡り、レオーネやモリコーネらと新しい西部劇を構築してハリウッドに凱旋、その遍歴経験があるからこそ世界中で彼の作品は愛される。創作を糧に現役91才!監督50周年!僕は荒野のストレンジャーのテイストが大好きだ!」とイーストウッド愛溢れるメッセージが寄せられた。同じく『許されざる者』出演の忽那汐里は、「私の生まれ年に公開された「許されざる者」のリメイクに携わる時、大きな責任感と誇りを感じながら撮影しました。今でもこの作品は私のターニングポイントとなった特別な思い入れのある作品です。」とイーストウッド作品に携わった思い出を振り返った。

イーストウッドの大ファンとして対談経験もある漫画家の荒木飛呂彦は、「いつ観ても、どれを観ても、ずーーっと面白い。その流れにある新作『クライ・マッチョ』公開は本当に嬉しい出来事! 誇り高い気持ちにさえなる。周りを『グラン・トリノ』のスタッフが固めているなら、もっと尚更だ。」と50周年を祝うと共に最新作に期待する。

さらに、ハリウッドからは共に映画界を牽引する映画人からのコメントも続々。「彼の心には、物語を伝える情熱が溢れている」(スティーヴン・スピルバーグ)、「往年のハリウッドスタイルにつながる最後の存在は、イーストウッドだ」(マーティン・スコセッシ)、「クリントの作品にはハリウッドの歴史が詰まっている。」(ジョージ・ルーカス)など、巨匠を讃えるコメントとなっている。

監督デビュー50周年をお祝いするコメント共に、記念すべきアニバーサリー作品『クライ・マッチョ』のスポット映像も解禁となった。イーストウッドを讃えるコメントの数々とエモーショナルな映像が胸を打つ「コメント編」のナレーションを務めるのは、故・山田康夫からイーストウッドの吹替を受け継ぎ、自身もイーストウッド好きを公言している多田野曜平が担当している。

勇気、希望、友情、そして愛…。数々の人生を描いてきたイーストウッドの集大成にして新境地となる新たなマスターピース。監督デビュー50周年記念作品『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)日本公開!

■クリント・イーストウッド監督
デビュー50周年!祝福のメッセージ全文

※順不同・敬称略

クリント、新作の公開おめでとうございます。彼の映画作りは、いくつになっても無理せず、スタッフを信じて1日ずつカットを積み上げていくんです。多分、呼吸するのと同じくらい自然なんです。だから俳優達も自然に、その呼吸に合わせているだけで、役が息づいて来るのです。本当にクリントとの時間は刺激的で楽しかったなぁ、、。
渡辺謙
俳優
ハリウッドからイタリア に渡り、レオーネやモリコーネらと新しい西部劇を構築してハリウッドに凱旋、その遍歴経験があるからこそ世界中で彼の作品は愛される。創作を糧に現役91才!監督50周年!僕は荒野のストレンジャーのテイストが大好きだ!
佐藤浩市
俳優
親愛なる監督!50周年 おめでとう御座います。私が58歳なので50年という月日の重さを非常に感じます。「硫黄島からの手紙」でご一緒した際、ランチの時にエキストラが並んでる列に混じって一緒に並んでた姿を見て、何て偉ぶらない自然な方なんだと思い感動しました。撮影中、殆ど座らずに没頭して臨んでる姿、私達の意見をちゃんと受け止めてくれる姿、今でも撮影する時には、いつも自分の中に監督だったらどうだろう?と考えて臨んでる自分がいます。あなたと仕事出来た事は私の宝です。あなたは私の目標です。又、ご一緒出来る日まで。
伊原剛志
俳優
『硫黄島からの手紙』で長年の憧れであるクリントイーストウッド監督とご一緒させて頂きました。緊張していた私に対しいつも同じ目線で会話をしてくださり、いつの間にか大スターということを忘れてしまうほど優しく接してくださいました。私にとって一生の思い出です。
中村獅童
歌舞伎俳優
クリントイーストウッド監督、50周年おめでとうございます。私の生まれ年に公開された「許されざる者」のリメイクに携わる時、大きな責任感と誇りを感じながら撮影しました。今でもこの作品は私のターニングポイントとなった特別な思い入れのある作品です。これからも大先輩の作品からたくさん学んでゆきます。
忽那汐里
俳優
国を越えた戦死者への敬意と、歴史への誠実さ。「硫黄島からの手紙」を、私たちは忘れない。
梯 久美子
ノンフィクション作家
たとえ愚かな人間、シビアな物語を描いていても、その眼差しは暖かく人間に対する肯定感に揺らぎはない。イーストウッドがいたから、僕は映画を創ってこられた。
李相日
映画監督
イーストウッド監督作品は50周年。いつ観ても、どれを観ても、ずーーっと面白い。その流れにある新作『クライ・マッチョ』公開は本当に嬉しい出来事!誇り高い気持ちにさえなる。周りを『グラン・トリノ』のスタッフが固めているなら、もっと尚更だ。
荒木飛呂彦
漫画家
お会いすると作品を熱く語る イーストウッドにいつも魅了されます。 スタッフに注意されるほど 私とお話ししたがっていたのは もはや一生の自慢話。 一緒に食べたチョコレートケーキ美味しかったね。
LiLiCo
映画コメンテーター
クリントはアメリカを象徴する監督だ。彼の心には、物語を伝える情熱が溢れている。
スティーヴン・スピルバーグ
映画監督
往年のハリウッドスタイルにつながる最後の存在は、イーストウッドだ。
マーティン・スコセッシ
映画監督
クリントの作品にはハリウッドの歴史が詰まっている。
ジョージ・ルーカス
映画監督

2021.11.17
『クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー』
2022年1月7日デジタル配信決定!

名監督にして名優クリント・イーストウッドの長年の功績を辿るドキュメンタリーがリリース!タフガイ、西部劇スター、そしてアカデミー賞受賞――クリント・イーストウッドほど多彩な顔を持ち、長きに渡って活躍するアーティストは類を見ない。俳優、プロデューサー、監督、フィルムメーカーと、唯一無二の"映画スター"として今もなお現役で飛躍し続けるイーストウッド長年の功績を、9つのエピソードで辿る。イーストウッド監督デビュー50周年記念のドキュメンタリーが、デジタル配信のみでリリース決定。デジタル配信でしか観られない貴重な映像を、是非お見逃しなく!

■『クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー & 4-FILMコレクション』も同時リリース!

クリント・イーストウッド監督作『運び屋』『ハドソン川の奇跡』『アメリカン・スナイパー』『グラン・トリノ』と、名監督の功績を辿るドキュメンタリー「クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー」をセットにしたコレクションがダウンロード販売でのみリリース!

発売日:2022年1月7日(金)デジタル配信開始
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
©2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021.11.12
イーストウッド監督デビュー
50周年記念!
珠玉の名作『許されざる者』
『グラン・トリノ』
『アメリカン・スナイパー』が
12月24日より3週間限定で
新宿ピカデリー(東京)、なんばパークスシネマ(大阪)で
上映決定!

クリント・イーストウッド監督デビュー50周年、そしてイーストウッドの集大成にして新境地となる『クライ・マッチョ』の公開を記念して、12月24日(金)~1月13日(木)の3週間限定で、あの不朽の名作3作品がファン必見のドキュメンタリー共に特別上映決定!

特別上映作品は、イーストウッド初のアカデミー賞®受賞作品となった『許されざる者』(92)、頑固な退役軍人と移民少年との心の交流を描く感動のヒューマンドラマ『グラン・トリノ』(08)、全世界で社会現象を巻き起こした『アメリカン・スナイパー』(14)の3作品がラインナップ。『許されざる者』と『グラン・トリノ』は今回が初のデジタル上映となる。さらに各作品の上映には、イーストウッドの長年の功績を辿るドキュメンタリー「クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー」から、各作品それぞれの舞台裏をとらえたエピソードが同時上映される。

この映像は、2022年1月7日(金)よりデジタル配信を予定している、傑作の撮影舞台裏を記録した9つのエピソードからなるドキュメンタリー「クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー」の内の3本。配信に先駆けて、劇場の大スクリーンで見られるファン垂涎の特別上映となる。さらに、入場者特典として「監督デビュー50周年アニバーサリーステッカー」の配布も予定している(※数量限定につき、無くなり次第配布終了となります)。


■クリント・イーストウッド監督
50周年記念作品『クライ・マッチョ』
公開記念特別上映

上映劇場: 東京 新宿ピカデリー
大阪 なんばパークスシネマ
上映期間: 2021年12月24日(金)~
2022年1月13日(金)
上映作品: 「シネマティック・レガシー A Director's Vision」(2021)【約18分】
/『許されざる者』(1992)
「シネマティック・レガシー Triple Threat」(2021)【約17分】/
『グラン・トリノ』(2008)
「シネマティック・レガシー
The Heart of a Hero」(2021)
【約15分】/『アメリカン・スナイパー』(2014)

■上映作品スケジュール
上映日 上映作品
12/24(金) 「許されざる者」
※ゲスト付きイベント有り
12/25(土) 「アメリカン・スナイパー」
12/26(日) 「グラン・トリノ」
12/27(月) 「許されざる者」
12/28(火) 「アメリカン・スナイパー」
12/29(水) 「グラン・トリノ」
12/30(木) 「許されざる者」
12/31(金) 「アメリカン・スナイパー」
1/1(土) 「グラン・トリノ」
1/2(日) 「許されざる者」
1/3(月) 「アメリカン・スナイパー」
1/4(火) 「グラン・トリノ」
1/5(水) 「許されざる者」
1/6(木) 「アメリカン・スナイパー」
1/7(金) 「グラン・トリノ」
1/8(土) 「許されざる者」
1/9(日) 「アメリカン・スナイパー」
1/10(月) 「グラン・トリノ」
1/11(火) 「許されざる者」
1/12(水) 「アメリカン・スナイパー」
1/13(木) 「グラン・トリノ」

■「クリント・イーストウッド:
シネマティック・レガシー」
名監督にして名優、クリント・イーストウッド長年の功績を辿るドキュメンタリー!
https://warnerbros.co.jp/c/news/2021/11/3012.html

発売日:2022年1月7日(金)デジタル配信開始
発売元:ワーナー・ブラザース
ホームエンターテイメント
©2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

『許されざる者』(1992)
クリント・イーストウッドが、師匠であるセルジオ・レオーネ監督とドン・シーゲル監督に捧げた異色西部劇。1870年代の米ワイオミング。かつては無法者として悪名を轟かせたウィリアム・マニーだったが、今は若い妻に先立たれ、2人の幼い子どもとともに貧しい農夫として静かに暮らしていた。そこに若いガンマン、キッドが立ち寄り、賞金稼ぎの話を持ちかける。共演にジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン、リチャード・ハリス。92年度のアカデミー賞では作品、監督を含む4部門を受賞した。

1992年製作/131分/G
原題:Unforgiven
© 1992 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.


『グラン・トリノ』(2008)
朝鮮戦争の従軍経験を持つ元自動車工ウォルト・コワルスキーは、妻に先立たれ、愛車“グラン・トリノ”や愛犬と孤独に暮らすだけの日々を送っていた。そんな彼の隣家にモン族の少年タオの一家が越してくる。ある事件をきっかけにして心を通わせ始めたウォルトとタオだったが、タオを仲間に引き入れようとする不良グループが2人の関係を脅かし始め……。

2008年製作/117分/PG12
原題:Gran Torino
© 2009 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

『アメリカン・スナイパー』(2014)
米軍史上最強とうたわれた狙撃手クリス・カイルのベストセラー自伝を映画化。米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの隊員クリス・カイルは、イラク戦争の際、その狙撃の腕前で多くの仲間を救い、「レジェンド」の異名をとる。しかし、同時にその存在は敵にも広く知られることとなり、クリスの首には懸賞金がかけられ、命を狙われる。数多くの敵兵の命を奪いながらも、遠く離れたアメリカにいる妻子に対して、良き夫であり良き父でありたいと願うクリスは、そのジレンマに苦しみながら、2003年から09年の間に4度にわたるイラク遠征を経験。過酷な戦場を生き延び妻子のもとへ帰還した後も、ぬぐえない心の傷に苦しむことになる。イーストウッド監督とは初タッグのブラッドリー・クーパーが、主演兼プロデューサーを務めた。

2014年製作/132分/R15+
原題:American Sniper
© 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC


※協力:映画.com
2021.11.12
年末年始はイーストウッド祭り!
クリント・イーストウッド監督の
近年の傑作たちを配信中!
クリント・イーストウッド監督の集大成にして新境地の呼び声高い、映画『クライ・マッチョ』の公開を記念して、『グラン・トリノ』以降の近年の傑作たちを以下プラットフォームで配信中!
半世紀以上にわたり一線で活躍を続ける名優にして、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で監督として2度のアカデミー賞®に輝いたクリント・イーストウッドによる作品を、年末年始の機会にご覧ください。

グラン・トリノ
男の人生は、最後で決まる。
定額見放題
デジタル配信
インビクタス/負けざる者たち
ひとつの願いが、ほんとうに世界を変えた物語。
定額見放題
デジタル配信
ヒア アフター
世界を感動に包む、<希望>と<再生>の物語。
定額見放題
デジタル配信
J・エドガー
誰よりも恐れられ、誰よりも崇められた男。
定額見放題
デジタル配信
ジャージー・ボーイズ
名曲誕生に秘められた、感動の真実。
定額見放題
デジタル配信
アメリカン・スナイパー
米軍史上最多、160人を狙撃したひとりの優しい父親。
定額見放題
デジタル配信
ハドソン川の奇跡
155人の命を救い、容疑者になった男。
定額見放題
デジタル配信
15時17分、パリ行き
乗客554人の命を託された、3人の若者たち。
定額見放題
デジタル配信
運び屋
全米驚愕!前代未聞の実話を映画化。
定額見放題
デジタル配信
リチャード・ジュエル
その日、全国民が敵になった。
定額見放題
デジタル配信
2021.10.30
イーストウッド監督から
コメント到着!
映画『クライ・マッチョ』
第34回東京国際映画祭
オープニング上映に
スピルバーグらが熱いエール!

10月30日(土)より開催された第34回東京国際映画祭(TIFF)にて、映画『クライ・マッチョ』がオープニング作品として上映され、監督・主演のクリント・イーストウッドからコメントが到着! 同映画祭で初公開された監督デビュー50周年を記念する特別映像が同時解禁された。

イーストウッドからのコメントでは、オープニング作品選出の喜びとセレモニーに参加できない悔しさをにじませる内容につづき、「この映画を通して、私が信じる"本当の強さ"を感じてもらえると嬉しいです。」 「『クライ・マッチョ』はコロナ禍に撮影されたものです。私は本作が映画業界に、勇気と強さをもたらす作品の一つになればと思っています。」と作品に込めたメッセージが語られている。

特別映像では、西部劇の傑作『アウトロー』(76)、アカデミー賞®5部門受賞の『許されざる者』(92)、“マッチョ”な役柄を演じた『ダーティファイター』(78)など、イーストウッド監督作品の名シーンでその軌跡を振り返る。「イーストウッドはアメリカンヒーローの神髄。私たちが在りたいと思う人物像だ」と語るのはプロデューサーのアルバート・S・ラディ。続いて、『父親たちの星条旗』(06)『硫黄島からの手紙』(06)、『ヒア アフター』(10)などを製作したスティーヴン・スピルバーグが「クリントはアメリカを象徴する監督だ」とコメントを寄せる。メル・ギブソンは「アメリカの琴線に触れる感情を描く。アメリカの心と通じている」と、その演出力と演技力の双方を讃える。そして、アカデミー賞®4部門に輝いた『ミリオンダラー・ベイビー』(04)で主演女優賞を受けたヒラリー・スワンクが「長年の経験から直感を信じて映画をつくる」と続ける。

製作のティム・ムーアは、イーストウッドから『クライ・マッチョ』の脚本があると伝えられた。主人公のマイクは、元ロデオスターで本物のカウボーイを体現するイーストウッドらしい役だ。マイクは、元雇い主の依頼でメキシコで暮らす14歳の少年ラフォを誘拐して連れ戻す旅に出る。「昔はマッチョだったんだろ?」と問いかけられ、「昔の俺は凄かった。だが今は違う」と自らの老いを認める落ちぶれたカウボーイだ。

さらにムーアは、本作では「人間関係のきらめきも描かれる」と語る。マイクは旅の途中で食堂を営む女性マルタと出会う。互いに自己紹介した 2人には、どんなきらめきが待っているのか。『マディソン郡の橋』(95)を思い出させるダンスシーンが印象的だ。

『クライ・マッチョ』は、「とても感動的で、イーストウッド映画で見られる“象徴的な瞬間”が含まれている」と語るティム・ムーアは、「彼には夕日に向かって、馬に乗って行ってほしいと思う」と語る。『スリー・ビルボード』(17)の名カメラマン、ベン・デイビスがとらえた美しいメキシコの荒野の風景を走るマイクの姿に重ねて、「人生には決め時ってもんがある、今がその時だ」の名台詞が刻まれる内容となっている。

91歳を迎えて尚も現役を続けるクリント・イーストウッドが問う“マッチョ”=「真の強さ」とは?監督デビュー50周年記念作品、集大成にして新境地となる新たなマスターピース『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)日本公開!


日本の皆さんへ

最新作『クライ・マッチョ』が、第34回東京国際映画祭オープニング作品に選ばれたことをとても光栄に思います。
本当にオープニングセレモニーに参加したかったです。この映画を通して、私が信じる"本当の強さ"を感じてもらえると嬉しいです。
『クライ・マッチョ』はコロナ禍に撮影されたものです。私は本作が映画業界に、勇気と強さをもたらす作品の一つになればと思っています。
どうぞ楽しんでご覧ください。
2021.10.23
クリント・イーストウッドが描く
真の[強さ]とは?
映画『クライ・マッチョ』
日本版予告編&ポスターを解禁!

半世紀以上に渡り一線で活躍を続ける名優にして、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で監督として2度のアカデミー賞®に輝くクリント・イーストウッド。監督デビューから50年・40作目となるアニバーサリー作品『クライ・マッチョ』は、彼が監督・主演を兼任する新たなマスターピースだ。この度、日本公開に向けて、日本版予告編と本ポスターが一挙解禁となった。

予告編冒頭では、監督デビュー50周年記念として、『アウトロー』(76)、『ペイルライダー』(85)などの映像をバックに、これまでにイーストウッドが監督、出演した傑作のタイトルが紹介される。最新作『クライ・マッチョ』は、落ちぶれた元カウボーイと少年の旅を通して語られる“人生”とは。喜びや悲しみを背負い、なお人生を歩み続ける、生きる上で必要な[強さ]とは何かを温かく、時にユーモラスに時に切なく語りかける。40年前から検討されていた原作の映画化に、イーストウッドが満を持して向き合った本作は、まさに彼の集大成にして新境地。2022年の年明けは、この感動から始まる!

同時解禁となった日本版ポスターには、カウボーイハットにウエスタン・ルックのマイクと、ラフォ役に大抜擢されたメキシコの新星エドゥアルド・ミネットが相棒のニワトリ(闘鶏)のマッチョを連れて荒野を歩む姿が配されている。「今こそ、本当の強さの意味を問う」のキャッチが、イーストウッドがこれまでに演じてきた[マッチョ]な男を連想させる。

クリント・イーストウッド監督デビュー50周年記念作品、御年91歳の集大成にして新境地となる『クライ・マッチョ』は、2022年1月14日(金)全国ロードショー。

2021.09.21
クリント・イーストウッド
集大成にして新境地!
映画『クライ・マッチョ』が、
第34回東京国際映画祭
オープニング作品に決定!

監督・主演・製作クリント・イーストウッドが贈る感動のドラマ。2021年1月14日(金)公開『クライ・マッチョ』が、10月30日(土)~11月8日(月)開催の第34回東京国際映画祭のオープニング作品に決定!

イーストウッド監督の50周年記念作品でもある本作は、人生に失敗した男と親の愛を知らない少年がメキシコを横断していく中で人生に必要な「本当の強さ」とは何なのか?を見出してく感動作。東京国際映画祭では、昨年からのコロナ禍の中で「映画館で映画を観る喜び」を伝えるべく映画館でのフィジカルな上映を基本姿勢としており、本作『クライ・マッチョ』が映画祭の開幕を熱く盛り上げる。

<第34回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:
2021年10月30日(土)~11月8日(月)
■会場:日比谷・有楽町・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net
2021.09.20
クリント・イーストウッド監督
デビュー50周年記念!
映画『クライ・マッチョ』
2022年1月14日(金)公開決定!

俳優・監督・プロデューサーとして半世紀にわたって映画業界を牽引。その輝かしいキャリアと偉業を通して、多くの生涯功労賞を受賞する生きる伝説クリント・イーストウッド。主演・監督した『許されざる者』(92)と『ミリオンダラー・ベイビー』(04)では、それぞれ米アカデミー賞Ⓡ最優秀作品賞並びに最優秀監督賞をW受賞。そして『グラン・トリノ』(08)『アメリカン・スナイパー』(15)など代表作の枚挙にいとまがない。そして、イーストウッド監督デビュー50周年にあたる2021年、映画監督作品は40作目となる記念すべき節目に、映画『クライ・マッチョ』の公開が2022年1月14日(金)に決定した。

クリント・イーストウッドの最新作『クライ・マッチョ』は、N・リチャード・ナッシュの「CRY MACHO」(1975年発刊)を原作に、イーストウッド自身が監督・主演・製作を務める。主人公は、かつて数々の賞を獲得し一世を風靡したロデオ界の元スター、マイク・マイロ(イーストウッド)。その栄光はいまや過去のこと。落馬事故をきっかけに、家族も離散、競走馬の種付けで細々と一人で暮らしていた。だがある日、マイクは元雇用人から、メキシコにいる彼の息子ラフォの誘拐を依頼される。メキシコからテキサスへ――その危険で壮大な道のりは、予想外の困難と思いがけない出会いが待ち受けていた…。

本作の企画が最初に持ち上がったのは、実に40年前。原作を読んだ映画製作者のアルバート・S・ラディ(91歳、『ゴッドファーザー』『ミリオンダラー・ベイビー』)は物語に魅了されイーストウッドに話を持ちかけたが、イーストウッドがマイク役は時期尚早だと判断し、企画は頓挫した。しかし2019年、「期は熟した」と考えたイーストウッドがルディに連絡をとり、脚本を再検討することに。ついに映画化へと動き出すこととなった。脚本を練り直し執筆したのは、『グラン・トリノ』や『運び屋』の脚本も手がけたニック・シェンク。マイクを、イーストウッド自身の個性を生かして更にキャラクターを仕上げ、苦労と挫折を味わいながら、約束に固い不言実行の男を書き上げた。「クリントはこれからもアメリカの英雄として、不滅の男として語り継がれるでしょう」と長年の悲願を達成したルディは語る。ほかにも、編集にはジョエル・コックス(80歳、(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)と、イーストウッド組が集結した本作は、まさにイーストウッドの集大成と言える作品になっている。

「昔の俺はすごかった。だが今は違う」「男は皆マッチョに憧れる。強さを見せつけたくて」と少年に話すマイクの言葉は、まるでイーストウッド本人が現代社会に生きる私たちに向けて語りかけているメッセージのようにも感じられ、常に第一線で活躍し時代を生き抜いた男=イーストウッドがたどり着いた、「本当の強さ」とは何かという答えを、今を生きる全世代に温かく届ける物語であることがうかがえる。また解禁された場面写真では、マイクと少年の出で立ちからは、新たな名コンビ誕生を予感させる。少年ラフォを演じるのは、本作が長編映画デビュー作となる新たな才能エドゥアルド・ミネット。イーストウッドとのコンビネーションにも注目だ。イーストウッド監督の数々の代表作を彷彿とさせる物語はまさに集大成、かつ、今までの作品とは異なる側面を持ち合わせた新境地。待望の新作が、いよいよ日本公開となる。