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CAST

ビル・デンブロウ

2016年:ベストセラー作家。映画脚本家としても活躍 ジェームズ・マカヴォイ JAMES McAVOY

ゴールデングローブ賞ノミネート歴をもつ俳優。『ラストキング・オブ・スコットランド』(06) や『つぐない』(07) で好演し、観客を魅了した。舞台・TV・映画でさまざまな仕事に挑戦し続けており、業界でもっとも期待を集める俳優のひとりと目されている。2017年、世界興収2億7000万ドル超を記録したM・ナイト・シャマラン監督の高評を得たサスペンス『スプリット』に出演。19年初頭には、世界興収2億ドル超を記録したシャマラン監督の『ミスター・ガラス』で、『スプリット』で演じた19以上の人格をもつケビン・ウェンデル・クラム役を再演した。近作に、『X–MEN:ダーク・フェニックス』(19) がある。待機作に、19年冬に放送予定のBBC/HBO放送のTVシリーズ「His Dark Materials」(共演:リン=マヌエル・ミランダ、ルース・ウィルソン) がある。
1979年、スコットランド・グラスゴーのスコッツタウン地区で生まれ、名門の英国王立スコットランド音楽演劇学院を卒業している。

1989年:吃音を持つ。行方不明になった弟を探す ジェイデン・マーテル JAEDEN MARTELL

若くして、スクリーン上で才能とエネルギーを溢れさせている。現在、ベストセラー犯罪ドラマ小説を基にしたミニシリーズ「Defending Jacob」(共演:クリス・エバンス、ミシェル・ドッカリー) で演じる役の準備に取り組んでいる。
10歳のとき、ゴールデングローブ賞にノミネートされたコメディヒット作『ヴィンセントが教えてくれたこと』(14/共演:ビル・マーレイ、メリッサ・マッカーシー) で映画デビューを飾った。同作で、放送映画批評家協会賞最優秀若手俳優賞をはじめ、数々の賞にノミネートされた。映画に加えて、TVでは、ショータイム放送の賞受賞シリーズ「マスターズ・オブ・セックス」(13~16) のシーズン3と4(15~16) に、ウィリアム・マスターズ (マイケル・シーン) の息子役でたびたび出演した。

ベバリー・マーシュ

2016年:アパレルブランドを経営し業界で成功 ジェシカ・チャステイン JESSICA CHASTAIN

2度の米アカデミー賞ノミネート歴をもち、同世代のなかで最も人気のあるハリウッド女優のひとり。これまでに、ロサンゼルス映画批評家協会賞、英アカデミー(BAFTA)賞、放送映画批評家協会賞、ハリウッド外国人記者協会賞、米映画批評会議賞、全米映画俳優組合(SAG)賞、インディペンデント・スピリット賞、米アカデミー賞など、数々の世界的な賞のノミネートと受賞経験をもつ。
主役陣のひとりとして出演した作品に、『ペイド・バック』(10・未/共演:ヘレン・ミレン、サム・ワーシントン)、テレンス・マリック監督の米アカデミー賞ノミネート作『ツリー・オブ・ライフ』(11/共演:ブラッド・ピット、ショーン・ペン)、ジェフ・ニコルズ監督の『テイク・シェルター』(11/共演:マイケル・シャノン、ワインスタイン製作の『欲望のバージニア』(12/共演:シャイア・ラブーフ、トム・ハーディ) などがある。また、キャスリン・ストケットの小説を基にした米アカデミー賞ノミネート作品『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』(11) に出演。同作は、12年に数々の賞を受賞し、自身は米アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、SAG賞、放送映画批評家協会賞の最優秀助演女優賞にノミネートされた。また同年、リバイバル公演「女相続人」で舞台デビューを飾った。その後、キャスリン・ビグロー監督の『ゼロ・ダーク・サーティ』(12) で主演し、13年度米アカデミー賞最優秀主演女優賞にノミネートされ、放送映画批評家協会賞とゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞を受賞した。
近作に「X–MEN」シリーズ最新作『X–MEN:ダーク・フェニックス』(19/共演:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ) がある。

1989年:二人暮らしの父に怯える日々を過ごす ソフィア・リリス SOPHIA LILLIS

『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』(17) のベバリー・マーシュ役でよく知られている。この役で、サターン賞最優秀若手俳優賞、MTVムービー・アワード最優秀恐怖演技賞、ティーン・チョイス・アワード映画部門ブレイクアウト・スター賞にノミネートされた。また、仲間のキャストたちとともに、MTVムービー・アワード最優秀チーム賞を受賞した。
近作に、主人公のナンシーを演じた『Nancy Drew and The Hidden Staircase』(19/共同製作総指揮:エレン・デジェネレス) がある。待機作に、主人公のグレーテルを演じるホラーサスペンス『Gretel and Hansel』(監督:オズ・パーキンス)、主役を演じ、先ごろ撮影を終えたインディペンデント映画『Uncle Frank』(脚本・監督:アラン・ボール) がある。さらに、Netflixより20年配信予定の新シリーズ「I Am Not Okay with This」に主役陣のひとりとして出演する。

リッチー・トージア

2016年:人気コメディアンとして活躍 ビル・ヘイダー BILL HADER

「サタデー・ナイト・ライブ」(75~) の物まね名人から転身し、HBO放送の「バリー」(18~) の企画・監督・脚本・製作を務め、さらにロサンゼルスの演劇界へ仲間入りしようとする疲弊した殺し屋として主演している。
最近、欧米でシーズン2の放送が終了した「バリー」は、さらに闇を深め、面白さを倍増させて、ますます目が離せない。2018年のシーズン1では、エミー賞の13部門にノミネートされ、このうち、自身が最優秀主演男優賞、共演のヘンリー・ウィンクラーが最優秀助演男優賞を受賞した。また、非公認のフォー・ギルド・クラブのメンバーであり、全米監督組合(DGA)賞、全米脚本家組合(WGA)賞を受賞し、全米製作者組合(PGA)賞、全米映画俳優組合(SAG)賞とゴールデングローブ賞にノミネートされた。また、同シリーズは、米映画協会賞とピーボディ賞に輝いた。
さらに、「ニューヨーク・タイムズ」紙が選ぶ15年のベストTV番組のひとつに選ばれたIFC放送の「Documentary Now!」(15~) で共同企画(15~16) を務めた。また、「サタデー・ナイト・ライブ」に8シーズン出演し、自身が担当したシリーズでエミー賞に4回ノミネートされた。

1989年:早口のお調子者。分厚い眼鏡が特徴 フィン・ウォルフハード FINN WOLFHARD

現在、高い評価を得ているNetflixのオリジナル・シリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(16~) に、マイク・ウィーラー役で出演している。同ヒットシリーズは、全米映画俳優組合(SAG)賞アンサンブル演技賞(ドラマシリーズ部門)、MTVムービー・アワード最優秀作品賞(TVドラマ部門)、米映画協会賞最優秀TV作品賞を受賞し、ゴールデングローブ賞最優秀作品賞(TVドラマ部門)にノミネートされるなど、数々の栄誉に浴している。また現在までに、2回の最優秀作品賞(ドラマ部門)を含め、プライムタイム・エミー賞に30回ノミネートされている。2019年7月4日に初配信された待望の第3シーズンは、配信後の最初の週末にNetflixの視聴者数記録を塗り替えた。
19年5月、イヴ・サンローランの2019秋冬キャンペーンのニューフェイスに起用された。現在、「ゴーストバスターズ」ユニバースに加わる新たな章『Ghostbusters 2020』(監督:ジェイソン・ライトマン) の撮影に入っている。

マイク・ハンロン

2016年:デリーの町に残り事件の調査を続ける イザイア・ムスタファ ISAIAH MUSTAFA

オレゴン州ポートランドで生まれ、南カリフォルニアで育った。7人兄弟の末っ子。若いころから熱心なアスリートで、ムアパーク大学でプレイしていた陸上競技、バスケットボール、アメリカン・フットボールをはじめ、さまざまなスポーツが得意だった。アメフトで奨学金を獲得し、ムアパーク大学からアリゾナ州立大学へ転校し、オハイオ州と対戦した1997年のローズボウルに出場した。卒業後NFLに入り、97年から2000年まで活躍した。
高校時代に演技に興味をもち始めたが、プロとして俳優の道を進むと決心したのはNFLを退団したあとだった。10年、数え切れないほど放送されたオールドスパイスのTVコマーシャルで演じた“The Man Your Man Could Smell Like(君の彼の香りがする男)”が大反響を呼び、「ピープル」誌の“最も美しい人”のひとりに選ばれ、さらにデイタイムのトークショーの花形であるオプラ・ウィンフリーとエレン・デジェネレスの目に留まった。この人気TVコマーシャルは、10年度エミー賞最優秀TVコマーシャル賞を受賞した。現在もオールドスパイスのグローバル・アンバサダーを務めている。

1989年:火事で両親を失い、祖父の精肉業を手伝う チョーズン・ジェイコブズ CHOSEN JACOBS

CBS放送のヒットシリーズ「HAWAII FIVE-O」(10~) で、シャイ・マクブライド演じるルー・グローバーの息子ウィル・グローバー役で繰り返し出演している(16~18)。Hulu配信の「キャッスルロック」(18~) では、ウェンデル・ディーバー役を演じている。また、『Cops and Robbers』(17) で少年時代のマイケルを演じ、TVランド製作の「American Woman」(18)にゲスト出演した。
マサチューセッツ州スプリングフィールドで生まれ、ジョージア州アトランタで育った俳優・歌手。アトランタ少年合唱団に入り、歌のキャリアをスタート。6歳でオペラを演じた。地元のコンサートに出演し、国内外のツアーにも参加した。10歳のとき、アトランタの地元の劇団で俳優としてキャリアをスタートさせ、「王様と私」「イントゥ・ザ・ウッズ」「ヘアスプレー」などに出演した。

ベン・ハンスコム

2016年:有名建築家として成功。減量にも成功する ジェイ・ライアン JAY RYAN

由緒ある舞台出身俳優で、約15年間にわたり国際的なTV界においてキャリアを築いてきた。ニュージーランド・オークランドで生まれた実力派俳優。最初に観客と批評家の注目を集めたのは、ワンマンショー「The Packer」で8役を見事に演じたときだった。エディンバラ・フェスティバル・フリンジで上演された同作は、批評家から高い評価を受けた。
その後、ゴールデングローブ賞とエミー賞を受賞したBBC放送のミニシーズ「トップ・オブ・ザ・レイク ~消えた少女~」(13/監督:ジェーン・カンピオン、ガース・デイビス) で、麻薬密売組織のボスの狡猾な息子を演じた。2012年、CW放送の賞受賞SFシリーズ「ビューティー&ビースト/美女と野獣」(12~16)で、主人公のヴィンセント・ケラーに抜擢された。
近作に、末期がん患者を装う潜入捜査官を演じた、EOne放送の尊厳死について描いた話題のドラマ「Dr.M/救命救急医の殺人ライフ」(17~) がある。また、祖国オーストラリアのために戦う表舞台に立つことのない人々と、彼らが戦争からもち帰ったものについて描く「Fighting Season」(18) に出演。フォックステル放送の6エピソードから成るこのドラマ作品で、19年にオーストラリアのロギー賞最優秀主演男優賞にノミネートされた。

1989年:太った転校生。ベバリーに想いを寄せる ジェレミー・レイ・テイラー JEREMY RAY TAYLOR

エミー賞最優秀作品賞(短編コメディ・ドラマシリーズ部門)にノミネートされたリアリティを感じさせるモキュメンタリー・シリーズ「James Corden's Next James Corden」(18) で、ジェームズ・コーデンと共演した。近作に、『グースバンプス 呪われたハロウィーン』(18・未) がある。待機作に、2019年10月放送開始予定のニコロデオン放送のリメイク版「Are You Afraid of the Dark?」がある。
テネシー州ブラフ・シティで生まれ。8歳のときから俳優のキャリアをスタートさせ、これまでに、ハリソン・フォード、ポール・ラッド、ジャック・ブラックといった大物主演俳優たちと共演している。

エディ・カスプブラク

2016年:保険会社のビジネスマン。母と似た女性と結婚 ジェームズ・ランソン JAMES RANSONE

映画・TV・舞台で忘れられないほど印象的な演技を見せる俳優。本質を突くインディペンデント作品から大ヒットを記録するジャンル作品まで、幅広い作品に出演している。
近作に、「フッテージ」シリーズ最新作で、前作と同じ役で主演した『フッテージ デス・スパイラル』(15・未) 、タイ・ウェスト監督の『バレー・オブ・バイオレンス』(16・未/共演:イーサン・ホーク、ジョン・トラボルタ) がある。また、2015年度サンダンス映画祭でプレミア上映され、高い評価を得た賞受賞作『タンジェリン』(15/監督:ショーン・ベイカー) に出演。これ以前に、ベイカー監督とは『チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密』(12・未) で組み、キャストたちとともに13年度インディペンデント・スピリット賞ロバート・アルトマン賞を分かち合った。また、スティーブン・ソダーバーグ監督のHBO放送のシリーズ「モザイク ~誰がオリヴィア・レイクを殺したか」(17~18/共演:シャロン・ストーン)、Hulu配信の「The First」(18~/共演:ショーン・ペン) に出演。
スパイク・リー監督のお気に入りの俳優である。これまでに、同監督の『インサイド・マン』(06)、『Red Hook Summer』(12)、『オールド・ボーイ』(13) に出演している。このほか、ラリー・クラーク監督の『KEN PARK ケン パーク』(02)、ジョン・ウォーターズ監督の『ア・ダーティ・シェイム』(04・未) に出演した。

1989年:神経過敏で喘息持ち。過保護な母に悩む ジャック・ディラン・グレイザー JACK DYLAN GRAZER

カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれた。エンターテイメントの世界を身近に感じる環境で育ち、程なくしてその才能が見いだされ、プロの俳優になるよう勧められた。アダレイ・スクール・フォー・ザ・パフォーミング・アーツのアダレイ・レパートリー・シアター・アンサンブル(ARTE)・プログラムに招かれ、数多くの作品に出演した。
近作に、ティモシー・シャラメが演じるニック・シェフの少年時代を演じたアマゾン・スタジオ製作の『ビューティフル・ボーイ』(18/共演:スティーブ・カレル)、DCエンターテイメント製作のスマッシュヒット作『シャザム!』(19/監督:デビッド・F・サンドバーグ) がある。また先ごろ、インディペンデント系サスペンス『Don't Tell a Soul』(共演:レイン・ウィルソン、ミーナ・スバリ) の撮影を終えた。同作は、家にがんになった母親を抱え、打ち棄てられた貯水タンクのなかに閉じ込められた警備員と知恵比べをするふたりの若い泥棒兄弟を描いている。

スタンリー・ユリス

2016年:会計士。愛する妻と幸せな家庭を築く アンディ・ビーン ANDY BEAN

近作に、レン・ワイズマン監督らの「Swamp Thing」(19/共演:クリスタル・リード、バージニア・マドセン、ジェニファー・ビールズ)がある。
また、カーティス・“50 Cent”・ジャクソン、コートニー・ケンプ、マーク・キャントンが製作総指揮を務めるスターツ放送のヒットシリーズ「POWER/パワー」(14~) のシーズン1~3(14~16) に出演。さらに、HBO放送の「HERE AND NOW ~家族のカタチ~」(18~/企画:アラン・ボール) では、ホリー・ハンター、ティム・ロビンスと共演した。
出演した近作映画には、「ダイバージェント」3部作の最終章となるロベルト・シュベンケ監督の『ダイバージェントFINAL』(16/共演:シェイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズ) がある。また、2016年度トライベッカ映画祭でプレミア上映されたロバート・スコット・ワイルズ監督のインディペンデント作品『Poor Boy』(共演:マイケル・シャノン、ルー・テイラー・プッチ) にも出演した。
演劇の世界でキャリアをスタートさせ、サンディエゴのジ・オールド・グローブ・シアターで上演されたジョン・ロビン・ベイツ作「アザー・デザート・シティーズ」でトリップ役を演じた。また、有名なアリーナ・シアターで上演された「夜への長い航路」、テレサ・レベック作「Seminar」に出演した。

1989年:司祭の息子。ユダヤ教の成人式を控える ワイアット・オレフ WYATT OLEFF

注目すべきハリウッド若手俳優のひとり。大ヒットシリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14) と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(17) で、ピーター・クイル(クリス・プラットが演じるマーベルの人気キャラクター)の少年時代を印象的に演じた。『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』(17) で、自身にとっていちばん大きな役、スタンリー・ユリスを演じた。待機作に、Netflix配信の「I Am Not Okay with This」がある。同作で、男性の主人公スタンリー・バーバーを演じ、『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』で組んだソフィア・リリスと共演する。

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アンディ・ムスキエティ(監督) ANDY MUSCHIETTI

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記録破りの大ヒットとなった前作『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』(17) を監督。この作品は、30以上の市場において、ホラー映画歴代最高の公開週末興収を記録。その後、世界興収は7億ドルを超え、ホラー映画史上最大のヒット作となった。長編映画監督デビュー作は、自身が手がけた同タイトルの短編映画を基にしたホラーヒット作『MAMA』(13)。姉でありプロデューサーのバルバラ・ムスキエティと、ニール・クロスとともに、同作の脚本も執筆した。ジェシカ・チャステイン主演、ギレルモ・デル・トロ製作総指揮の同作は、2013年のヒット作のひとつとなった。ポルト国際映画祭で最優秀作品賞と最優秀監督賞を受賞し、ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭では最優秀作品賞と観客賞を受賞。パームスプリングス国際映画祭では、“注目すべき監督” に選ばれた。加えて、短編『Mamá』(08) も数々の映画祭で上映された。
ブエノスアイレスの大手製作会社クアトロ・カベサスで、コマーシャル監督としてキャリアをスタートさせた。その後ヨーロッパへ渡り、クリエイティブ・コラボレーターのバルバラとコマーシャル・映画製作会社トーマ78を設立し、バルセロナとマドリードで同社を運営した。コカ・コーラ、メルセデス、フォードといった世界的に有名なクライアント向けに数百本にのぼるコマーシャルの監督を務め、数々の一流の広告賞を受賞した。ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭 (BAFICI) のコマーシャルでは、カンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルで金賞を受賞した。
ブエノスアイレスにある名門FUC (映画大学) で学び、高い評価を得た3作の短編『Rosendo』、『Fierro Chifle』(94)、『Historias Breves III: Nostalgia en la mesa 8』(99) の監督を務め、ハバナ映画祭、ビルバオ国際ドキュメンタリー・短編映画祭、ビアリッツ映画祭など、さまざまな映画祭で賞を受賞した。また、アルゼンチンでは、脚本の執筆に合わせて絵コンテ作成の仕事もしていた。

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スティーヴン・キング(原作) STEPHEN KING

これまで60冊以上の小説を上梓し、そのすべてが世界的ベストセラーになっている作家。近作に、「The Institute」「Elevation」「The Outsider」、息子のオーウェン・キングと共著の「Sleeping Beauties」、「ビル・ホッジス」3部作:2015年度エドガー賞最優秀長編賞を受賞した「ミスター・メルセデス」、「ファインダーズ・キーパーズ」、「任務の終わり」、「心霊電流」、「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」(いずれも文藝春秋刊) などがある。また、「11/22/63」(文藝春秋刊) は、「ニューヨーク・タイムズ」紙の2011年の年間ベストセラー・トップ10入りを果たし、ロサンゼルス・タイムズ文学賞(ミステリー部門) と国際スリラー作家協会最優秀長編賞を受賞した。
これまでに、03年度全米図書賞特別功労賞を受賞し、14年に米国民芸術勲章を受章。さらに、18年度PENアメリカン・センター・リテラリー・サービス・アワードを受賞した。メイン州バンガーに、妻で小説家のタビサ・キングとともに在住。

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