(出演が決まったときは)一番最初に嬉しいっていう気持ちがあって、でもその中でもすぐ「やっていけるのかな」っていう心配や不安だったり、緊張もありました。本当にいろんな感情が混ざった状態で、でもその中でもやっぱり嬉しさとか、撮影これから楽しみだなっていうのが自分の中で強かったです。本当にあっという間の1か月間でしたけど、自分の中で楽しいことの連続で、体力的にきつくても、お芝居がこんなにも楽しいなんて、という気持ちでした。そして、監督、スタッフの皆さんにご指導を頂いて、僕は何とか町田くんになれたのかなと思っています。この映画に出演させていただき、この作品のチームの一員になれて、すごく幸せでした。この作品がたくさんの人に届いてほしいなと思います。
2001年生まれ。東京都出身。小学2年生の時テレビ出演に興味を持ち、母親が履歴書を送ったことがキッカケで芸能の道へ。今までにCM出演や、登場人物の幼少期役を演じるなどの演技経験はあったものの、本作が初主演映画作品となる。演技経験ほぼゼロからの主演抜擢理由について、石井監督は「オーディションで一人だけ異彩を放っていて、理屈でも経験でもない、作品に人生を捧げられる人だと感じました。この人と組めば間違いないと16歳(当時)に思わせられました。」と語る。今後も、未発表だが話題のドラマ・映画作品への出演が控えているなど、活躍が楽しみな期待の“超新人”である。