2010年の公開の商業デビュー作『川の底から
こんにちは』で、第53回ブルーリボン賞監督賞
を史上最年少で受賞。13年公開の三浦しをんによるベストセラーを映画化した『舟を編む』で、第37回日本アカデミー賞最優秀作品賞、そして史上最年少の30歳で最優秀監督賞を受賞する快挙を達成!17年公開『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』では、第91回キネマ旬報ベストテンを獲得。これまで手掛けてきたほぼ全ての作品が、国内外の賞レースに絡み、世界中から新作の公開が待たれている天才監督。
主演に新人をキャスティング、35mmフィルム撮影、そしてラスト。本当に例外に例外を重ねた映画になっています。主演のふたりに関しては、撮影前に1ヵ月間特訓を重ねましたが、本当に[右に動くか左に動くか]もわからない。そんな彼らと、名実ともに日本を代表する俳優たちとの[奇跡的な掛け合い]を一発で捉えるため、フィルム撮影を選びました。ラストに関しても映画のセオリーを全部無視しています(笑)。しかし最終的に言いたかったのは、“映画は本当にあきれるほど自由なもの”で、こうあるべきだ、っていうものはないということです。キャストもスタッフも、自由にのびのびと楽しいことをやっています。だから、『町田くんの世界』は本当に楽しい映画なんです。
『剥き出しにっぽん』
PFFアワード2007 グランプリ / アジア・フィルム・アワード第1回「エドワード・ ヤン記念」アジア新人監督大賞
『川の底からこんにちは』※第19回PFFスカラシップ作品
第60回ベルリン国際映画祭(フォーラム部門)招待作品 / モントリオール・ファンタジア映画祭 最優秀作品賞
第53回ブルーリボン賞 監督賞(史上最年少28才で受賞)
『あぜ道のダンディ』『ハラがコレなんで』
『舟を編む』
第38回報知映画賞 作品賞 / 第26回日刊スポーツ映画大賞 作品賞 / 第87回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベストテン第2位
第37回日本アカデミー賞 最優秀作品賞/最優秀監督賞/第86回アカデミー賞外国語映画部門日本代表作品
『ぼくたちの家族』
『バンクーバーの朝日』 第33回バンクーバー国際映画祭 観客賞
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
第67回ベルリン国際映画祭(フォーラム部門)招待作品 ワールドプレミア上映 / 第30回日刊スポーツ映画大賞 監督賞
第12回アジア・フィルム・アワード 監督賞 / 第91回キネマ旬報日本映画ベスト・テン 日本映画ベストテン第1位/脚本賞