ionicons-v5-m
五十音順・敬称略
宇多丸(RHYMESTER)
原初の映画にして未来の映画『怒りのデス・ロード』の拡張世界、またしてもケタ違いの一大傑作になるだろうとは確信していたけども……想像の斜め上行く「こんなの観たことない!」、まだまだ更新するかジョージ・ミラー!!
宇野維正
映画ジャーナリスト
アクション以外のすべてを削ぎ落とした体脂肪率ゼロの構成。
スクリーンの中心へと吸い込まれるように繰り返される運動。
『怒りのデス・ロード』を超えた、原始的な映画の快楽。
「ああ、自分は今、奇跡を目撃してるんだ」と歓喜の笑いが止まらなかった。
尾崎秋彦
映画.com編集部
暴力的に面白かった…誇張抜きに、最初から最後までずっとヤバイ!!  フュリオサが“クソを煮詰めたような超クソ野郎ども”を蹴散らす様を観て、自分が日々耐えている怒りが、一息に解放されたように感じた。本作が劇場公開されている期間は幸せだ、この地獄めいた興奮を映画館で味わえるのだから。何度でも観に行きます。
黄立敏
MOVIE WALKER PRESS編集部 
砂埃が舞うなか、自分も戦車に乗っているかのような、壮絶なバトルを体験!
フュリオサの過去にさかのぼり、復讐に燃える彼女の愛と憎しみに心打たれた…
凄まじい闘志で走り続ける戦士に脱帽する。
小島秀夫
ゲームクリエイター
“MAD(狂気)”を軽々と超え、“FURY(怒り)”をも超えた本作“FURIOSA”は、“MAX(最高傑作)”だ!
これまで何度もジョージ・ミラー監督に命を救われ、勇気づけられ、生き方を変えられて来た。
彼は僕の神であり、彼が語るSAGAは、僕にとっての“バイブル”である。
サンドロビッチ・ヤバ子
漫画家 「ケンガンアシュラ」
まさに世紀末版『仁義なき戦い』!
スピンオフ作品の歴史を変える大傑作。
マックス不在の今作でも、ド迫力の映像が生み出す「説得力」は健在。
この映画の熱量は、是非劇場で味わってもらいたい! マッドマックスシリーズを観たことがない人でも楽しめること間違いなしです。
下村麻美
シネマトゥデイ編集長
フュリオサの強さともろさを併せ持つ複雑なキャラクターは比類がないほど魅力的だ。彼女が過酷な状況で自分の道を切り開く姿は、多くの社会的弱者の勇気の源となり、物語全体に流れる連帯とサポートは現代社会におけるエンパワーメントを象徴しているようでもある。派手なアクションの一方で奥深く哲学的なテーマを持つ傑作である。
SYO
物書き
壮絶、斬新、超痛快。開始1秒で心が着火され、駆動する。
まだ私を覚えてる?と肩をつかみ、脳髄を揺さぶってくる。
当然だ。この圧と熱は、本作でしか摂取できないのだから。
積年の期待を凌駕する完成度…なんてサイコーな映画だ!
高橋ヨシキ
映画評論家・アートディレクター
人間とはつまるところ「物語」であり、語り継がれる「物語」の中にのみ過去が、未来が、そして「いま」がある。だからこそ「ヒストリー・マン」の語るフュリオサの物語に耳を傾けなければならない。その神話を語り継ぐのは我々なのだから。
立田敦子
映画ジャーナリスト
シャリーズ・セロンが体現した伝説的な英雄のDNAを確かに感じさせながらも、アニャ・テイラー=ジョイは新しい魅力に満ちたフュリオサ像を築き上げた。荒々しくも美しいオーストラリアの雄大な荒野で爆走するモービルの砂埃の中で浮き彫りになる人間の孤独、愛、絆はまるで神話のようでもある。
中谷祐介
ぴあ編集部
フュリオサよ、復讐の先に何が待つ?
“ゴールの見えない道”を走り続ける彼女の物語はここから始まる。
アクションよりも、テンションよりも、本作が描く“危険を感じるほどの気高さ”に心が震える!
永野
お笑い芸人
前作が最高だったので、スピンオフ的な感じですよねと思ってました。
完全に間違ってました。男勝りなノリを出してくるんですよねと思ってました。
遥か先を行ってました。気づけば自分はスクリーンに深く頭を下げてました。
フュリオサがとてつもなくカッコいい!超傑作!!
原哲夫
漫画家 「北斗の拳」
すべてが最高!冒頭から最後まで面白かった!私もジョージ・ミラー監督から多くの影響を受けたひとり。
もう無いだろうと思っていたら、そんな創り方があるのか!?と、まだまだ新しい映像世界を見せてくれることに、本当に頭が下がる思い。
本気で僕を弟子にして欲しいです!
疋田周平
編集者
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で見せた彼女の慟哭と怒り
そこに込められた本当の意味が一つ一つ明かされていく興奮!
彼女のこれまでの「道」が照らされた今こそデス・ロードがさらに輝きを増す
樋口真嗣
映画監督
14年前に乗り掛かったもののついえてしまった、
あのサーガが、9年間の時を経て、やっと来た!

どんなに好きだったとしても、表層を真似する事すら侭成らず、
決して近づくことができない、その美しき孤高の美学、哲学、力学。

この蛮行が許されるのはこの惑星にたった一人!

本物を作り出した創世主にしか成し得ない揺るぎなき原典を浴びよ!

その期待を裏切ることなく、強靭な意志と冷静な思考に基づいて
煌めき輝く憤怒と爆砕と暴走の前に
我々はただ平伏し、崇め奉るのだ!
ファイルーズあい
声優
爽快感が半端ない! 観ているだけで怒りが発散できる!
前田真宏
アニメーション監督・アニメーター(スタジオカラー所属)
親愛なる、優しき野蛮人へ。
とうとうやりましたねミラーさん!!
遠い記憶の彼方に霞んでいた夢が
突然生々しい手触りを伴って目の前に出現したかの様でした。
オイルの焦げるニオイ、耐え難い腐臭と爆音。
獰猛な機械と繊細な肉塊たちのバレエ。
素晴らしい。本当に素晴らしい。
実現に関わったすべての人たちに尊敬と感謝を送ります!!!!
よしひろまさみち
映画ライター
フュリオサの苛烈な生い立ちは想像以上。しかも、イモータン・ジョーと白塗りボーイズ、人食い男爵などの“デス・ロード”人気キャラはもちろん、ディメンタス“乳首ブッツン”将軍やマネキンバイクなど怒りと狂気に満ちた独創的な世界に興奮と笑い。ぶっ飛び過ぎてて最高!
宮川翔
リアルサウンド映画部 編集長
これぞ“映画”だ!
あの『マッドマックス 怒りのデス・ロード』からこんな作品が生まれるとは。
MAXまで上がりきった期待を軽く超えてくる傑作。
最初から最後までとにかく“カッコいい”至福の148分。
アニャ・テイラー=ジョイの瞳にやられた。
渡辺麻紀
映画ライター
この映画は“フュリオサ”という最強の伝説が生まれる瞬間を目撃出来る喜びと興奮に満ち溢れている。
己の運命と闘うヒーローを描かせると、ジョージ・ミラーの右に出る者、はっきり言ってナシ!