本編映像が解禁! 解禁となったのは、エドワード・ノートン演じる主人公のライオネルが、ブルース・ウィリス演じるボスのフランクが死の直前に関わっていた事件の捜査を引き継ぎ、アレック・ボールドウィン演じる権力を握る男モーゼスと対峙するシーン。
ニューヨークを牛耳る区監督局のモーゼスは、「法より先を行く」そして「街を造れば法は従い、人がすることに適応する」と絶対的な地位を確立しているからこその、権力の“使い方”を話す。「誰のため、皆の街を造り替える?」と問うライオネルに対し、「将来の人々だ」と断言するモーゼスにとって、立ち退かされる側の住民は止むを得ない犠牲と考えていることが明かされる・・・。ちなみに、ノートンはこのモーゼスに関して、「すべての巨額な財産は犯罪の上に構築されている」というバルザックの名言をひねった、「すべての巨大な都市は犯罪の上に構築されている」という考えを基にキャラクターを作り込んでおり、都市再開発に力を入れていた開発者であり慈善家だった祖父を持ち、不動産開発を手掛ける会社で働いたこともあるノートンならではの経験を反映させている。また、ノートンはこのキャラクターに関して、「ドナルド・トランプが、私の映画をまた時代と関連のあるものとしてくれた」という秘話も明かしており、「サタデー・ナイト・ライブ」でボールドウィン扮するパロディのトランプも彷彿とさせる大事なシーンとなっている。