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キャスト
ポール・ウォルター・ハウザー
(リチャード・ジュエル)
PAUL WALTER HAUSER
(Richard Jewell)

米アカデミー賞ノミネート作品『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(17/監督:クレイグ・ギレスピー、共演:マーゴット・ロビー、アリソン・ジャネイ、セバスチャン・スタン)で、実在の人物ショーン・エッカートを演じ、ブレイク。
最近では、Netflixの「アンブレイカブル・キミー・シュミット」(15~19)の2エピソード(18,19)に出演。また、スパイク・リー監督の19年度米アカデミー賞脚色賞受賞作『ブラック・クランズマン』(18)にも出演。名監督リーと初タッグを組んだ同作は、米アカデミー賞6部門にノミネートされた。
さらに、Netflixの待機作『ザ・ファイブ・ブラッド』でスパイク・リー監督と、オスカー女優のエマ・トンプソンと再共演する話題の待機作『Cruella』でクレイグ・ギレスピー監督と、立て続けに再タッグを組んでいる。

サム・ロックウェル
(ワトソン・ブライアント)
SAM ROCKWELL
(Watson Bryant)

米アカデミー賞受賞俳優。数々の作品で感情を揺さぶる印象的な役や、複雑な役を演じ、同世代のなかで最も多才な俳優として名声を確立している。
『スリー・ビルボード』(17/共演:フランシス・マクドーマンド)でディクソン巡査を演じ、米アカデミー賞、全米映画俳優組合(SAG)賞、ゴールデングローブ賞、英アカデミー(BAFTA)賞、放送映画批評家協会賞、インディペンデント・スピリット賞の最優秀助演男優賞をすべて獲得。2018年、アダム・マッケイ監督の『バイス』(共演:クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス)でジョージ・W・ブッシュを演じ、英米アカデミー賞、ゴールデングローブ賞にノミネートされた。19年、FX放送の「Fosse/Verdon」(共演:ミシェル・ウィリアムズ)でボブ・フォッシーを演じ、エミー賞にノミネートされた。
19年、第二次世界大戦を舞台にした『ジョジョ・ラビット』(共演:スカーレット・ヨハンソン)に出演。
加えて待機作に、声の出演をした3つのアニメ作品:20年に世界中で公開予定の『Trolls World Tour』と『The One and Only Ivan』、『The Adventures of Drunky』がある。

キャシー・ベイツ
(ボビ・ジュエル)
KATHY BATES
(Bobi Jewell)

舞台・映画・TVで圧倒的な存在感を放ち、数々の栄誉に浴している女優。スティーヴン・キングの小説を基にした1990年のヒット作『ミザリー』(監督:ロブ・ライナー)で、作家の狂信的なファン、アニー・ウィルクスを演じ、米アカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞。95年、キング原作の『黙秘』で、主役のドロレス・クレイボーンを演じた。
最近、待機作『Home』(監督:フランカ・ポテンテ、共演:ジェイク・マクラフリン、リル・レル・ハウリー、ジェイムズ・ジョーダン)の撮影を終えた。
マイク・ニコルズ監督の『パーフェクト・カップル』(98)で、99年度米アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英アカデミー(BAFTA)賞にノミネートされ、全米映画俳優組合(SAG)賞と放送映画批評家協会賞を受賞した。
アレクサンダー・ペイン監督の『アバウト・シュミット』(02)で、3度目の米アカデミー賞ノミネートを獲得し、米映画批評会議賞最優秀助演女優賞を受賞。さらに、ゴールデングローブ賞とSAG賞にもノミネートされた。

ジョン・ハム
(トム・ショウ)
JON HAMM
(Tom Shaw)

AMC放送の賞受賞ドラマシリーズ「MAD MEN マッドメン」(07~15)で、有能な広告会社の重役ドン・ドレイパーをきめ細やかに演じ、ハリウッドで最も実力があって多才な俳優として名声を確立した。この役で、2015年度エミー賞最優秀男優賞(ドラマシリーズ部門)、08年度と16年度のゴールデングローブ賞、11年度と15年度のTV批評家協会賞、11年度放送TV批評家協会賞を受賞し、全米映画俳優組合(SAG)賞に何度もノミネートされた。15年5月17日、「MAD MEN マッドメン」は最終章となるシーズン7の放送を終えた。
近作に、スコット・Z・バーンズ監督の『ザ・レポート』(19・未/共演:アネット・ベニング、アダム・ドライバー)がある。19年初頭に、ノア・ホーリーの初監督作品『Lucy in the Sky』(共演:ナタリー・ポートマン)に出演。また、1990年のテリー・プラチェットの小説に基づいたAmazonのミニシリーズ「グッド・オーメンズ」(19)にも出演した。20年、トム・クルーズ主演、ジェリー・ブラッカイマー製作の代表作の続編『トップガン マーヴェリック』の公開が控えている。さらに待機作に、アイルランドで撮影がおこなわれたジョン・パトリック・シャンリー監督の『Wild Mountain Thyme』(共演:エミリー・ブラント、ジェイミー・ドーナン)がある。

オリビア・ワイルド
(キャシー・スクラッグス)
OLIVIA WILDE
(Kathy Scruggs)

女優・監督・プロデューサー・慈善活動家の顔をもつ、現代のルネサンス的教養人である。監督から、ブロードウェイ作品や人気映画、TV番組への出演まで、多才な能力で活躍の場を展開し続けると同時に、社会へ利益を還元している。
待機作のサイコサスペンス『Don't Worry Darling』で監督を務め、出演もする。また、ホリデーコメディの企画を販売し、争奪戦が繰り広げられた。両作品とも、脚本を担当するケイティ・シルバーマンとともに製作にあたる予定である。
ここ数年、映画の仕事で多忙を極めている。2019年5月24日全米公開された『Booksmart』(出演:ケイトリン・デバー、ビーニー・フェルドスタイン)で、監督デビューを飾った。斬新でみずみずしい現代的な視点から語られる同作は、高校生の友情と生涯断たれることのない絆を描く等身大のコメディ。現代という時代の精神を捉えた、新世代の若者に贈る青春物語である。同作で、監督としての手腕が認められ、19年度パームスプリングス国際映画祭で「バラエティ」誌の注目すべき10人の監督のひとりに選ばれ、サンフランシスコ国際映画祭で観客賞を受賞した。19年度サウス・バイ・サウス・ウエスト(SXSW)映画祭でプレミア上映された同作は絶賛され、映画批評サイトのロッテン・トマトで満足度97%を獲得した。また、『A Vigilante』(18)では、製作を担当し、さらに家庭内暴力に苦しむ人々を解放する謎めいた人物を演じた。タイムリーで難しいテーマを演じたこの役が高く評価された。18年度 SXSW映画祭でプレミア上映された同作は称賛を浴び、19年前半にDirecTVと劇場で公開された。

ニナ・アリアンダ
(ナディア・ライト)
NINA ARIANDA
(Nadya Light)

数々の多面的な役を見事に演じ、舞台やスクリーンを自在に操る多才な女優。オフブロードウェイで初演した「毛皮のビーナス」で、トニー賞を受賞。また、2011年に「ボーン・イエスタデイ」、翌12年に「毛皮のビーナス」で、2年連続で同賞ノミネートを獲得した最年少女優でもある。ほかに、ブロードウェイで上演されたサム・シェパードの戯曲「フール・フォア・ラブ」にも出演した。
これまでに、ブレット・ラトナー監督の『ペントハウス』(11)、ウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』(11)、ベラ・ファーミガ監督・主演の『ハイヤー・グラウンド』(11・未)、トム・マッカーシー監督の『WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々』(11)、バリー・レビンソン監督の『The Humbling』(14/共演:アル・パチーノ、グレタ・ガーウィグ)、メリル・ストリープ、ヒュー・グラントと共演し、脇を固めた『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』(16/監督:スティーブン・フリアーズ)、ジョン・ベアード監督の『僕たちのラストステージ』(18)などで、印象的な役を演じた。このほか、『Lucky Them』(13/共演:トニ・コレット)、ネッド・ベンソン監督の『ラブストーリーズ コナーの涙』と『ラブストーリーズ エリナーの愛情』(共に13/共演:ジェイムズ・マカボイ、ジェシカ・チャステイン)、『ニューヨーク ザ・ギャング・シティ』(14・未/共演:マイケル・ピット)などに出演。
TVでは、Amazonの「弁護士ビリー・マクブライド」(16~19)にレギュラー出演した。また、ゲスト出演した作品に、NBC放送の「30 ROCK/サーティ―・ロック」(06~13)の1エピソード(12)、CBS放送の「グッド・ワイフ」(09~16)の1エピソード(11)、NBC放送の「ハンニバル」(13~15)の4エピソード(15)、Netflix の「マスター・オブ・ゼロ」(15~)の1エピソード(15)、Amazonの「ウディ・アレンの6つの危ない物語」(16)の1エピソード、「Horace and Pete」(16)の1エピソード、ショータイム放送の「ビリオンズ」(16~)の10エピソード(19)などがある。

イアン・ゴメス
(ダン・ベネット)
IAN GOMEZ
(Dan Bennet)

Apple TV+のドラマシリーズ『ザ・モーニングショー』(19~)に同じ役でたびたび登場し、ジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーン、スティーブ・カレルと共演。待機作に、コメディ「Barb and Star Go to Vista Del Mar」(共演:クリステン・ウィグ、アニー・マモロー)がある。  ABC放送のコメディシリーズ「クーガータウン」(09~15/製作総指揮:ビル・ローレンス)の全6シーズンにわたり、コートニー・コックス演じるキャラクターの憎めない隣人アンディ・トーレスを演じた。近作に、CBS放送のコメディシリーズ「Living Biblically」(18/製作総指揮・ジョニー・ガレッキ)がある。
映画では、マイケル・レンベック監督の『connie & carla コニー&カーラ』(04)、ドナルド・ペトリ監督の『マイ・ビッグ・ファット・ドリーム』(09・未)、『I Hate Valentine's Day』(09)、トム・ハンクス監督・主演の『幸せの教室』(11)、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』(02)の続編『My Big Fat Greek Wedding 2』(16)、Netflixの『エンド・オブ・ハイスクール』(18・未/共演:ルーシー・ヘイル)などに出演した。
このほか、出演した数多くのTV作品に、「ドリュー・ケリーDEショー!」(95~04)、「フェリシティの青春」(98~02)、「Jake in Progress」(05~06)、「Rita Rocks」(08~09)、「SUPERGIRL/スーパーガール」(15~)の8エピソード(16~17)、「フアン家のアメリカ開拓記」(15~)の2エピソード(17)、「Man with a Plan」(16~)の1エピソード(19)、「The Real O’Neals」(16~17)の1エピソード(16)、「Angel From Hell」(16)の1エピソードがある。また、イギリスの番組を基にした、ABC放送の「The Great Holiday Baking Show」(16~17)で、2シーズンにわたり共同司会を務めた。

スタッフ
クリント・イーストウッド
(監督/製作)
CLINT EASTWOOD
(Director / Producer)

フィルムメーカー、俳優として数々の栄誉にあずかっている。近作に、監督・製作を務めた『ハドソン川の奇跡』(16/主演:トム・ハンクス)、『15時17分、パリ行き』(18)、監督・製作を務め、主演もした『運び屋』(18)がある。
それ以前には、実話に基づくドラマ『アメリカン・スナイパー』(主演:ブラッドリー・クーパー)で監督と製作を担当。この作品は、2014年にアメリカで最も高い興行収益をあげると同時に、最優秀作品賞を含む米アカデミー賞6部門にノミネートされるなど高評価を得た。自身は、全米監督協会(DGA)に4度目のノミネートを果たし、米映画批評会議の最優秀監督賞を受賞した。
これまでに米アカデミー賞を5つ獲得している。西部劇『許されざる者』(92)は、自身の主演男優賞部門を含めて9部門でノミネートされ、監督賞と作品賞で初めてのオスカー像を手にした。この作品では、ゴールデングローブ賞最優秀監督賞とDGA賞も受賞し、多くの批評家協会賞の最優秀作品賞に輝いた。
『ミリオンダラー・ベイビー』(04)でも同部門で2つのオスカー像を手にし、主演男優賞部門にもノミネートされた。また、2つ目のDGA賞を獲得し、ゴールデングローブ賞最優秀監督賞も受賞。同賞では作曲賞でもノミネートされている。
さらに、サスペンスドラマ『ミスティック・リバー』(03)と第二次世界大戦ドラマ『硫黄島からの手紙』(06)で、米アカデミー賞の監督賞と作品賞にダブルノミネートされた。前者では、ゴールデングローブ賞監督賞とDGA賞にもノミネートされ、後者は、ゴールデングローブ賞と放送映画批評家協会賞の最優秀外国語映画賞を受賞したほか、多くの批評家協会賞の最優秀作品賞を受賞した。また、『硫黄島からの手紙』と高評価を受けた『父親たちの星条旗』(06)とは2部作として製作された。
08年、監督作『チェンジリング』が米アカデミー賞3部門にノミネートされ、自身は、英アカデミー(BAFTA)賞とロンドン映画批評家協会賞の監督賞部門にノミネートされ、ゴールデングローブ賞の作曲賞にもノミネートされた。この作品は、カンヌ映画祭でプレミア上映され、パルムドール賞にノミネートされ、特別賞を受賞した。これまでに、『ペイルライダー』(85)、『バード』(88)、『ホワイトハンター ブラックハート』(90)でもパルムドール賞にノミネートされている。『バード』で初めてゴールデングローブ賞最優秀監督賞を受賞した。
ヒット作『グラン・トリノ』(08)では主演・監督・製作を務め、米映画批評会議賞の最優秀主演男優賞を獲得。『インビクタス/負けざる者たち』(09)では、自身が米映画批評会議賞最優秀監督賞を受賞し、ゴールデングローブ賞/放送映画批評家協会賞の監督賞にもノミネートされた。さらに、『ヒア アフター』(10)はイタリアのダビッド・ディ・ドナテッロ賞最優秀外国語映画賞を受賞した。伝記ドラマ『J・エドガー』(11)で監督と製作を担当。また、60年代のロックグループ“フォー・シーズンズ”の始まりを描くトニー賞受賞ミュージカルを映画化した『ジャージー・ボーイズ』(14)でも監督と製作を担当した。