<監督>宮繁之/いしづかあつこ
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- まずは作品との出会いを語ってください。
- 宮
「僕は以前からこの作品は知っていたんですが、最初は正直微妙だなあと思ってたんですよ。序盤に結構もたつき感があって、いま思えば導入部分なんで多少説明的になるのはしょうがないと思うんですけど。それで続きは観てなかったんですが、少し時間を空けてたまたま観る機会がありまして、ちょっと嘗めて観てたんです、「スーパーナチュラル
かよ!」って、そしたらすごく面白かった(笑)。実はこんなに面白かったんだこの作品、ちくしょーって思いましたね。
もともとオカルト好きってのはあったんでそこからはもうぶっ通しで観ちゃいました」
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いしづか
「実は私も導入部分に関する印象は同じでした。う~ん微妙(笑)みたいな感じで。でも何本も回を積み重ねて観ていると最初の印象はあっという間にどこかにいってしまいましたね。やっべ!すげー面白いじゃんって。そこからはもう
止まらなかったです。実は自分は普段オカルト物とかにそんなに興味はないのですが、今ではそういうジャンルを越えて大好きな作品になっています。どんどん先を観続ければ観るほど面白くなっていく素敵な作品です。なので皆様も
あきらめずに頑張って観続けてください!(笑)」
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宮
「とにかく世界観がいいですよね、なんでもありっていうか。「ウサギの足」とか観たときはやられた!と思いましたね。
なんでもありじゃんこれって」
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いしづか
「そしてそういう世界観の中にいるサムとディーンがとにかくかっこいいんです。この二人のキャラクターがストー
リーの中でちゃんとたっていればもうそれであとはなんでもOK!って感じで」
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- 海外ドラマをアニメ化するにあたり、特に意識している点は?
- 宮
「繰り返しになりますが、ドラマが持っている世界観とキャラクターをアニメでも大事にしたいと思います」
- いしづか
「まあこの作品に限ったことじゃないですけどね(笑)」
- 宮
「ですね(笑)」
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- 監督“2人”体制は、ズバリどうですか?
- いしづか
「楽しいですね」
- 宮
「同感です。この作品に関わる大きな楽しみのひとつになっています。また通常ではできはない、こういう体制でしか
できない、ならではの面白い作品にしたいと思っています」
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- 監督が押す見所は?
- 宮
「どこというのは難しいですね。ドラマ同様なんでもありなスーパーナチュラルの世界を楽しんでください。僕らも
楽しみます(笑)」
- いしづか
「とにかくキャラクター命!サムとディーンをお楽しみに!」
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- スパナチュファンのみなさまへ一言。
- 宮
「アニメ版を観てくださった方が後になって、あれ?あの話ってドラマで観たんだっけ?アニメで観たんだっけ?と
記憶がごっちゃになって混在してしまうぐらいドラマに肩を並べる、同じように観て楽しんでいただける作品に
したいと思っています」
- いしづか
「作品のどこが一番好きなのかは人それぞれだと思いますが、全てのファンの方たちがドラマと同じように楽しんで
いただければと思います。オリジナル話も多数用意してありますのでお楽しみに!」