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1.増幅する痛み
GROWING PAINS

- サード・シーズン最終話で事故に遭い、溺死したはずのエレナ。だがデイモンの血が体内に投与されたため翌朝目を覚ました彼女は、ヴァンパイアに変異するか、完全に死ぬかという恐ろしい選択を迫られる。ステファンは、エレナを救うためボニーとともにあらゆる手段を試みると約束する。レベッカは、深い愛でエレナを包み込むステファンの姿に心を打たれる。一方、デイモンは、そもそもステファンがエレナを死なせたことに対して激怒する。だが、牧師たちがヴァンパイアを拉致し始めると事態は思いも寄らない悲劇へと発展する。
- 脚本:キャロライン・ドライズ
監督:クリス・グリスマー
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2.追悼
MEMORIAL

- エレナについに大きな変化が訪れる。そして、変異する時に起きる激しい気分の変化に苦しむ。ステファンとデイモンは、そんな彼女を助けようとするが、最善策を巡り意見が対立する。そして、デイモンは、独自の方法で密かにエレナを支える決意をする。ある日、町にコナーという人物が現れ、調査と称して保安官と市長を訪ねる。だが、ステファンは、彼が危険なヴァンパイア・ハンターであることをすぐに見抜く。一方、ジェレミーとマットは、エイプリルが町に戻り、高校に通い始めたことを知って驚く。エレナは、町の人々の前で理性を失いそうになるが、何とか踏みとどまる。そんななか、デイモンが意外な友人に自分の気持ちを打ち明ける。
- 脚本:ホセ・モリーナ/ジュリー・プレック
監督:ロブ・ハーディ
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3.殺意の芽生え
THE RAGER

- ミスティック・フォールズの秘密について調査を続けるコナー。デイモンとクラウスは、ドクター・フェルの協力を得てコナーを尋問するが、その衝突は後に致命的な結果を招く。一方、エレナは、ミスティック・フォールズ高校での最後の1年をなるべく“普通に”過ごそうと決意する。学校でレベッカに会った時は、怒りを爆発させそうになるが、彼女と対立することが極めて危険だということを知り自分を抑える。そんななか、ステファンは、ヴァンパイアになっても人生を楽しめることをエレナに伝えようと、彼女をバイクのツーリングに連れ出す。そして、エレナのことを親身に考えてくれるキャロラインにアドバイスを求める。
- 脚本:ブライアン・ヤング
監督:ランス・アンダーソン
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4.ザ・ファイブ
THE FIVE

- ボニーの祖母の後任者として神秘学を教えているシェーン教授に会うため、デイモンはエレナとボニーを連れてホイットモア・カレッジを訪れる。そして、フラタニティ主催の仮装パーティーでは、エレナに獲物の選び方を教える。一方、マットに許しを請おうとしたものの失敗に終わったレベッカは、クラウスから知らされた思いがけない事実に興味を抱く。彼は、強力なヴァンパイア・ハンターの集団に会ったことがあると言う。しかも12世紀のイタリアで。だが、ステファンがもっと衝撃を受けたのは、後に語られるレベッカ自身の話だった。
- 脚本:ブレット・マシューズ/レベッカ・ソネンシャイン
監督:ジョシュア・バトラー
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5.ハンターの逆襲
THE KILLER

- ステファンとクラウスは、コナーが町にもたらす危険を封じ込めるため、不安定な関係ながらも彼と手を結ぶことを決意する。コナーは、ミスティック・フォールズのダイナーでジェレミー、マット、エイプリルを人質に取り、ヴァンパイアたちを呼び出す。ステファンとデイモンは人質を救出しようとするが、その方法を巡って対立し、エレナは再び二人の板挟みになる。コナーを殺そうと一斉攻撃を提案するデイモンと「僕を信じろ」と言い地下通路からダイナーに侵入するステファン。結局一人でコナーに立ち向かうことになったエレナは、泣きながらデイモンとステファンに怒りをぶつけるのだった。
- 脚本:マイケル・ナルドゥッチ
監督:クリス・グリスマー