14歳のとき、テレンス・マリック監督の米アカデミー賞ノミネート作品『ツリー・オブ・ライフ』（11）で幸先のよいデビューを飾った。以後、輝かしいキャリアを築いている。
本作に続き、インディペンデント作品『Friday's Child』（18／共演：イモージェン・プーツ）に出演。同作は、2018年度SXSW映画祭でプレミア上映された。また、ケビン・パワーズの小説に基づいた、アレクサンドル・ムーア監督の『The Yellow Birds』（17／共演：ジェニファー・アニストン、オールデン・エアエンライク、ジャック・ヒューストン）に出演。同作は、17年度サンダンス映画祭でプレミア上映されたのち、18年５月にDirecTV放送でオンエアされ、６月15日に米国で劇場公開される。
18年、「Ｘ‐ＭＥＮ」シリーズ最新作『X-Men: Dark Phoenix』（共演：ソフィー・ターナー、ジェイムズ・マカボイ、マイケル・ファスベンダー、ジェシカ・チャステイン）で、スコット・サマーズ／サイクロップス役を再演する。同作は、11月２日米国公開予定である。
ブライアン・シンガー監督の鮮烈なスーパーヒーローシリーズ『Ｘ‐ＭＥＮ：アポカリプス』（16）で、青年のスコット・サマーズ／サイクロップスを初演し、ジェニファー・ローレンス、ジェイムズ・マカボイ、マイケル・ファスベンダー、オスカー・アイザック、オリビア・マンと共演。また、サイコサスペンス『Detour』（16／共演：エモリー・コーエン、ベル・パウリー）で主人公を演じた。同作は、16年度トライベッカ映画祭でプレミア上映された。
15年、出演した３つの作品：実際におこなわれた衝撃的な心理学実験に基づく『プリズン・エクスペリメント』、ロドリゴ・ガルシア監督の『Last Days in the Desert』（共演：ユアン・マクレガー）、『Entertainment』（共演：マイケル・セラ、ジョン・Ｃ・ライリー）がサンダンス映画祭に出品された。また、犯罪サスペンス『THE FORGER　天才贋作画家　最後のミッション』（14／共演：ジョン・トラボルタ）、ホラーコメディ『ゾンビーワールドへようこそ』（15・未）、ギリアン・フリンのミステリー小説「冥闇」（小学館刊）を基にしたジル・パケ＝ブランネール監督の『ダーク・プレイス』（15／共演：シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツ、ニコラス・ホルト）にも出演した。
これより前、ジェフ・ニコルズ監督の青春ドラマ『ＭＵＤ　マッド』（12／共演：マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン）で主演し、数多くの映画評論家から称賛された。同作で、放送映画批評家協会賞最優秀若手俳優賞にノミネートされ、さらに、インディペンデント・スピリット賞ロバート・アルトマン賞（アンサンブル作品賞）受賞をキャストたちと分かち合った。また、アメリカ南部を描いたドラマ『グランド・ジョー』（13／共演：ニコラス・ケイジ）で観客の心を捉える演技を披露し、ベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した。
テキサス州エルクハート出身。『ツリー・オブ・ライフ』でブレイクのきっかけとなる役を獲得し、ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャステインと共演するまでは、俳優としての経験はほとんどなかった。この作品は、11年度カンヌ国際映画祭でプレミア上映され、パルムドールを受賞し、米アカデミー賞の最優秀作品賞を含む３部門にノミネートされた。また、ウェブサイト「IndieWire」の“2011年のフィルムメーカー／俳優トップ25人”のひとりに選ばれた。
エンターテイメントにおける没入型メディアテクノロジーに焦点を当てた技術系新興企業エーテルの共同設立者である。

　さまざまな役を演じ、高い評価を受ける賞受賞歴をもつ俳優。Netflix放送のシリーズ「ブラッドライン」（15～17）に出演。同シリーズの第１シーズンで、ゴールデングローブ賞と放送映画批評家協会賞、エミー賞にノミネートされ、第２シーズンで2016年にエミー賞最優秀助演男優賞を受賞した。さらに、17年にもエミー賞にノミネートされた。
近作の映画に、オーソン・クレニック長官を演じた大ヒット作『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』（16／監督：ギャレス・エドワーズ）、ジョージ６世役で出演した高い評価を得た歴史ドラマ『ウィンストン・チャーチル／ヒトラーから世界を救った男』（17／監督：ジョー・ライト、共演：ゲイリー・オールドマン）などがある。
18年晩秋に米国公開予定の待機作『Robin Hood』（監督：オットー・バサースト）で、ノッティンガムの保安官を演じる。同じく待機作に、インディペンデント系ドラマ『Untogether』（脚本／監督：エマ・フォレスト）がある。
オーストラリア出身。デヴィッド・ミショッド監督の高い評価を得た『アニマル・キングダム』（10／共演：ガイ・ピアース、ジョエル・エドガートン）で、オーストラリア映画協会（AFI）賞、オーストラリア映画批評家協会賞、ＩＦ賞のいずれも最優秀助演男優賞を受賞した。同作は、10年度サンダンス映画祭でプレミア上映され、ワールド・シネマ部門審査員大賞を受賞した。
『アニマル・キングダム』で見事な演技をしたのち、３つの話題作：クリストファー・ノーラン監督の大ヒット作『ダークナイト ライジング』（12／共演：クリスチャン・ベイル、アン・ハサウェイ）、デレク・シアンフランス監督の『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ／宿命』（12／共演：ライアン・ゴズリング、ブラッドリー・クーパー）、アンドリュー・ドミニク監督の『ジャッキー・コーガン』（12／共演：ブラッド・ピット）で主役陣のひとりとして出演した。
ほかにも、数多くの作品で栄誉に浴している。レイチェル・ウォードの初監督作品『Beautiful Kate』（09／共演：レイチェル・グリフィス）で、AFI賞最優秀主演男優賞にノミネートされ、デイビッド・マッケンジー監督の『名もなき塀の中の王』（13）で英インディペンデント・スピリット賞最優秀助演男優賞を受賞した。また、『ワイルド・ギャンブル』（15・未／共演：ライアン・レイノルズ）で、インディペンデント・スピリット賞最優秀主演男優賞にノミネートされた。
このほかの出演作に、バズ・ラーマン監督の『オーストラリア』（08）、デイビッド・シーザー監督の『Prime Mover』（09）、アレックス・プロヤス監督の『ノウイング』（09）、リドリー・スコット監督の『エクソダス：神と王』（14）、ライアン・ゴズリングの初監督作『ロスト・リバー』（14）、『スロウ・ウェスト』（15）、ブロードウェイ作品「Blackbird」を基にしたベネディクト・アンドリューズ監督の『ウーナ』（16／共演：ルーニー・マーラ）などがある。

　世界中で人気を博したＴＶ番組「SPACED ～俺たちルームシェアリング～」（99～01）で共同脚本を担当し、ティム・ビズレー役で出演もした。２シーズンにわたる斬新な同番組を終えたのち、エドガー・ライトとともに企画開発／脚本を担当し、称賛を受けたドラマ『ショーン・オブ・ザ・デッド』（04・未）で、主人公のショーンを演じた。同作は、「エンパイア」誌やチャンネル４をはじめ、多くのメディアから“史上最高のイギリスのコメディ”の１作に選ばれた。
数々の授賞式、そしてほかの国々を制覇したのち、ライトとともに手がけたこのデビュー映画の成功に続き、スマッシュヒット作『ホットファズ　俺たちスーパーポリスメン！』（07）でも再び成功を収めた。同作では、優秀な警察官ニコラス・エンジェル役を演じた。その後、デイビッド・シュワイマー監督の『ラン・ファットボーイ・ラン　走れメタボ』（07・未）に出演。また、『セレブ・ウォーズ～ニューヨークの恋に勝つルール～』（08・未）では、アンチヒーローのシドニー・ヤング役で、キルステン・ダンスト、ジェフ・ブリッジスと共演した。
ニック・フロストとともに脚本を手がけた『宇宙人ポール』（11／共演：セス・ローゲン、シガーニー・ウィーバー）で再び共演を果たした。また、『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホットファズ　俺たちスーパーポリスメン！』に続き、フロストとライトと手がけた「スリー・フレーバー・コルネット三部作」の第３弾『ワールズ・エンド　酔っぱらいが世界を救う！』（13）では、再びライトがメガホンを取り、世界中から大絶賛を浴びた。
このほかの主な出演作に、声優としてバックを担当した『アイス・エイジ３　ティラノのおとしもの』（09）と『アイス・エイジ５　止めろ！惑星大衝突』（16・未）、ジョン・ランディス監督の『バーク アンド ヘア』（10）、声優としてリーピチープを担当した『ナルニア国物語／第３章：アスラン王と魔法の島』（10）、スティーブン・スピルバーグ監督の『タンタンの冒険／ユニコーン号の秘密』（11）などがある。また、Ｊ・Ｊ・エイブラハム監督の世界的ヒットを記録した『スター・トレック』（09）で主要陣のひとり、モンゴメリー・“スコッティ”・スコットを演じ、『スター・トレック BEYOND』（16）では、出演に加え共同脚本も担当した。

本作で、俳優としてプロデビューを飾った。オーディションで何百人もの若手俳優たちに勝利し、アメリカ全土を探し回ったキャスティング・ディレクターのエレン・ルイスに起用された。
高校１年生。「NBA 2K18」がお気に入りのゲーム好きであり、バスケットボールの選手でもある。北京語を流暢に話す。また、深夜のトーク番組を観たり、アメリカン・フットボールやバスケットの試合を観戦するのが好きである。
現在14歳。家族とともにメリーランド在住。

短いキャリアながら、驚くほど多くのパワフルな役を演じ、ＴＶ／映画／舞台で称賛を浴びている。待機作には、2018年の最も期待が寄せられているいくつかのスタジオ映画がある。
現在上映中のアクションアドベンチャー『トゥームレイダー　ファースト・ミッション』（18／共演：アリシア・ヴィキャンデル）に出演している。18年、ヒット作『アントマン』（15）の続編『Ant-Man and the Wasp』（監督：ペイトン・リード）でゴースト役を演じ、ポール・ラッド、エバンジェリン・リリー、ミシェル・ファイファー、ローレンス・フィッシュバーンと共演する。同作は、18年７月に欧米各国で公開予定である。
「スター・ウォーズ」シリーズの第７作目で、記録を打ち立てた『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』（15／監督：Ｊ・Ｊ・エイブラムス）で長編映画デビューを果たした。15年12月に世界中で公開された同作の興収は、20億ドルに達した。
ＴＶでは、人気アクション・アドベンチャー・シリーズ「ＫＩＬＬＪＯＹＳ／銀河の賞金ハンター」（15～）の第４と第５シーズンを撮影中である。Netflix放送の各シーズン10エピソードの同シリーズで、３人組の惑星間の賞金稼ぎのひとり、ダッチを演じ、アーロン・アシュモア、ルーク・マクファーレンと共演している。
チャーリー・ブルッカー企画／製作総指揮／脚本の高い評価を得たＴＶシリーズ「ブラック・ミラー」のエミー賞を受賞した第１シーズン（11）にセルマ・テルーズ役で出演したのち、16年10月にNetflix放送でスタートした待望の第３シーズン全６エピソードの１つ「拡張現実ゲーム」（16）にソーニャ役で再び出演した。現代社会と新しいテクノロジーの負の側面を掘り下げる同シリーズは、エピソードごとにキャスト、設定、現実性が異なる１話完結型のドラマである。
16年４月、HBO放送の大人気ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ　第六章：冬の狂風」（16）で、ドスラク族の未亡人オルネラ役を演じた。同年同月、英仏合作のＴＶ犯罪ドラマ「The Tunnel－サボタージュ」の第２シーズンでローザ・ペルソード役を演じた。
12年12月、アビ・モーガン企画／製作総指揮の数多くの賞を受賞したBBC2放送のシリーズ「THE HOUR　裏切りのニュース」の第２シーズン（12）でローザ・マリア・ラミレス役を演じ、ドミニク・ウェスト、ベン・ウィショーと共演。その後すぐに、BBC1放送の英アカデミー（BAFTA）賞受賞シリーズ「ハッピー・バレー」の第１シーズン（14）でジャスティン役を演じ、サラ・ランカシャー、ジェイムズ・ノートンと共演した。
このほか、主なＴＶ番組に、カーリー役を演じたチャンネル４のBAFTA賞受賞シリーズ「Misfits／ミスフィッツ－俺たちエスパー！」の１エピソード（11／企画：ハワード・オーバーマン）、「The Syndicate」の１エピソード（12）、「The Midnight Beast」の１エピソード（12）、ヤスミン・ブレイク役を演じたBBC1放送の高い評価を得たドラマ「ミステリー ｉｎ パラダイス」の１エピソード（14）、バイオレット役を演じたチャンネル４の画期的なシリーズ「Banana」と「Cucumber」（共に15／企画：ラッセル・Ｔ・デイビース）、ナーラブ役を演じたBBC放送のＴＶ映画「The Ark」（15）などがある。
セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマに在学中に、ITV放送の「ホワイトチャペル 終わりなき殺意」の第３シーズン（12）にロキシー役で出演し、ＴＶデビューを飾った。