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2022/06/14 山田涼介さん、寺田心さん、内野聖陽さん登壇!舞台挨拶付き完成披露先行上映イベント開催!

ついにシリーズのフィナーレを飾る『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』が6月24日(金)に公開となりますが、一足早く『最後の錬成』を鑑賞した観客の前に主人公エドワード・エルリック役の山田涼介さん、セリム・ブラッドレイ役の寺田心さん、ヴァン・ホーエンハイムと“お父様”の二役を演じた内野聖陽さんが大きな拍手に迎えられて登場!

山田さんは「僕は皆様より一足早く観させていただいたんですが、原作ファンの自分として、エド役の自分としても、内容を知っているのにウルっとしてしまった自分がいました。自分が映っている作品を観て初めての感覚だったので、それぐらい思い入れの強い作品だと思いましたし、撮影が終わったのが2年前で、2年という月日をかけて監督やスタッフさんが作ってくれた作品に感動したんだと思います」、寺田さんは「実は学校の友達と一緒に『復讐者スカー』を映画館に観に行ったのですが『最後の錬成』も友達と観に行きたいなと思います!自分が普段目にすることのないものを想像することが難しくて、映画の中で上手く表現されていてすごいなと思いました!」、“お父様”とホーエンハイムのみならずフラスコの中の小人など幾つもの役を演じ分けた内野さんは「2年前の撮影で日々グリーンバックの中で、ひたすら漫画と監督の絵コンテを見ていた頃が懐かしいです。まさかこんな凄まじい作品になるとは夢にも思わず、『最後の錬成』を観て度肝を抜かれています。親子の情愛のパートが皆さんにどのように受け止めていただけるかドキドキしていますし、大人が考えるべきテーマを持った漫画で、大事にしてきた作品です。どのように受け入れていただけるか不安でもあり、楽しみであります」と『最後の錬成』の出来栄えに自信をのぞかせ、観客の反応にドキドキしているとコメントを寄せました。

先月より公開中の『復讐者スカー』ですが、作品を観たファンから「感動してじわじわ泣けてきた。最後の錬成楽しみすぎて眠れません」、「原作ファンとして心から素晴らしかったと、胸を張って言えます」、「エドとホーエンハイムの親子シーン、二人とも原作から出てきた感じの再現!続きはもっと迫力だろうし、泣けるよな絶対!」といった声があがっていますが、山田さんは「やっぱり実写化するときに一番気にするのは原作ファンの方々の声でした。どのように受け入れてくれるのかは座長としても気になるところであったので、原作ファンの方が喜びの声を届けてくれるのは非常に感無量で嬉しいです」、寺田さんは「CGだったり、映像の迫力が劇場にいる方にものすごい臨場感を与えるので、そのようなご意見を頂けてセリムは嬉しいです!」、内野さんは「いよいよ最後の巨悪との戦いになるので観てくださった方もそうだと思いますが、すごくすっきり終われると思います。親子ともども戦って、悪の野心に打ち勝つというクライマックスを楽しみにしていただきたいです」とコメントを寄せています。

続いて一足先に『最後の錬成』をご覧になられた原作の荒川弘先生からコメントが。山田さんは荒川先生のコメントに「ハガレンの生みの親の先生にそういうお言葉をいただけるのが本当にありがたいですし、やらせていただいて良かったと思います」と感無量の表情を見せました。

また、『最後の錬成』ならではの魅力について話が及ぶと、内野さんは「最後の敵である“お父様”にエルリック兄弟が立ち上がり、父が加勢する最終局面の戦いは見どころたっぷりです。ここまでCGを使った映画は日本映画史上中々ないと思いますし、大スペクタクルなアクションが収められた戦いを十分に楽しんで欲しい」と本作をアピール。更に、兄弟が体を取り戻し、新たな旅に出るまでの伝説の最終話を描いている本作で、ラストカットを演じてみての感想について問われると山田さんは「監督がこだわったワンシーンで1回クランクアップした後に、陽の当たり方ひとつで見え方が違うから撮らせてくれと言われ、別日で撮り直して2回クランクアップしたんです。原作の最後のページも写真なのでそこにはこだわろってラストカットも撮っているので満足です」と原作ファンである山田さんも満足の出来栄えであったことを明かします。

そして、今回初共演となった山田さんについて問われると寺田さんは「山田さんに頭を掴まれるシーンがあったんですが、気迫がすごくてマネージャーさんのところに行って『やばい』と言っていました(笑)。カッコいいので見られるとダメで、ずっと恥ずかしくなってました…言葉では表せないんです」 、内野さんは「ファンの方もご存じかもしれませんが、ハガレンの世界を愛していて、第1作目からこの作品を良くしたいという信念を持ち、それを背中から共演者みんなに醸し出している感じがして立派だなと思って見ていました。中性的な魅力を持ってらっしゃるので、漫画ではエドははっちゃけているキャラクターですが山田君が演じると色気があって素敵だなという瞬間が多かったです」と振り返り、山田さんは2人のべた褒めっぷりに「恥ずかしい・・・(笑)」と赤面する一幕も。

今週末6/19は父の日。内野さんが演じるホーエンハイムと“お父様”はそれぞれ山田さんが演じるエドの父親であり、寺田さん演じるセリムなど7人のホムンクルスたちの生みの親ということで山田さんと寺田さんから内野さんに向けてサプライズで父の日のプレゼントが!山田さんからはエド、アル、ウィンリィ、ピナコら仲間たちの写真が飾られたコルクボード、寺田さんからは“お父様”の子どもたちであるホムンクルス達の写真が飾られたコルクボードが贈られ、内野さんは「共演者から父の日のプレゼントを貰うのは初めて!」と嬉しそうな表情を見せました。更に、コルクボードに内野さんへの感謝の手紙が用意されており、山田さんと寺田さんが読み上げると内野さんは「こんなに心のこもった手紙で嬉しいです!」と感激の様子でした。

最後に山田さんが「完成してお客さんに僕たちが育て上げた映画が届くということなので、正直もう僕から言うことはないのですが、ただ楽しんで欲しいという一言に尽きます。原作ファンの方も、原作を見たことないよという方も『鋼の錬金術師』実写版はエンターテインメント作品として素晴らしい作品になっているのではないかと思っていますので、全国の皆様にたくさんたくさん見ていただいてこの映画を愛していただきたいと思います。是非、今日観て頂いた方にはお力添えとして、ご家族や友人、恋人に『最後の錬成』面白かったと伝えて頂きたいです。『最後の錬成』を皆で育てていければと思います」とメッセージを贈り、会場は熱気に包まれた中、イベントは終了しました。

■荒川弘先生コメント全文

ジェットコースターに乗っているみたいでした!
感動するシーンが繋がっていて、全編見どころだらけでした。
オープニングも意外なところから始まって、面白いと思って見ていたら、そのまま二時間あっという間で楽しませていただきました。

山田君は見ている途中から山田涼介という名前がどっかに飛んで行ってしまうくらいエドでびっくりしました。
体のつくりから仕草すべてが、エドそのものでした。クライマックスのシーンは完璧の一言。
若かりしホーエンハイムの全部諦めているような表情や、若いお父様のムキムキ具合がエドとはまた違って、一人三役も素晴らしかったです。
内野さんはキーパーソンであるホーエンハイムとお父様を、一人二役で演じ切られていて、とにかくすごかったという言葉しか出てこないです!
寺田心君はセリム=プライドのクソガキっぷりがすごくよかったです!悪い心君も良いなと思いました。

アルが戻ってくるシーンは連載初期からどうしようかずっと考えていたので、実写で描かれているのを見て感無量でした。
ラストはいつあのセリフを言うのかニヤニヤしながら見ていました。気持ち良く終われて本当に良かったです!

■山田涼介さんから内野聖陽さんへのお手紙 全文

クソ親父へ

今回ご一緒させていただき、内野さんのお芝居へのアプローチの仕方を1番近くで見させていただいてとても勉強になりました。
内野さんが、遠慮気味な僕に、
もっとこい。もっとこい息子よ。と仰ってくださって
そこからエドとしてのギアがもう一段階強く入りました。

ホーエンハイムとエドの関係を創り上げるのは、絶対に難しいお芝居になるだろうなと、、撮影が入る前には不安もありましたが、内野さんが
優しく、強く、まるで本当の親子のように接してくださったおかげで、
凸凹な原作通りの親子を演じれたのではないか。と思っています。

ホーエンハイムが内野さんで沢山救っていただきました。共演させていただけて本当に幸せです。
ありがとうございました。
ホーエンハイムは内野さん以外考えられません。素敵なクソ親父でした。
この先もずっと芸能界の尊敬する父として慕わせてください。

またご一緒出来る日を楽しみにしています。

生意気な息子より。


■寺田心さんから内野聖陽さんへのお手紙 全文

内野のお父様へ

少しの間でしたが撮影でご一緒させて頂いて、とても嬉しかったです。
最初にホムンクルスの役と言われた時は人間ではない役をどう演じるんだろうと不安になりましたが
舘さんや本郷さんが演じるホムンクルスたちの長男として一生懸命演じました。
内野さんのように色々な役を演じられる俳優さんになれるように頑張りたいと思います。

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