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STORY

高校1年生のエリカ(二階堂ふみ)は“彼氏いない歴=年齢”なのに、恋愛経験豊富なクラスメイトの手塚(池田エライザ)やマリン(玉城ティナ)たちに見栄を張り、彼氏がいるふりをしている“オオカミ少女”。中学時代の親友、さんちゃん(門脇麦)が彼氏のふりをして電話をかけてきてくれるものの、本当に彼氏が存在しているのか、友人たちに疑われている。 困ったエリカは、街で盗撮したイケメンの写真を見せて自分の彼氏だと言い張り、その場をしのぐことに。ところがその彼が、同じ学校に通う学校イチのイケメン、佐田恭也(山﨑賢人)だと発覚! 事情を打ち明けると、彼氏のふりをしてくれるという優しい恭也に、エリカは「王子様みたい…!」と大感激。しかし実はドSな面を持つ“黒王子”が出した条件は、エリカが恭也に“絶対服従”することだった。その日から、恭也の指令に応えるパシリのような日々がスタートする。

「やっぱイチから躾が必要だな。」

「お前は犬で、俺はご主人様。」

「俺のこと考えて、日々悶々と過ごせ。」

 

翻弄されるエリカを見かねたさんちゃんから「本当の彼氏を作ったら?」というアドバイスを受けた頃、声をかけてきたのは、イケメンでプレイボーイの神谷(鈴木伸之)だった。恭也の目を盗んで行った楽しいデートの最後に、エリカが「実は恭也は私の彼氏じゃない」と告げると神谷の態度が一変する。神谷は恭也をライバル視しているだけだったのだ。エリカがショックを受けていると恭也が現れ、神谷を殴りつけてエリカを奪ってその場を立ち去る。その後も、ドSな俺様発言ばかりの恭也。けれども風邪気味なのに無理をして江ノ島でのデートに付き合ってくれたり、看病しに行くと少しは弱いところを見せ、感謝の言葉を口にしてくれたり……。エリカは“黒王子”の奥に見え隠れする優しさに気付き、本気で好きになったと告白する。恭也の親友、健(横浜流星)や恭也の姉、怜香(菜々緒)もエリカの気持ちを認めてエールを送るが、なかなか恭也は心を開かない。勇気を振り絞って、最後の告白をするエリカだが、恭也にひどい言葉で傷つけられてしまい、“オオカミ少女”をやめることを決意する。

そして、恭也と過ごすために自由時間のプランを練っていた神戸への研修旅行の日。マリンたちに本当のことを告げたエリカは、嘘をついていたことを責められ、ひとりぼっちになってしまう。そんな彼女に、一緒に研修旅行の委員をつとめるうち、エリカに惹かれていった日下部(吉沢亮)が声をかけてくれるが……。

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