旅立ちPilot
全世界で謎の“ブラックアウト”(大停電)が起こり、全ての電力が消滅する。現代社会を動かしていたエネルギーが消えたまま、人々はサバイバルを余儀なくされる。そして15年が経過。小さな村で父と弟ダニーと平和に暮らしていた少女チャーリーは、ブラックアウト後の世界を支配する軍閥に父を殺され、ダニーを誘拐される。ダニーの救出には元海軍の叔父マイルズの助けを借りろ、という父の最後の言葉を頼りに、チャーリーは父の友人アーロンと医者のマギーと共に、シカゴにいるマイルズのもとを訪ねる。
決意の引き金Chained Heat
ダニー救出にはある人物の助けが必要だと考えたマイルズは、ミリシアと戦う反乱軍の兵士であるノーラを捜しに行く。ノーラを連れて帰るまではマギーとアーロンと一緒に残るように言われたチャーリーだったが、隙を見てマイルズの後を追う。一方マギーを信用したアーロンは、ベンに託された秘密を彼女に打ち明ける。
絶体絶命"No Quarter"
ミリシアから逃れ、ノーラはマイルズとチャーリーを連れ反乱軍の基地へ戻るが、基地ではミリシアの罠にかかり仲間に多くの死傷者が出ていた。さらに基地をミリシアに包囲され、反乱軍とチャーリーたちはトンネルを掘って脱出を試みる。一方グレースの家を訪ねたアーロンとマギーは、グレースがコンピューターを作っていた形跡を見つける。そして、ミリシアに囚われたダニーは、ネヴィル将軍の部下の1人と対峙する。
母と子The Plague Dogs
チャーリーとノーラはミリシアに捕らえられていたマイルズを救出、アーロンとマギーに合流する。だが、彼らの行く手にはマイルズとチャーリーの後を追うネイトの姿があった。さらに、旅を続けるマイルズたちに予測不能の困難が待ち受ける。一方、ダニーを連行するミリシア軍一行を嵐が直撃、ダニーは混乱の隙を見て脱走を試みるが…。
爆弾列車Soul Train
チャーリーたちはついにネヴィルの隊に追いつくが、ダニーを乗せた蒸気機関車がモンロー共和国の首都であるフィラデルフィアに向けて出発しようとしていた。チャーリーとマイルズは列車に囚われているダニーを捜すが、その一方でノーラは反乱軍のメンバーと接触して列車を爆破しようとする。
悪徳の館Sex and Drugs
ノーラのケガが悪化してしまい、彼女に治療を受けさせるために一行は回り道してマイルズの古い知人の家を訪ねる。しかしすぐに、そこは彼らに対して友好的でない場所だと知らされるのであった。そしてアーロンはブラックアウト前後のつらい過去を思い出す。一方ネヴィル大尉はついにダニーをモンローの元へ送り届ける。
兵士工場The Children's Crusade
チャーリー達はミリシアに親を殺され、自分たちだけで暮らす子供たちと出会う。兄をミリシアにさらわれた少年に自分を重ね合わせたチャーリーは、少年の兄を救出するためミリシアの船に侵入する。一方モンローはレイチェルの昔の同僚を捜し出し、2人を引き合わせる。
悲しき裏切りTies That Bind
フィラデルフィアへ向かう途中ノーラはミリシアの人質に取られた妹のミアと遭遇する。ノーラは妹を助けるか、チャーリーとの約束を守るかの難しい選択を迫られる。マイルズとチャーリーたちはミリシアでもっとも非情と言われるストラウサーに追い詰められる。一方、モンロー将軍はネヴィル少佐に厳しい警告を与えていた。
葛藤と現実Kashmir
マイルズはチャーリーたちを率い、廃墟となった地下鉄のトンネルを使いモンローの隠れ家である独立記念館への侵入を試みる。しかしその途中で、トンネル内の酸素が少なくなり、彼らは幻覚に襲われ大きなピンチに立たされる。一方、モンローはレイチェルがペンダントを使って作る装置に、ある疑念を抱く。
断たれた絆Nobody's Fault But Mine
ダニーを救い出すために旅を続けてきたチャーリーたちだが、ついにマイルズとモンローが直接顔を合わせる時がやってくる。しかし、弟との再会を目前にしてチャーリーは衝撃の事実を知ることになる。そしてレイチェルはモンローの忍耐力を試していた。
変わらぬ愛The Stand
レイチェルが作った増幅器によって、ついに戦闘ヘリを動かすパワーを得たモンロー軍がチャーリーたちを襲う。上空からの襲撃を避け、マイルズ達はフィラデルフィアを抜け出そうとする。だが、モンロー軍は次々と反乱軍基地を攻撃し始めていた。一方、モンローにパワーを与えてしまった事に自責の念を抱えるレイチェルは、反乱軍に協力することで罪を償おうとするが、結果、またしてもチャーリーとダニーのもとを離れることになる。
偽りの人生GHOSTS
ダニーの犠牲によってチャーリーたちの命は救われるが、皆彼の死にうちひしがれる。だが、悲しみに暮れるのもつかの間、チャーリーたち前に進んでいくしかなかった。モンローを倒すには戦力を増強が必要と考えたマイルズは、ノーラを連れてかつての仲間であるジム・ハドソンを捜しに行く。一方、ダニーの死によって心を閉ざしたチャーリーと気持ちを通わせようとするレイチェルに、かつての冷徹な上司で、モンローの協力者となったランドール・フリンの魔の手が迫っていた…
正義の選択THE SONG REMAINS THE SAME
モンローに忠誠心を疑われたネヴィルは、最後のチャンスとして極秘任務を言い渡される。だが任務へ向かう途中に反乱軍の攻撃を受けたネヴィルは、マイルズたちに捕えられてしまう。ネヴィルが近くにある元セメント工場に向かっていた事を突き止めたマイルズたちは工場へ向かうが、そこで彼らは恐ろしい事実を突き止める。
レイチェルはアーロンにブラックアウトが起きた原因を打ち明ける。そし失われた電力を戻すために、“タワー”と呼ばれる場所へ向かう決意をする。
幸運のナイフThe Night the Lights Went Out in Georgia
モンローが核爆弾を使用するつもりだと知ったマイルズたちは、モンロー軍を追ってジョージア連合へと向かう。核爆弾のありかを捜すマイルズは、モンロー軍でのかつての弟子アレックと対峙することになる。“タワー”を目指すレイチャルとアーロンは、レイチェルの友人で電力を戻すための重要な鍵を握る人物、ジェーン・ウォーレン博士を訪ねる。一方、ネヴィルが逃亡し、ジェイソンが反乱軍に寝返ったことを知ったモンローは疑心暗鬼になっていた。
帰郷HOME
ジョージア連合の大統領からの申し入れを受け、ジョージア連合軍を率いるマイルズはモンロー軍に反撃を開始する。反撃を受けたモンローは自分とマイルズの故郷である街を占拠、マイルズが降伏しない限り住人を一人残らず殺すという宣言。さらに、かつてマイルズと自分がともに愛した女性エマを人質にとったモンローは、彼女を最初に殺すと脅し、マイルズをおびき出す。レイチェルと西へと旅を続けるアーロンは、立ち寄った街で意外な人物と再会することになる。
船上の反乱THE LOVE BOAT
共にジョージア連合軍で指揮をとることになったマイルズとネヴィルは、お互いに懐疑心を抱きながらも協力関係を結ぶことになる。マイルズ、チャーリー、ノラの3人はモンローのために炭疽菌兵器を開発しているステファン・キャンプ博士を救出するため、ボートでモンロー共和国に侵入するという大胆な作戦にでる。一方食糧が底をつき空腹のあまりに地元の部族から食料を盗んだレイチェルとアーロンだったが、ばれてしまい追手に捕まってしまう。
長い一日The Longest Day
モンローが無人機による空爆を行い反乱軍とジョージア軍は甚大な被害を受ける。 ノーラは無事だったが、ジェイソンは瀕死の重傷を受け、チャーリーは瓦礫に埋もれてしまう。暗殺未遂にあったモンローは人間不信に拍車がかかり、右腕だったジェレミー・ベイカーを暗殺の黒幕と決めつけ排除してしまう。タワーへ向かうも足を負傷し身動きがとれないレイチェルはダニーに埋め込まれていたカプセルを使い、“奇跡”を起こそうとするが…
荒野の殺人Clue
モンローに囚われたノーラは何日にも渡って拷問を受け、ついにマイルズ達の居場所とレイチェルが“タワー”に向かっていることを喋ってしまう。サンボーンによって救出されたノーラからモンローがレイチェルを追ってタワーに向かっている事を知ったマイルズたちは、レイチェルを救うためヘリコプターでタワーへと出発する。ところが、給油のために立ち寄った旧軍基地で仲間が惨殺され、マイルズは仲間の中に犯人がいるのではないかと疑う。
汚れた手Children of Men
レイチェルのモンローを殺す計画は、失敗に終わる。そしてランドールでは開かなかったタワーの扉がレイチェルによってついに開く。ランドールは米軍の最重要施設であるタワーではブラックアウトの影響もなく、ありとあらゆる事が可能だと明かす。タワーの全てを掌握するには、地下12階へ向かう必要があるというランドールの言葉に従いモンローたちは地下へと向かうが、突然何者かの襲撃を受ける。一方アーロンと再会したマイルズたちは、レイチェルを追ってタワーへの侵入を試みるが、タワーの入口でミリシアと交戦になりネヴィルとジェイソンがタワーの外に置き去りになってしまう。そして、タワー内でマイルズとモンローは再び対決することになる。
旅路の果てThe Dark Tower
再び対峙したマイルズとモンローだったが、ふたりの間にはいまだに消えがたい友情があった。 タワーでかつての同僚であるダンとグレースに再会したレイチェルは、電力を戻すよう説得を試みるが、ダンは電力を回復させようとするものは、それが誰であっても殺すと言い放つ。一方、モンロー軍を乗っ取ったネヴィルは電力を回復するのを阻止するためにタワー侵入。12階を目指すチャーリーたちの前に立ちはだかる。