見ず知らずのひととでも、どこか世界とつながりたい。21世紀の若者たちの希求を、これほど切実に浮き彫りにした映画をわたしは知らない。死に向き合うほどに生が見えてくる。これは、とても生き生きとした青春映画だ。
見ず知らずのひととでも、どこか世界とつながりたい。21世紀の若者たちの希求を、これほど切実に浮き彫りにした映画をわたしは知らない。死に向き合うほどに生が見えてくる。これは、とても生き生きとした青春映画だ。
前情報何も入れずにみたので、
伏線が沢山転がっていてこの先、
サスペンスなのかホラーなのか
ドキドキハラハラでした!
伏線回収が「なるほど~」とすっきり!
謎解きの様なワクワクもありました!
見た後話したくなるそんな映画でした!
まるで自分も脱出ゲームの中にいるような感覚で、見ている途中も頭をフル回転!
全て分かった上でもう一度見たい映画でした。
ポロッポロッと現れ、明らかになる真実にその都度小さく驚きつつ、ノセられた。喰うか喰われるかの攻防を繰り広げ、“錚々たる”という冠が相応しい実力派若手&ほぼ初見に近い半数も含め、日本映画界の未来を明るくする!
タイトルにある強い言葉に衝撃を受け、原作から触れていた作品でした。
それぞれの真実が明らかになったとき、誰もがきっと「みんなの続きが聞きたい」と思うはず。
二度観たくなる、観てほしい映画です。
集団自殺を密室群像劇に落とし込んだ映画は、当事者たちしか知り得ない絶望の時間を想像しながら、挫けそうな日本の若者たちに大声で呼びかけている。他者と関わることがいかに大切かを。
21世紀の日本に『ブレックファスト・クラブ』のスピリットが甦った! ミステリアスなドラマに引き込まれつつも、他者とのつながりが必要な若者たちの切実な心情が胸に迫る。若い世代にこそ見て欲しい。
「テンポのよいリアルタイムな伏線の回収」が本作の見所だ。
ひとときも目を離せない展開が、観客を自ずと物語に没入させていく。
展開に次ぐ展開、緊張と緩和、まさしく「謎解き」の醍醐味を感じた。
死を考え、死を思い描き、
死を望む事は[逃げる]事じゃない。12人のうちの誰かは自分かもしれない子供、だったかもしれない大人。
12人を生んでしまうかもしれない無自覚な子供も大人も、見たら良い。
ダイバーシティを重視する社会であるがゆえ、本作で描かれる<生>や<死>に対する価値観も十二人それぞれ。その多角的な視点は十二本の矢となって、現代社会が抱える問題点のド真ん中を次々に射抜いてゆく。
話が進めば進むほど奇妙に深まっていく13番目の死体の謎が、
映画に仕掛けられた数々の伏線をつなげることで紐解かれていくさまはまさに謎解きで、圧巻でした。
誰が何のために?と考えながら、ぜひ多くの人に楽しんで観てほしいです。
12人の若手俳優の演技がとにかく凄すぎる!特にカメラ5台による40分の長回しには息を呑んでしまいました。騙し騙されの繰り返しで、結末を知った上で最初からもう一度観たいと思った作品です。
冒頭の1人1人が登場するシーンで鳥肌立ちまくりでそこから始まるハイレベルな推理戦。
この次何が起こるんだ何が始まるんだ、とドキドキが止まらなかったです。
今を生きる若い世代の『死』の捉え方がよく分かる作品でした。
相田冬二
秋山ゆずき
宇佐卓真
折田千鶴子
梶裕貴
清藤秀人
相馬学
NAZO×NAZO劇団
林原めぐみ
松崎健夫
松丸亮吾
桃月なしこ
ゆうたろう
※五十音順・敬称略