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16.1912年
1912

- 今ミスティック・フォールズで起きている殺人が、1世紀前に頻繁に起こった犯罪に似ていることを、デイモンが思い出す。1912年にフラッシュバック。デイモンが、存続するためのまったく新しい方法を彼に教えた美しいヴァンパイア、セージのことを思い出している。フォーブス保安官は、自分の捜査にかかわらないようにデイモンに警告するが、デイモンは、保安官が間違った容疑者を追いかけていると確信する。エレナとマットは自分たちで証拠を探し、ドクター・フェルが殺人犯であることを証明しようとする。さらに、エレナは自分の人生が新しい道に進み始めたことに気づき、デイモンはステファンに気持ちを告白する。そしてレベッカは、自分だけが知る理由から、町で一番古い建物が建つ場所に興味を抱く。
- 脚本:ジュリー・プレック/エリザベス・R・フィンチ
監督:ジョン・バーリング
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17.もう一人の自分
BREAK ON THROUGH

- 初めての出会いから1世紀が過ぎ、デイモンとセージは、ウィッカリー橋の復旧を開始する式典で再会する。デイモンは、セージが戻ってきた理由を聞いて驚くが、セージは彼を助けるために、レベッカの企みを突き止める意外な方法を考え出す。アビーは、ボニーとキャロラインの手助けにもかかわらず、自分の新しい現実になじめずにいる。ステファンの新しい葛藤についてデイモンから話を聞いたエレナは、ステファンが人間性を取り戻す手助けになるかもしれないという希望を抱いて、友人を危険から救い出すために協力してほしいとステファンに申し出る。デイモンは新しい秘密兵器を発見し、ステファンにその情報を打ち明ける。
- 脚本:レベッカ・ソネンシャイン
監督:ランス・アンダーソン
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18.ヴァンパイアの血筋
THE MURDER OF ONE

- デイモンとステファンは、クラウスを打倒するための新しい作戦に集中し、すぐにその計画を、エレナ、キャロライン、マットに打ち明ける。クラウスはボニーに近しい人間を脅し、強制的に彼が必要とする魔法をボニーに使わせようとする。一方クラウスとレベッカはフィンの協力を取り付けるための完ぺきな弱みを見つけ出すが、レベッカはそれよりも、デイモンへの残忍な復讐計画のほうに関心があった。一方、心の動揺に苦しむステファンは、クラウスとの危険な対決に導かれ、そののちエレナとの悲痛な瞬間を迎えてしまう。
- 脚本:キャロライン・ドライズ
監督:J・ミラー・トビン
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19.心の闇
HEART OF DARKNESS

- エレナとデイモンは、デンバーにいるジェレミーの安全を確かめるため、そしてジェレミーの特殊な能力が、古代のヴァンパイアの血筋についてふたりに必要な情報をもたらす手助けになるかどうかを判断するため、デンバーに向って出発する。だがジェレミーが悪い人間たちとつるんでいることを知るのに、長い時間はかからなかった。ステファンとクラウスはともに、行方がわからなくなっている武器を探すため、残虐な手段に出る。町に戻ってきたタイラーに、キャロラインは胸をときめかすが、タイラーはすぐに、キャロラインとクラウスの間に何かが起こっていることを感じ取る。マットは、学校でもうすぐ催される1920年代のダンスパーティの準備にレベッカ(ゲスト出演:クレア・ホルト)を没頭させようとして手を焼いていた。
- 脚本:ブライアン・ヤング、エバン・ブリーワイス
監督:クリス・グリスマー
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20.究極の武器、究極のハンター
DO NOT GO GENTLE

- アラリックは思いがけない協力者を見つけるが、それが彼を危険な道に導いていく。学校で催されるダンスパーティに、キャロラインの提案から、エレナはステファンにデートを申し込む。ダンスに現れたタイラーを見て驚き、有頂天になるキャロラインだが、ふたりの間にクラウスが割って入る。デイモンとステファンが、ジェレミーと、特にボニーの呪いを解くためには、マットの助けが必要であることに気づいたとき、ダンスパーティは最悪な展開を迎えてしまう。そしてそれは全員に大きな衝撃をもたらそうとしていた。
- 脚本:マイケル・ナルドゥッチ
監督:ジョシュ・バトラー